ういーっす!
此方、星月 ひい/底P様の小説コンテストで出す奴です!
d!の読み切り部門です!
ちょ待って、この方のコンテスト今のところ全員連載部門じゃん。
どうしてくれんの。 ()
感動作を、作りたい。 ( 願望
わんちゃんbのl枠入る。 ( わんちゃんね
【 注意 】
・フィクション
・d!様出て来ます
・ご本人様には一切関係ありません
・エセ関西弁
・口調迷子
・nmmn
※コミケ
※死ネタ
※自衛して下さい
[ not視点 ]
この世界は、歪んでしまった。
自然は壊れ、街は崩れ、多くの人々が、死んでしまった。
生きる事は、決して簡単な事ではない。
死を選ぶ事が、どれ程楽なのか、、。
『 歪んだこの世界に、もしも、果てがあるのなら、、 』
これは、歪んだしまったこの世界に取り残された、2人の話。
取り残されてしまった2人の、死に様を描く物語。
[ sho視点 ]
sho
「 なあ、大先生 」
「 、俺等、これからどうすればええと思う、? 」
ut
「 、、生きるんやない? どうせ 」
「 自殺願望者では無いやろ? 俺等 」
sho
「 そう、やけどさ、、 」
「 、、、 」
世界は何故、こうなってしまったのか。
何故こうも、当たり前の様に、人生の選択に死が存在するのか。
sho
「 俺等、どうやって生きていけばええんやろ、、 」
ut
「 、頑張ろ。 頑張って生きよ、しゃおちゃん 」
sho
「 、そうやな、 」
これからの人生で、俺は、何を選択すればええんやろ。
『死』、?
それとも、『生』、?
何が正解なのか、どれが正解なのか、何も分からへん。
世界が狂ってしまっては、今までの正解と間違いは通用しない。
sho
「 、っ 」
「 どうすれば、ええんやろッ、、 ( 呟 」
ある日。
家の近くを2人で歩いていると、人と出会った。
sho
「 あ、大先生、あれ、人じゃね? 」
ut
「 、ほんまや 」
世界が歪んでしまってから、“正常な人”に会った回数なんて数える程しかない。
ut
「 話しかけに行こ 」
だから、この世界で“正常な人”と話せるのは貴重な事や。
俺等を除いて。
sho
「 すみませーん! 」
mob
「 、、、? 」
其処には、涙を流して、今にも死にそうな女の人の姿があった。
sho
「 ぇ、、 」
ut
「 、、 」
嗚呼、今回もまた駄目かと、肩を落とす。
やっぱり、この世界に“普通”なんて無い。
歪んだら最後、元に戻る事なんて無い。
sho
「 、、なあ、大先生 」
「 俺等ほんまに、このまま生きて行けるんかな、、 」
ut
「 、しゃおちゃん、、 」
ずっと、2人だけで過ごした。
否。
2人だけでしか、過ごす事が出来へんかった。
だから、
そのうち、
生きる意味が分からなくなって、
生きている意味が分からなくなって来て、
俺等も、歪んで来たんだなって、実感した。
sho
「 、俺等、生きてる意味ある? 」
ut
「 、無いよな、ほんま 」
「 全部どうでもええって、そう思ってまうくらい、、 」
sho
「 、俺等の歪み、直せるかな、? 」
ut
「 、っ無理や 」
「 諦め、しゃおちゃん、、ッ 」
どうすれば、この歪みを直せるのか。
必死に考えれば、きっと、答えは出るって。
答えは簡単だった。
“直せない”。
最初から、分かってた。
一度歪み始めたら、それを元通りに直すことなんて出来へんて。
でも、
ut
「 、でも 」
sho
「 歪みを“止める”事なら出来る、 」
「 やろ? 」
ut
「 、おん 」
歪みを直す事は出来へんくても、止める事なら出来る。
ut
「 、ねぇ、しゃおちゃん 」
sho
「 ん? 」
ut
「 もし、 」
「 、もしもさ、 」
「 この世界に、果てがあるなら、さ、 」
「 しゃおちゃんは、どうする、? 」
sho
