テラーノベル
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短編集以外でも投稿しようかなと思いまして。内容は短編集と何ら変わりない駄作です😿💧
irxsとして活動していない世界線です!!
一体、多様性の時代だからと言い出したのはどこのどいつだ。世間からの目はなにも変わらないじゃないか。差別だらけの言葉が俺達を突き刺してくる。別に世間に見せつけてるわけじゃないのに、バレたら軽蔑の言葉って、理不尽にもほどがある。
「なーいくん!今日お出かけできる?」
「お、いいじゃん!どこ行く?」
願わくば人目を気にせずにイチャイチャできる時間が欲しい。そこら辺の男女カップルと同じような風に接してもらえるようになりたい。
「ないくん、?」
「…ぁ、どうしたの?」
「…ううん、なんもないよ」
あれこれ考えていたせいでりうらに余計な心配をかけさせてしまった。せっかくのりうらとの息抜きの時間だ、心の中だったとしてもいろんなことに対してケチつけるのはやめよう。幸せに過ごしたいしな。
今日は久しぶりに公園でピクニックデートみたいなのどかな自然に触れるお出かけにすることにした。りうらは相変わらずのファッションセンスを輝かせていて、周りの目を引き寄せている。
…全く、りうらは俺のものなのにジロジロと、失礼しちゃうね…
「りうら、美味しい?」
「うん、久しぶりにないくんが作ってくれて嬉しい」
「って言ってもサンドイッチっていう簡単なものだけどね…」
苦笑混じりでそう返すと、りうらは幸せそうにまたサンドイッチを頬張った。その横顔を吸い込まれるようにみつめているとりうらは少しだけ恥ずかしそうに顔を赤く染めて、こちらを見つめ返してくる。…その顔が可愛くて外なのにもかかわらずキスしそうになった、危ない危ない。
「…ん!ごちそうさま!」
「次はどこ行く?」
「スポッチャ行って体動かそ!」
「……りょーかい」
スポッチャについてりうらがあれやりたい、これやりたいと案を出してくれる。俺はなんでもいいなんてそんな放棄するような人でもないので、りうらが出してくれた案の中からりうらがやりたそうなのを読み取ってそれをやりたいと告げる。…今回の反応的にサッカーかな。
案の定、サッカーをやりたいって言ったら目をキラキラと輝かせていいよ!と答えてくれた。わかりやすくて可愛いやつだな全く…
サッカーコートのところにつくと、りうらはすぐにボールを取り出し、こちらへ持ってきてくれる。そのまま俺の背中を押してゴール前に立たされる。
「ないくんゴールキーパーね!りうらのボール止めてみて!」
そう言われてふんっ!と鼻を鳴らすりうら。そんな様子が可愛くて、それと同時に少しだけ悲しそうな顔をさせたい自分が顔を出していて…。なんだか少しだけ勝ちたくて燃えちゃった。
結果、俺はスポーツとか得意でもないので結局負けてしまう結果にはなってしまったが、それでもりうらは嬉しそうに俺のもとに駆け寄って抱きしめてくるからこれもこれでありか…って感じ。…少しだけ周りの目が痛いけどね。
「負けちゃって悔しいなぁ…」
「りうら、サッカーもちょっとだけやってたからね!」
「すごいすごい…」
そう言って頭を撫でてあげると嬉しそうに顔を蕩けている。…あぁ、可愛いなもう。畜生…!!今すぐにでもキスしてやりてぇよクソが。
「ねぇねぇ、ないくん。りうら、次はバスケやりたい!」
「お?元バスケ部の俺にまた勝負?」
「いいよ、勝負やろ!りうらの方が多分上手いと思うけどね」
そう言ってバスケコートの方へりうらは足を運ばせる。…まぁ、確かにりうらの方が俺より上手いのは可能性がある。そもそも俺は友達に連れられてバスケ部に入ったわけだし、ぶっちゃけ生徒会の仕事ばっかしてて部活活動なんてサボってばかりだった。
そんな俺と比べたらりうらはスポーツ全般、基本できるからバスケだってちょちょいのちょいって感じでこなせちゃいそう。
「また負けた…っ!!」
「へへん、りうらのほうが運動神経いいもんね〜っ」
「…俺はちょっと運動したほうがいいかもしれないな…」
