テラーノベル
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前垢見つけることすらままならず、致し方なく1から始めることにしました。
めあと申します。
ruri.nmmn.2j3j
まず初めに、この作品はnmmnとなっております。大変デリケートな界隈ですので、上記の意味がわかる方のみ閲覧お願いします。
実在の団体、実在の人物とは一切関係ございません。
公共の場での閲覧、無断転載は禁止です
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ruriドルパロ ruアイドル ri一般人
もしかしたらここで載せたことあるかもしれません。ネタ帳のものを引っ張ってきました
・inmさんがちょっと女々しい
・いきなり終わる
ふと、思うことがある。
ステージに立ち、無数の人、それも可愛らしい女性の人から黄色い声を浴びている恋人と、ただの一般大学生のオレ。釣り合うどころか、危険な恋路を辿っている気がして。
自信がない、なんてことでは無い。…いや、そうなのかもしれない。今は、あまり自分の気持ちの整理がつかない。
つい先日、オレの自慢の恋人である小柳ロウが大きいアリーナ会場でライブをした。関係者席で会場の人の熱気に包まれ、達成感と感動を貰った。
周りにいる人はどれも綺麗な女性ばかりで、このライブの為に日々自分磨きを重ねたのだろう。
その綺麗な女性に向かって、様々なファンサービスや愛の言葉、感謝をスポットライトの元で放つ恋人。
その言葉の数々は、オレに向ける愛と何が違うのだろう。
どんどん思考が沈んでいく。
「あ゛ー、ダメだダメだ!」
頭をがしがしと掻き、布団に沈みこむ。いつもロウと二人で眠っている温かく心地よいはずのダブルベッドは、入ったばかりで酷く冷たい。やはりそれが彷彿とさせるのは、暗く沈んだ思考だけ。
あぁ、ロウに抱きしめてもらいたい。
好き、と言ってもらいたい。
特別と甘い声で囁かれたい。
ロウの枕を抱えて唸る。
自分でも情けないな、なんて思った。
『っは、なにやってんだよ、伊波。』
後ろから聞こえる、低く甘い、心地よい彼の声に肩を震わす。見られた、と血の気が引くとともに、恥ずかしくて顔が熱くなるなんていう奇妙な体験をしながら、布団を手繰り寄せてバサッと被る
「っ!!ロウ!?!?なんでいんだよお前!!仕事は!?」
『ん〜?今日は収録一つだよバーカ。それより俺の枕どんな匂いだァ?伊波さんよぉ笑』
心底面白い、と言うように甘く笑い布団に入り込もうとしてくるロウを阻止しようとするが、いとも簡単に布団をはぎ取られ、組み敷かれる。
『っ、な、泣いてんの?…どうした、俺なんかしたか?』
「…ちがう、ちがうからぁ!」
いつの間にか涙が出ていたようで視界が滲んで前が見えない。大粒の涙を流すその目元を、ロウは優しく拭き取り、大きな骨ばった手が優しく頬に触れた
『…ごめん、伊波。俺、伊波のこと泣かせるようなことして。…何が嫌だったか、教えてくんねえか。』
コイツはどこまでも優しい。自分の何が悪いか、そもそも自分が悪いのかすらわからず、オレが泣いていることに苦しそうに眉を下げて、オレにごめんと謝ってくる。
「ちがう、ほんとに何もない、ロウはなにもしてない…」
『なにもしてないことねえだろ。…お願いだ、言ってくれ。』
こんなオレに優しく接してくれるロウにまた涙の勢いが強くなる
「っ、ロウ、が…っ、ライブで、…かわいい女の人に、好きとか、いうから…っ、…オレ、ロウといていいのかな、って…」
『……すまん。…確かに、俺は色んな人に好きって言ってるかもしれない、けど、それとライに言う好きは違う』
「…え、?」
『ライに向けて言うのは、…その、恋愛としての。分かるだろ?あー、…えっと、…愛してるってことで。ファンに言ってんのは、…あれも嘘じゃねえけど。…まあ、そうなんだよ。お前は特別なの。ライだけ、ライが特別なんだよ。』
びっくりして、気の抜けた声が出る。
オレだけ、が。特別だと。特別。言ってほしかったことを、気恥ずかしそうに頭を掻きながら言うロウを見て、くすっと笑みがこぼれてしまう。
「ふ、…ロウ…っは、あはは!!」
『っは!?おま…っ泣いてたんじゃねえのかよ!?な、何笑ってんだよ!?』
「んふ、はは…、…うん。オレも、ロウが特別だよ。ありがとう。大好き」
『……急に、なに。』
「ロウこそ、急だったよ?」
紅葉のように紅く染まっていくロウの頬を眺めながら愛を口にする。
自分でもびっくりするほど甘かったのを覚えている。
『あ〜、そんなこともあったな。』
「はぁ!?なにそれ!?オレがめちゃくちゃ印象的で覚えてること、お前にはその程度なワケ!?」
『っは、ちげーよ。ごめんごめん、照れ隠し。』
雑に頭を撫でる柔らかく温かい手のひら、それに幸せそうに笑うこの端正なこの男に、オレは未だ、一度も勝てたことがない。
ゆき
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コメント
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めあさん、第1話拝読しました🌷 nmmnの空気感を大事にしながら、伊波の“自信のなさ”と“ロウへの愛”が繊細に描かれていて、感情移入しながら一気に読みました。特に「ファンへの好き」と「伊波への好き」をロウが必死に区別して伝えるシーン、すごく良かったです。特別だと言ってもらえたときの伊波の照れと笑い、あの温かさがじんわり残りました。続きが気になります…!