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コメント
2件
はい、大好きです。待ってました。あの、..まじで好きです。
⚠💛さんが不眠症設定の🩷💛
恋愛感情はないです
💛さん視点
4話完結になる予定です
今日は珍しく二人での収録があり、楽屋にも二人っきり。
いつもだったら雑談でもしてるところだが、今日の勇人は無駄に部屋をうろうろして俺の様子を窺ってる。
俺に話しかけるタイミングを見計らってる、みたいな感じ。
まぁ、予想は何となくついている。マネージャーから聞いたんだろうな、
とか考えてたら小さく ゥシ、と覚悟を決めたような声を出し勇人が近づいてくる。
「仁人、あのさ」
「ん?」
視線は手元のスマートフォンに向けたまま返事をする。
「マネージャーから聞いたんだけど、さ、お前…
不眠症、なの?しかも、症状で始めたの4か月くらい前って、」
「そうだけど。」
「そうだけどって、 なんで俺らに黙ってたの…?」
「いや、勇人たちに言ったところででしょ。マネージャーには一応伝えておいたってだけ。大丈夫、仕事はちゃんとやるし。迷惑かけないから。」
「そういうことじゃねぇって…心配なんだよ。仁人が」
「いやだから大丈夫だって、ほら元気そうだろ?変わんねぇって。」
勇人に顔を向けて何とでもないような顔をする。
嘘、正直元気とは言い難い。でも今に始まったことじゃないし、こんなことで休んでたら勇人に、みんなに迷惑かけるってわか
ってるから。俺が耐えればいい、慣れればいい。
じっと俺の顔を見つめながら勇人がさらに俺に近づいてくる。
近いし、見すぎ
と思ったら急に手首をつかんでくる
なに、こわい
「んー、いや、元気はさすがに嘘だろ。 隈若干濃くなってる気がする、声も最近元気ないし、後、一番わかりやすいのこれ。瘦せただろ仁人。腕が前よりちょっとだけ細い。」
「…」
いやこっっっっっわ 怖えよ、やべぇよこいつ。 ずっと一緒にやってきたからわかりますってか?
勇人の見透かすような視線が怖くなり、思わず腕を振り払って目を逸らす。
「や、べつにいい、よ、薬あるし。寝れてる寝れてる。てか、お前次も一人で収録あるよな?俺にかまってたら遅れるぞ。」
これ以上追及されたらまずいような気がして、話を逸らそうとした。
「俺は今、収録より仁人のほうが大事。なぁやっぱ無理してるよな?仁人」
もうやめてくれ、はやと、ほっといてくれ。
「ぁ゛~もう、だからさぁ、いいっていってんだろ。 ただでも忙しい佐野勇人様に病人のお世話とか頼めませーん」
あぁまたこうやって、ほんとの気持ちを隠したくてつい強い言い方になってしまう
そういや、舜太にもこの前嫌な言い方しちゃったな。
「んだよその言い方。仁人さ、やっぱ最近当たりキツイぞ俺らに。活動だって忙しくなってきたんだしさぁ、薬なしで寝れた方がいいんじゃない? 協力するから一緒に方法探そうぜ」
あぁ、イライラする。
分かってるフリすんなよ。
「……ねぇだろ」
「なに?じん
「お前にはわかんねーだろ…!」
「…は?」
「無理、だったんだよ。いろんな方法試してさ、いい寝具とかいいパジャマとか買ったしできそうなことは全部やったよ。それでもダメだった。もう諦めてんの。俺だって、薬使って寝たくなんかねーよ。二人で方法探したとこでどーにもなんないから。可哀想とか、思ってんだろ?おれのこと。同情とかいらねえよ、お前はお前の仕事に集中しろ。」
一つ本音が漏れだしたら堰を切るように言葉が溢れ出てしまった。
あぁ何してんだろ俺、勇人に当たったってどうにもならないのに。こいつはただ俺のこと心配してくれただけなのに。
ごめんな勇人。こんなリーダーで、頼りないよな。
あ、まずい
ちょっと泣きそ。
しばらくの沈黙の後勇人は口を開いた。
「じんと」
そのあと何か考えるようなそぶりを見せたかと思えば
「今日、仁人ん家行くから」
とだけ言い残して次の収録に向かってしまった
「…っはあ゛~」
勇人が楽屋を出た後一人、大きなため息をつく。
やっちまった…隠してた気持ち、全部言ってしまった。
「さいあく…」
てか
なに家って、説教でもされんのかよ俺、
うだうだと勇人の言葉の真意を考えながら荷物をまとめて、ちょっと、いやかなり憂鬱な気持ちで帰路についた。
読んでくださりありがとうございます。つづき(二話)だいぶ先になっちゃうかなぁ…
コメント、リクエスト大歓迎ですよ…♡