「 、、、 」
「 、大先生は? 」
ut
「 俺、!? 」
「 んー、そうやなぁ、、 」
大先生は、一瞬考えた後、口を開いた。
ut
「 、俺は、、 」
「 、どうせ死ぬんやったら、最期は笑って死ぬかなぁ、w 」
sho
「 、、! 」
ut
「 、で、 」
「 しゃおちゃんは? 」
sho
「 、、死ねるんやったら、それはそれで本望やけど、、 」
「 、俺等を育てたんはこの世界やろ? 」
「 じゃあ、最期くらいは“自律”しぃへんと 」
俺がそう答えると、大先生は「ふっw」と笑った。
ut
「 しゃおちゃんらしいわw 」
「 ほんま 」
そう言い、そして大先生はすっと真顔に戻って、呟いた。
ut
「 、ほんま、何時になったら“その時”が来るんやろな、、 ( 呟 」
あたかも、それを望んでいるかの様だった。
それから、ただ静かに、時間が流れて行った。
少しずつ、けど確実に、俺等の歪みは進んで行った。
心ん中が真っ白、みたいな、意味分からへんけど、何となくは分かる。
色んな感情が、ぐちゃぐちゃに混ざり合って白になってく。
そんな感じ。
sho
「 、大先生 」
「 もうすぐ、なのかな、、? 」
ut
「 どうやろ、 」
「 、分かんないけど、きっとそうなんやろなぁ、、 」
もうすぐ、“今”も終わりを告げる、のかな、、。
sho
「 、そっか、、w 」
sho
「 、大先生、、 」
ut
「 、しゃおちゃん、、 」
互いに頷き合って、同じ思いである事を確認する。
“その時”が、来たんや。
ナイフを持って、正面で向き合う。
あの時、約束したんや。
『 死ぬ時は一緒や 』
って。
大先生は、儚く笑った。
それに釣られて、俺も笑う。
途端。
今までの日常が、フラッシュバックした。
脳裏に焼き付けられた思い出が、最期を楽しもうと、語りかけて来る。
sho
「 、ぅ、ぁッ、、 」
「 っ、 」
ut
「 っ、!? 」
「 しゃおちゃんっ!? 」
大先生、めっちゃ慌てとる、w
sho
「 、、w 」
、そうやな。
確かにそうだわ。
sho
「 っ、大先生! 」
ut
「 え、何、? 」
「 大丈夫なん? 」
sho
「 、w 」
「 勿論や! 」
笑顔で応える。
sho
「 、大先生、笑顔で死ぬならさ、、 」
「 んな阿呆みたいな笑顔ちゃうくて、 」
「 、“全力の”笑顔で死のうや、!! 」
ut
「 、!! 」
「 、ww 」
「 そうやね、 」
「 ありがと、しゃおちゃん 」
全力の笑顔のまま、せーので互いに刺し合った。
悔いが、残らへん様に。
これも、何時かの大事な思い出だと、思い出せる様に。
2人揃って同時に倒れ、浅く呼吸をする。
来世こそ、2人で一緒に平和な世界で暮らそうや、と、手を繋ぐ。
此処で別れる事が無いように、と。
共に、『生』が絶たれた。
そして、共に『生』が、紡がれた。
『 歪んだこの世界に、もしも、果てがあるのなら、、 』
Q . 貴方はどうしますか?
【 end 】
- by , sho / ut -
へへっ ( ?
泣いた?
泣いたよね?? (
泣いてよ?? ((
感動系にしようとするとどうしても死ネタになるのはなぁぜなぁz ()
コメその他諸々栄養です。
よろしく。
じゃ。
コメント
17件
…めちゃくちゃ見るの遅れちゃいました…ごめんなさいッ おいおいおいおい…私の推しカプの1つじゃあねぇか…ッ!!✨ 白夜さん最高っすか!? この…2人だからこその儚さとか切なさが出ててめちゃめちゃ良きです︎︎👍 ut先生の儚い笑顔…お互いに笑い合う所…めっちゃ頭に浮かびました とても良い作品ありがとうございましたっ!!(長文失礼しました)
感動しました!もう最高です 世界が歪んでも、自分たちが歪んでも最期まで2人で生きているっていうのが友情?が表されていてめっちゃ好きです