地下
菜月)なぁーんで君らも一緒なのか知らねぇ…?
ヌヴィレット)…少し君に話す必要があるから?
菜月)リオ君が来た理由は?
リオセスリ)保険
菜月)おk!
私達は今国の地下…リネ君達が疑っている地下湖?って言ったらいいのかな…
まぁ、とにかく地下に来ている!(雑 )
で、話を戻そう
菜月)ヌヴィが私に話す必要って何よ
そう、1番気になっているのはそこだった
ヌヴィレット)…この国の過去…フリーナの前任の水神の話だ
菜月)フリーナの…前任…えっと…確か……エゲリア…よね
ヌヴィレット)あぁ
菜月)でも何で?前任はもう居ないわよ?
ヌヴィレット)…彼女は確かに居ない
ヌヴィレット)…そして、水神も居ない
ここで軽く説明…テイワットの7カ国には「必ず」と言っていいほど神がいる
風の国、モンドには「ウェンティ」岩の国、璃月には「鍾離」雷の国、稲妻には「雷電将軍(影)」草の国、スメールには「ナヒーダ」炎の国、ナタには「マーヴィカ」氷の国はまだ不明…(まだ出てない)
そして…水の国フォンテーヌには、フリーナ
だが…彼女は……神の目を持っていない…
神の目というのは…主に元素を扱うためにある物だ
神様からのプレゼント、そう思って欲しい
そして…神様が渡すものを神様が持っていなければおかしい物なのだ
菜月)確かにあの子は神の目は無い、あの子は神じゃない
リオセスリ)フリーナ様が……?
菜月)そう、この話は誰にも話しちゃダメよ
リオセスリ)そ、そうなるとここは水神が居ない国ってことになるぞ!?
菜月)そ、ここに水神は居ない…だから、神様と同等である…水龍、ヌヴィレットがこの国の神様として君臨しているの
リオセスリ)ヌヴィレットさんが…?お、おいおい……色々おかしいだろ!
ヌヴィレット)ここは元々、純水精霊の集まりだったんだ
ヌヴィレット)で、その純水精霊の主が前任、エゲリア
リオセスリ)純水精霊の…?でもここで純水精霊なんて…
ヌヴィレット)あぁ、純水精霊は今ここに居ない…正確に言えば……
リオセスリ)姿を…変えている?
ヌヴィレット)あぁ、ここまで言えば…貴女なら分かるはずだ、菜月殿
菜月)えぇ、よーく分かったわ… 前任、エゲリアは…純水精霊を人の姿に変えこの国…フォンテーヌを設立
菜月)エゲリアは天理に目をつけられ神を続けられず…フリーナに神の座を擦り付けた…
菜月)現人神…人の身でありながら、神の特性を持つもの…フリーナはその現人神に当てはまるわ
リオセスリ)現人神…
菜月)で…前任は辞める前に…諭示機を己の力を使い生成…
菜月)…その後、ヌヴィレットは有罪判決……諭示機は…
の判決を出した
リオセスリ)!!!
目を丸々とさせ彼は驚いている
ヌヴィレット)…行こう、遅くなる
菜月)……水龍
思わず表情を暗くさせるヌヴィレットを引き止めた
ヌヴィレット)…貴殿にこれ以上迷惑をかける必要は無い
菜月)この国の事を私に任せてる癖に今更すぎるでしょ、バカ
リオセスリ)国を…??
菜月)えぇ、そうよ
菜月)この国の所有権は今現在、ヌヴィレットになっているけど…その書類関係は全て私にあるの
菜月)だから、名前はヌヴィレットだけど…本当の所有者は私、名前を書いた人物より所持者の方が権力が強いの
ヌヴィレットの頬を掴み無理やり唇を重ねる
菜月)あんたは私のペット、何も負い目を感じる必要は無いの
ヌヴィレット)…それもそうだな、貴殿の言葉は妙に安心するな
菜月)そう?
リオセスリ)…ムゥ
…後ろから妙に嫉妬の目線を送られてくるな……
菜月)はいはい…笑ほら、行くよ笑
リオセスリ)帰ったらヌヴィレットさんの事問い詰めてやる…💢
ヌヴィレット)嫉妬が酷いぞ…リオセスリ殿
菜月)私は愛されてるわね〜笑愉快愉快♪
そんな風に地下を歩いていると…どんどんと岩肌が現れゴツゴツとしだした
菜月)足元が悪いなぁ…もうちょっとかしら…
ヌヴィレット)地下湖にはまだフレミネ君が居るのだろう?早く行くに越したことはないぞ
菜月)へ?ちょ_
足元が悪い…そう呟くと何故かヌヴィに軽々と抱き抱えられてしまった
菜月)ちょ、重いからいいよ!
ヌヴィレット)効率を考えたらこうなっただけだ、大人しくしていて欲しい
菜月)〜〜…もう
少し腑に落ち無かったが…まぁ、転けたりなんだりして時間を減らすよりはマシかと思い…ヌヴィに任せた
その時のリオ君の表情は余りにも怖かった……
地下湖
菜月)着いた着いた!
ヌヴィレット)今のうちに水位の上昇を抑えなければ…
そんな風に話していると……
激しい地鳴りが響き…地下湖の水が突然激しく噴水の様に溢れた
菜月)!!
リオセスリ)離れろ!!
リオ君が拳を振るうと水は氷に変わり私たちを飲み込む寸前で止まった
菜月)よか…くない!!
リオセスリ)…お、俺も今…思った……
菜月)フレミネ君がぁー!!!氷漬けにされちゃうよー!!!返してぇぇ……びぇぇぇ…
ヌヴィレット)1度…溶かすか?
菜月)さ、さすがにやばいよ…取り敢えず…これで予言とやらは終わった…でもいちばんはタルタリヤ…
リオセスリ)あ、あんたはどうするんだよ
菜月)フレミネ君を助けてくるよ
リオセスリ)助けるってどうやって…
菜月)秘密〜笑取り敢えずタルタリヤの事お願いね
リオ君は文句を言おうとしたがヌヴィが止め、この場から離れ…私は服を脱ぎ氷に触れた
菜月)(冷たい…早く助けなきゃあの子が死んじゃうな……)
氷の厚さはだいたい5m…それ以降は恐らく水のままだろう…
菜月)これなら行けるかも…
私は氷に一度入り込み氷の範囲からフレミネ君を探し始める
菜月)(ここら辺は居ない…じゃあ真ん中の方か)
氷から抜け出し水の中に入り込む
菜月)水質が変な感じ…原始大海の水の影響かしら…
氷から離れるとフレミネ君…なのかは分からないが潜水士が1人…力無くその場を漂っていた
菜月)!!見つけた…(けど、ヤバそう…あれ気絶してない?)
潜水士に近付き潜水士を抱き寄せる
菜月)(フレミネ君かわかんないな…まぁでも…恐らく、フレミネ君……だよね)
ここに居るのはフレミネ君しか居ない…そう思いフレミネ君を連れて急いで陸に戻る
菜月)はぁ〜…水のせいで体気持ち悪……
指を鳴らし体に着いた水分を全て飛ばし服を着替える
菜月)取り敢えず連れて行かなきゃね…
フレミネ君を連れて急いで看護室に向かう
コメント
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この物語を書いてる時点で文才能力絶対天才領域確定!まじ私の推しがてぇてぇ過ぎて感動通り越して無で草!!