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創作百合
鬱、いじめ、流血
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名前 村田 結愛 (むらたゆあ)
性格 元気ハツラツ 優等生
年齢 16
一人称 あたし、わたし、ゆあ
二人称 君、あなた、○○ちゃん、お前
樹奈の呼び方 じゅーちゃん
趣味 盗撮
赤髪の女の子。文武両道の優等生で元気ハツラツの人気者。樹奈が好き。
名前 赤松 樹奈 (あかまつじゅな)
性格 人見知りの恥ずかしがり屋
年齢 16
一人称 わたし
二人称 あなた、きみ、○○さん
結愛の呼び方 ゆあちゃん
趣味 ピアノ
青髪の女の子。人見知りで鬱っぽい。いじめられっ子だが結愛とは大親友。
今回はこのふたり中心のお話です。攻め 結愛 受け じゅな って感じです。
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ぐちゃぐちゃに歪んだ笑顔。血にまみれた制服。刺さったままのナイフ。罪悪感が私を襲って。泣いて。吐いて。それでもどうにもならない罪悪感が私を嘲笑い続ける。もう嫌だ。泣き続ける私の前にある死体は…
冷たくなった私の大親友 _,
憧れだった彼女は私を庇って死んでしまった。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。許して許して許して許して許して。助けて。誰でもいいから。
そんな時、大好きな人の声がした。ずっとずっと聴きたかったあの声が。
「ゆあちゃん…?」
目の前にある虚空に私は言葉を発する。彼女が居る気がする。その時、大好きな人の声で私は地獄に突き落とされた。
「じゅーちゃんは嘘つきだなぁ…。違うよ、じゅーちゃん。じゅーちゃんが殺したんでしょう!」
そうだ。あの日彼女を殺したのは…私だった。私を庇ったわけじゃない。私自身が刺した。
違う
違う
違う
違う
違う
違う
違う
違う
違う
違う
違う
私のせいじゃない!!!!!!!!!
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これから先はまだ彼女たちがこうなる前のお話。
〖樹奈視点〗
鳴り響くアラーム音。私はそっと手でアラームを止めてベッドから起き上がる。早く着替えてリビングへ行こう。ささっと服を制服に着替え、1階に降りてリビングへ向かう。お母さんは仕事にもう行ってしまったのだろう、誰もいない静かなリビングで朝食を食べる。食べ切った後に、身支度を終わらせて玄関に手をかけた瞬間に吐き気が襲ってきた。トイレに直行して、食べた物をトイレに吐き戻す。その時に家のチャイムがなり、外から声が聞こえてくる。
「じゅーちゃんー!!!!!!!来たよー!!!!」
ゆあちゃんが私の家に着いたのだろうか。彼女をまたす訳にも行かないため、急いで片付けて玄関を開ける。
「ごめんねゆあちゃん。待たせちゃって、早く行こうか。」
「大丈夫だよ!それじゃあしゅっぱーつ!!」
そうして会話を済ませ、彼女と手を繋ぎながら歩き出す。高校に着くまでの間、彼女と世間話をしながら歩く。大半は結愛ちゃんの周りの事を話しながら歩く事がほとんどだ。自分はそんなに話す事も無いし、人に対して自分の話をするのが少し苦手でもある。その事については10年間の付き合いだからか、結愛ちゃんはしっかりと理解してくれている。その分、彼女は話すのが好きで、結愛ちゃんの周りは凄い人ばかりで話すネタが尽きないのだろう。そんな時、話が急に止まり結愛ちゃんが心配そうに私に話しかけてきた。
「ねぇ、じゅーちゃん。今日また吐いたでしょ!!」
「あはは…ゆあちゃんにはバレちゃうかぁ…。ごめんね、心配かけて」
そう言い終わる瞬間、結愛ちゃんが私の頬を手で引っ張った。
「!?ゆあしゃん!らにしれるろ〜!?」(!?ゆあちゃん!なにしてるの〜!?)
「じゅーちゃんはすぐ謝って来るもん!吐き癖は私も理解してるからすぐに謝らないの!!だからいじわるされちゃうんだよ〜!」
そう言った後、彼女はやっと私の頬を離した。まだ少しヒリヒリしてる…痛い。
「イタタ…ゆあちゃんごめn…じゃなかった。分かった、頑張るね!!」
私の決意が伝わったのだろうか、彼女は笑顔を浮かべてくれた。そうしているうちに、私たちの通う女子校に着いた。
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〖結愛視点〗
私の目の前の家のチャイムを鳴らして、大親友で想い人でもある女の子の名前を呼ぶ。
「じゅーちゃんー!!!!!!!来たよー!!!!」
そう叫び、しばらくすると家の玄関が開き、じゅーちゃんの可愛らしい顔が出てきた。昔から彼女は自分の顔に自信が無いようで、逆に私の顔のよく褒めてくれた。確かによく美人だとよく言われるが、私的にはじゅーちゃんの可愛い顔が誰よりも可愛いと思う。彼女について考えていると、彼女から謝罪の言葉が出てきた。
「ごめんねゆあちゃん。待たせちゃって、早く行こうか。」
「大丈夫だよ!それじゃあしゅっぱーつ!!」
そうして会話を済ませ、彼女と手を繋ぎながら歩き出す。高校に着くまでの間、彼女と世間話をしながら歩く。大半は私の周りの事を話しながら歩く事がほとんどだ。彼女は話す事が苦手だし、それについては10年間の付き合いだから、私はしっかりと理解しているつもりだ。彼女の表情はどれも可愛いが、無理をさせる訳にもいかない。それに、私の周りには有名人が沢山いるから彼女も聞いていて飽きることも無いだろうし、彼女が話を聞いている時にたまに見せる沢山の表情が大好きなのだ。そうやって話をしながら彼女の顔を見ていると、不意に顔が悪いことに気づいた。その事について彼女に聞く事にした。
「ねぇ、じゅーちゃん。今日また吐いたでしょ!!」
「あはは…ゆあちゃんにはバレちゃうかぁ…。ごめんね、心配かけて」
そう彼女が言い終わる瞬間、私ががじゅーちゃんの頬を手で引っ張った。
その事に驚いたようで、彼女が慌てた様子で私に尋ねる。
「!?ゆあしゃん!らにしれるろ〜!?」(!?ゆあちゃん!なにしてるの〜!?)
「じゅーちゃんはすぐ謝って来るもん!吐き癖は私も理解してるからすぐに謝らないの!!だからいじわるされちゃうんだよ〜!」
そう言った後、私は彼女の頬を離した。頬が赤くなっている。少しやり過ぎただろうか。
心配していると、じゅーちゃんが私から話しかけてくれた。
「イタタ…ゆあちゃんごめn…じゃなかった。分かった、頑張るね!!」
彼女も気をつけようと奮闘してくれているようだった。少しでも彼女が頑張っているならば応援するのは普通だろう。応援の言葉の代わりに彼女に笑顔を浮かべた。そうしているうちに、私たちの通う女子校に着いた。
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〖あとがき〗
最初は不穏な感じでしたが、1話なのでほんわかなゆあじゅなを書きました⸜🙌🏻⸝
2話から結構不穏になる予定です👍🏻 ̖́-︎ 更新は不定期です🙇🏻♀️´-