TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
シェアするシェアする
報告する

あれから1年。

私は2年生で、後輩ができた。

先輩たちは3年生で、みんなかっこよくなった。

狗巻先輩なんか特に。元からかっこよかったのに、センター分けになって私の好みどストライクで、狗巻先輩見ると顔が赤くなってしまう。

恵もすっごくかっこよくなった。

前よりよく笑うようになったから、ドキドキしてしまうし。


今日は1年生が任務で)いないから、ここにいるのは2、3年の人ばかり。


「るじゅー!」

「昆布ー」

(おいでー)

「先輩も…みんなも、集まってどうしたの?」

「やー、最近るじゅの顔みてねぇだろ?」

そう。私は2年生で特級呪術師だから、任務も多く来る。

だから、今日は唯一の休みなのだ!

「久しぶりに話そうぜ!」

ゆうじくんとは同じ学年なのに懐かしく感じるぐらいあっていなかった。

「るじゅ〜っ!」

ギュッとハグしてくれるのばらちゃんに

「久しぶりだな」

少し微笑みながらこっちを見てくる恵。

そして先輩達。

このメンバー懐かしいなぁ。


みんなで共同スペースで雑談をする。

「いやー、今だから言うけどさ」

ゆうじくんが口を開く。

「俺、るじゅに一目惚れしたんだよな」

「…へっ?」

ヒトメボレ?ヒトメボレッて、一目惚れ?

「ほぉーん」

とにやにやする真希先輩。

「そんなの私だって!」

っとムキになって言い返すのばらちゃん。

「俺も大切にしたいって一目見て思ったな」

とサラリとすごいことを言った恵。

「るじゅの取り合いか〜?」

とか言ってはやし立てるパンダ先輩。

「おかぁかぁー!」

と何故かプンプン怒っている狗巻先輩。


やっぱり私、

「…私も、みんなが大好き」

にっこり笑ってみんなに言う。

その瞬間みんなの顔がボンッと音を立てるくらい早く赤くなった。

中にはソファに倒れ込む人もいた。

「のばらとゆうじと棘が倒れたぞー」

「ほっとけ」

この日常が私の宝物。

loading

この作品はいかがでしたか?

3

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