この作品はいかがでしたか?
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「あなたは世界一のアホです!」
「へ…?」
「はい…そうですが…?」
「…。」
「で、ではさようなら〜!」と、俺の言葉を流すようにそいつは言う。
…これは少し前の話。
というのは今、謎の家にいる。
金髪で制服姿の少女が床に横たわり、紫色の艷やかな髪の少女が椅子に掛けて寝ており、赤髪の少年がソファで寝ている。そしてフローリングのド真ん中に突っ立ってる俺。
正直言わせてもらうと、
うん。正直な感想。この状況が分かる人がいたらもうそれは天才だ。この状況分かる人、おめでとう。
…というのは置いておこう。
まずこの人たちは誰なのか。思考を巡らすだけでは分からない。だって「世界一のアホ」なんだろ?
何かヒントがあると思い、俺は金髪の少女のポケットの中を確かめ………ようとしたが、今はこれもセクハラになるんじゃないかと思い手を止める。
人の価値観によってセクハラの基準は変わる…と俺は思う。というか今思った。
俺はどうすることもできず、フローリングに大の字で横になる。
何も考えられない。なんだか意識も朦朧としてきた。
俺はなんとなく呟く。
「1+1=?……なんだっけ…(笑)?」
「え?」
俺は声がする方に目線を移す。
声の主…それは____
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