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🐣「っ、ごめん···」
離れる
🐣「僕···今は1人になりたい、」
🐰『···』
🐰『俺はそんなに諦めの悪い男じゃないよ。』
🐣「え、···??」
🐰『とりあえず俺ん家来て、話はそれから。』
腕を掴まれ引っ張れる
🐣「ちょ、っ···!」
必死に抵抗するが
僕より何倍もある体には勝てなかった
家にて
🐣「···、」
結局来てしまった···
ほんと頑固な所は変わってないや。
🐰『あ、ジミナお風呂入っちゃって、』
🐣「!、変態···」
🐰『はぁ?勘違いすんな、』
服を押し付けられ
そのままお風呂に連行
🐣「···(・̆ ・̆」
🐰『なんで、不貞腐れてんのㅋ。』
グカの袖掴み
🐣「一緒がいい···」
精一杯の上目遣いをした
🐰『!?!?!?』
はぁ、僕ってけっこうやばいな。
グカの事諦めたはずなのに。
こうやって可愛く思われたくて頑張ってて
ほんとくだらない。
🐣「···ごめ_」
🐰『いいよ。』
🐣「え?」
🐰『だから一緒に入っていいよって、』
🐣「···変態」
🐰『は!?ジミナから誘ったんじゃん!』
お風呂Time終わり
🐰『濡れたままだと風邪ひくよ』
と頭を暖かい何かがなでる
それがグカの手だと気付くのにそこまで
時間は掛からなかった。
🐣「···乾かしてよ」
🐰『はぁ、わがまますぎ。』
と言いつつドライヤーを持って
乾かしてくれる
しばらくして
🐰『それで?ジミナ何があったの』
と向かいあわせのソファに座り
缶ビールを差し出してきた
そして単刀直入に聞いてきた
🐣「ん、ありがとう。···ん~引かないでね??」
🐰『うん。』
グビっと飲み干してから
🐣「ん”···少し前からお付き合していた人が居たんだけど、」
🐣「その、···浮気してたんだよ。」
🐰『!』
🐣「···所詮女の人が良かったみたい。ㅎ」
ぼく今上手く笑えてるかな??
でも、確かにわかるのは僕は泣いてる
ポツポツ、
スボンに涙の染みが出来る。
🐰『···男の人なの??付き合ってなのは』
🐣「そうだよ、っ」
🐰『そっか、···話してくれてありがと』
と優しく頭を撫でてくれた
ほんとこういうところずるい。
戻れなくなっちゃうじゃん
もうお前しか考えられなくなっちゃうじゃん
🐣「···もう何回目だろ、」
🐣「こんな形で終わるのは···」
気づいた時にはそう呟いていた
もう心に閉ざしておくのは無理みたい。
🐣「辛いっ···」
🐰『大丈夫大丈夫。』
僕より何倍もある優しくてかっこいい体に
抱き着かれた
···
“大丈夫だよ、ジミナ。僕がそばに居るから!”
お前はいつだって僕を助けてくれる
どんなことがあっても。必ず、
🐣「···お前はいつだって僕を助けてくれるねっ。ㅎ」
胸に顔を押し付けて
ズビッと鼻を啜る
🐰『当たり前でしょ。』
🐰『だって、俺は_』
──お前のスーパーヒーローだから。──
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ここまで読んでいただきありがとうございます😢
これにて僕の”スーパーヒーロー”は終わりです!
それでは!また次回のお話で!
ばいひなー!