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若井side
h「そんな優しくしてくれるフォーク、いないと思ってた 」
m「俺意外と紳士的でしょ?」
h「まぁね」
m「でも、ほんとにギリギリだった、」
m「ごめん、怖い思いさせたね」
h「…もときのせぃじゃない、」
そう言いながら元貴の腕に包帯を巻く
俺がちゃんと薬を飲まなかったから起こった
今は薬も飲んで、やっと匂いが治まっているらしい
h「元貴って、ケーキ食べたことある?」
m「食べ物の方は何回もあるけど、ケーキの人は食べたことないよ」
m「フォークだけど、食べちゃダメっていう衝動が勝ってくれるから」
だから俺のことも噛まなかったのか、と感心した
m「…ね若井」
m「若井の事噛まないし、食べないから」
m「めっっちゃちゅーしたり舐めたりしていい?」
前言撤回
h「きっっしょ、」
m「さいっっあく」
h「ごめんごめん…」
h「…んー…」
h「いいよ、って言ったら…どうする?」
そう言うと元貴が目をきらきらさせる
m「…いただきますッ」
h「…///」
ほんとに食べられちゃいそ…
h「んぅッ…ぁッ…//」
m「…ねぇ」
m「首筋舐めてるだけなのにセックスしてるみたいな声出すのやめてくんない?」
m「こっちまではずいんだけど…」
h「う…うるさぃ…//」
m「てか、このお腹の歯型?何?」
h「高二の時の痕…」
m「痛くないの?」
h「たまにキリキリするかな、」
m「…いらいらする」
h「…嫉妬?」
m「…そーかもね」
h「ん…くくッ笑///」
m「今度は何?笑」
h「鼻息耳にかかってくすぐったいんだよ笑」
m「…このまま本番行けるくね?」
h「…おまぇ何言っちゃってんの…///」
m「いや?」
h「…いやじゃなぃ」
h「ん”ッ♡ぁうッ////」
m「バックだと顔見えないけど_
(( ぺろっ
h「ひぅあッ!♡///」
m「首すぐに舐めれるのもいいとこだね♪」
m「あまぃ♡」
h「きゅにッ…うなじ…らめんなって…ッ」
m「呂律回ってないじゃん、かわいっ」
h「…もぉき、」
m「ん〜?」
h「もぉきも、いつか俺のこと食べちゃうの…?///」
m「…物理的には食べないけど別の意味では食べるかな」
h「ひえぇ…」
m「あぁだからそういう事じゃなくて、えっと…あ”ーっもう!!」
…そっかぁ、
h「れも…どっちの意味でもおれ、元貴になら…食べられてもいいかなぁ…」
m「っ!なにいって…ッ」
h「んふッ…もときあせってる、」
m「変なこと言うからじゃんッ…」
h「変じゃないよ…?」
h「ほんきで…そー思ってる、」
h「おれ、なに味かな、」
h「チョコケーキ、シフォンケーキ、ロールケーキ…元貴が嫌いなイチゴケーキかも笑」
m「…確かめてあげよっか?」
h「…めしあがれ〜っ」
そう言い、元貴の舌が俺の舌と触れ合った
舌が絡んで、元貴が俺を味わってくれている、そう感じた
m「っは…」
h「…なに味でした?」
m「…チョコかな」
h「すきなあじ?」
m「味が好きというより、若井が好きだから」
h「…まぁ、それはそれでいいけど〜、 」
h「もし食べるんだったら、」
ケーキにはケーキらしく、綺麗に愛をトッピングして、血液の一滴も残さず食ってよ?
m「…」
m「俺はそのケーキは食べずにとっておくよ」
m「トッピングの意味が無くなるからね、」
これに「甘くて、苦くて❤️💙」完結!
次回は解説やあとがきです!
ばいばーい👋
コメント
6件
完結......???早かった〜✨めっちゃ面白かったです🫶言葉で言い表せないくらい好き🤦♀️🤦♀️
完結!? 早っ! なんか嫌なことが解消された気がする…
「綺麗に愛をトッピング」が一番好き。なんでそんな言葉出てくるの…凄すぎ