r「カヒュッ、ゲホッハァー、カハッ」
m「滉斗っ、涼架を傷つけるな!」
h「そんなもん知らない!」
ギュイーンッ
r「やめッ てッカヒュッ」
m「涼架動くな!」
r「もうッやめッて」
そうかすれた声で話した涼架は丸い円のような楽器のような物を鳴らした
ブワァァ!
黄色い花びらのようなものが舞い、滉斗に纏わり付いた
h「ゲホッ、ケホッ」
r「ーーッだから魔術なんて使いたくなかったのに…」
h「油断すんなよ、」
ギュイーンッ!
バーン!
r「ゲホッ、ハァッ」
キラッビュワァー
ダメだ、戦うのを嫌ってる涼架に戦わせて
滉斗も涼架も怪我してるのにッ、
俺も魔術を使わなきゃ滉斗と分かり合えないのか?
いや、誰も傷つけずに守れば良いんだ
滉斗が涼架に向ける攻撃と涼架が滉斗に向ける攻撃を、中心に入って守れば…
守れるはず
大切な人達も、
純粋な思い出も
絶対っ
r「ハァァッ!」
ブワァァッ
h「ッッ!」
ギュイーンッ
m「やめてッッ!!」
パーン!
手から、赤い魔法陣のような物が出ている
m「カヒュッ、」
両腕に強い衝撃が襲った
2人の技が当たったのだろう
強く、重い
俺の体はすでに限界が近かった
でも、これだけは伝えなきゃと力を振り絞って口を開く
m「ゲホッ、滉斗ッ傷つけちゃ、ダメッだよカヒュッ」
h「うるさいッ!」
m「本当はッ嫌ッケホッなんでしょッ」
m「親に言わッれてッでしょッ」
h「なんでそんな事ッ」
m「だってッそんなことするッケホッ人じゃゲホッないッから」
r「元貴っ、」
h「親がッ、親がやれって」
h「本当はッグズッもっと一緒にいたがっだッ」
r「滉斗ッ!」
m「ふふッよかったゲホッカヒュッ」
あぁ、よかった
滉斗と分かり合えた
そんな事を考えていると名前を呼ぶ声がしたが、気を失ってしまった
コメント
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待ってましたこの作品 大好き!!この作品!