「今度、一緒に運動しに行こ?」
なんてそんな会話をしているとき、周りからヒソヒソと間違いなくこちらへ呟かれるのが俺の耳には入る。
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「…あれ、って男同士で付き合ってるのかな?距離感が友達同士とは思えない…!」
「え、マジ?気持ち悪ぃー!男同士で付き合ってなにが楽しいんだよきっしょ笑」
「お前言い過ぎな〜?でもまぁ、賛成だわ。男同士で付き合うのってなにが楽しいんだか俺にはよくわかんねぇ。」
「俺ら、男からもそう思われるのにな。同じ男とは思えんわ、本当。」
「そんなことしてねぇで、女と付き合って子を産めよ。少子高齢化解決に営めってな!」
その他、色々同じ人達からのつぶやきが耳に入る。…いや、敢えて耳に入るような声の大きさで話しているのかもしれない。性格の悪い奴らだ。
俺のことだけを言っているのであればいい。俺だけの状態で俺に向けて言うのであればなんだっていい。…でも今、俺の隣にはりうらがいる。りうらの耳に入っては欲しくない。
「…っ」
嗚呼、まずい。りうらの表情が曇っている。きっとりうらの耳にもあのクソみたいな愚痴が聞こえてしまったらしい。きっとあの人達が言っていることは正しいのかもしれない。世間的から見れば賛同されるのはきっとあちら側の意見かもしれない。
それでも好きになってしまったんだからしょうがないじゃないか。
「りうら、帰ろうか」
「…う、ん…」
家に帰って、すぐにりうらを抱きしめてすぐに唇を触れ合わせる。
「んっ…、な、に…?」
黙ってずっと口付けをする。なにも聞こえてないように、全てを忘れるように、ずっとずっと長くて深くて甘いキスをする。そうでもしないと俺もりうらも気が狂いそうになる。たった1言のせいで、俺もりうらも壊れてしまいそうになるなんてバカらしい。
「…な、ぃくん…! はな、して…っ」
りうらにそう言われてようやく唇は離す。それでもりうらからは離れたくなくて、ぎゅうっと強く抱きしめる。どこにも行かないように、俺の元から離れていかないように、りうらを捕らえるように抱きしめる。でもりうらは抱きしめ返してくれなくて、ただ力が抜けたように腕をだらんとさせていた。
「もうっ! どうしたの?」
「…りうらが辛そうなお顔してたから。」
「…別、に…なんもないよ」
嘘つき。ほっぺたをむにーと摘んでやると、痛いって拗ねてしまった。…本当、全部が可愛いんだよコイツは。
「りうらも聞こえちゃってた?」
「…ないくん、にも…?」
「うん、ばっちりと。」
「そっ…か…」
思い出してしまったのか辛そうに微笑む。なんでりうらにこんな顔をさせなきゃいけないんだ。俺と付き合っていることによって、こんな顔になるなんて可哀想でしょうがない。
「大丈夫、気にしないで。」
「…りうら達変なのかな」
「変じゃない。だって普通に恋してるだけじゃん」
「普通?…ううん、りうら達は普通じゃないよ…変で気持ち悪いカップルだよ、俺達は」
そう言われて胸がちくりと痛む。嗚呼、もう本当になんでりうらにこんな辛そうな顔に声をさせなければいけないんだ。これは俺のせいか?俺のせいなのか?そんなことより俺はりうらを笑顔にさせたい。別にこんなくだらない話続けるだけ無駄だ。お互いが気まずくなるだけ。
「りうら、俺達は普通の恋をしてるんだよ。」
「好きになった相手が男だっただけ、別に子を生むために恋愛をしているわけではない。世間みんな、自分の欲に素直になった結果その相手と結ばれているだけだ。」
「俺達はそれがただ、男同士だっただけ。想いが通じ合ってることには変わりないよ。」
そうりうらに告げると、りうらの強張っていた顔が少しだけ和らぐ。
「…それともりうらは俺のこと、嫌いになっちゃった?」
「…っ! そんなことない!!俺は、ずっとないくんのこと好きだよ」
「そっか、ならよかった」
そう言って抱きしめると今度はりうらもしっかりと抱きしめ返してくれた。
end
コメント
1件
赤組を馬鹿にしたぽまえら(モブ)ふざけんなぶち転がすぞ((??