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「××、、?

「笑」



「 “ あ の 日 の 温 も り を 醜 く 愛 し て る ” 」



f.side





元貴のハグは優しく温かい。

僕は元貴の顔を見て話す。


「おうち、はいろっか。」

「うん!」


元貴はずっとずっと可愛い。

今もこれからも過去も。


でも少し俯いた顔で元貴は僕に話しかけたそうにこちらを見る。


「、涼ちゃん ! お風呂一緒に入ろ?」

「うん、!」


僕はすぐに返事をした。元貴とまたお風呂に入れる事が嬉しい。






「僕が洗ってあげる!」

「おねがいします、!」


そう言って僕はシャンプーを手に取る。なんだか元貴はテンションが低い。そんなことを考えていたら元貴の頭は泡だらけになっていた。


「流すね!」

「ありがとっ」


ボディソープを手に取り、元貴のお腹に付ける。


「ひゃっ!冷たいよ〜!」

「きゃはっくすぐったい!」


子供のようにはしゃぐ元貴が愛おしかった。風呂から上がった後、僕は元貴に髪を乾かしてもらう。


「久しぶりだねっ!」

「涼ちゃんの髪サラサラ~!」


1人でニコニコと呟いてる元貴が可愛い。







僕は2人でベットに座った。

元貴から、


「今日、楽しかったね。!!」

と声をかけてくれた。

「うん!楽しかったよ。」


幸せだなぁ。、、



「ねぇ涼ちゃん」


「なぁに?」


「もうおわりにしよう」


「なにを、?」


「僕らの“延々”」


「えっ?」


「これからは“永遠”になりたいんだ。」


延々?永遠?ごちゃごちゃになってくる。僕は焦りながら早口で声をかける。



「どぉしたのさ!」

「、これからは幸せにくらすんでしょ?」


「一緒に死の?。」


「、、」


僕は驚きで元貴の目を見つめることしか出来なかった。


「涼ちゃん、また記念日が増えるね」


「、」

「天国は本当にあるの?」


「大丈夫だよ」


怖い、。元貴は痛いのが嫌いなはずだ。元貴は泣きながらナイフを台所から取ってくる。

そのナイフをベットの上に置いた。


「ぉれ、っ若井に汚されたんだ。」

「さいごに抱いて欲しい」


僕まで涙が溢れてきた。僕を求めている元貴がこの世で1番美しく見えた。この時は若井への嫉妬もなく、元貴に触れたかった。


お風呂上がりの元貴の身体を触る。元貴のモノは今まで以上に熱かった。


「んぁっ.//もっと//、。りょぉぢゃんがほじぃっ//!」


元貴は泣きながら僕を求める。僕は自分のモノを元貴のナカに入れた。今までで1番気持ちよくて声が出る。


「ぁっ!//もとぎっ、♡やばっあっ」

「りょぉぢゃぁん//!ぎもちぃい♡もっどぉ、」


まだ動かしてないのに2人ともおかしい。僕は激しく元貴を突いた。


「ぉ゙っ//りょぉぢゃん//ん゙ぅ゙♡」

「イグ/ッイッぢゃうっ///」


「もどぎっぉ゙っ//♡イグッ//ぁ゙ん゙ぅ゙!♡、//」


元貴は過去1激しく喘いだ。僕も気持ちよくて一緒に喘いでしまう。


「ぉ゙っ//でりゅぅ゙でりゅっ!//♡りょぉぢゃん、♡」

「ぃ゙♡っじゃうっ、!あっあっ//ん゙ぁ゙//♡♡」

「ビュルルル」

「プシャ♡プシャ」

「ビュルルル」


二人とも同時にイッた。元貴はずっとビクビク震えて初めて×を吹く。僕は複雑な感情で元貴の頬に涙を落とした。



元貴が若干アヘアヘしたまま僕に話しかけにくる。


「、、涼ちゃん。?永遠になろぅ。」


「うんっ、!!」


元貴は片手にナイフ。僕を抱きしめながら泣いている。


「我慢してて、!、。」


元貴は僕を抱きしめたまま後ろからナイフをゆっくり刺していく。

僕はだんだん息が荒くなって冷や汗が出る。


「”もとぎっ!!痛いよっ、!”」

「”…涼ちゃん、綺麗だよ。”」


「” 痛 い よ “ 」



元貴は泣きながら僕をじわじわ刺す。元貴の汗の量、震え、心拍音。全てが体の内部まで直接伝わってきた。



「もどぎっ!!いだいっいだいっ!!」

「だすげてっ、やめっでぇ。!!」

「苦しい、よぉもどぎっぃ、」


「ごめんねぇ、ごめんねっ、ごめんね…涙、」


ふと下に目を向けると、ベットには真っ赤で鮮やかな血が大量に染み渡っていた。

出血多量かもう意識が遠のいていた。痛みも感じなくなってきて。もう死ぬんだなってわかった。


「”これでぇ、永遠になれる、?”」


僕は枯れた声で君に言った。


「うん、!すぐいくからね、。」


元貴は震えた声で言う。


元貴のいい香りが脳奥を刺す。

僕らは「永遠」だもんね。


「もどぎっ、あいしでるよ、」

最後に振り絞って元貴の顔を見て言い放った。

元貴の顔は涙と汗でいっぱいで。せっかくの可愛い顔がぐちゃぐちゃになっていた。


「涼架、あいしているよ」


元貴の顔を見てきけた最後の言葉。

「涼架」そう呼んでくれたのはいつぶりだろうか…。









「痛いよっ」
















「涼ちゃん!!!!、!!」








「たすげで、」





「苦しいっ」!!



………元貴の声が聞こえる。

しんぢゃっても声だけは短時間聞こえるって本当なんだね。


「涼ちゃん、!いだいよぉっ!涙」


元貴はきっと今自分の身体にナイフを刺して苦しんでいる。


“僕と同じ世界に来るために”



「涼ちゃっん、。あいしてるよ、。」



元貴の「認められた声」もどんどん枯れていく。



「”永遠だよ”」











































「元貴!!一緒に行こう!!」

「これで永遠になれたね」

「きっと僕たちは正解だよ」








「”愛してる”」














end.



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