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「こちら、イタリア核管理局、おやドゥーチェどうさ…
「核を放て。」
「は?…は?」
「目標、ザルツブルク、ハノーファー、プラハ、ベオグラード、エディンバラ、マルタ、
カイロ、スエズ。敵対国全てに撃て。」
「しょ、正気なのですかドゥーチェ!核を撃てば我が国の破滅は確実です!」
「…国の惨状を見てから言え。」
「……分かりました。」
二重帝国首都郊外
ウゥゥゥゥンーーー!
「空襲警報、空襲警報。皆さんは直ちに室内へと避難してください。
地下がある方は地下へとひな
グゥゥ
ゴォォォォォォォ…
熱風が吹く。
そして、静かで、目に焼き付くキノコがいる。
音は静かで大きくて、そして熱くて。
イタリア首都ローマ
ウゥゥゥゥンーーー!
「空襲警報、空襲警報。敵国からミサイル発射。
直ちに室内へと避難してく
…ここも音が消えた。
8月15日だった。
これにより、イタリア総統、ローマ教皇、二重帝国宰相、皇帝、皇太子、イギリス首相、
イギリス地中海艦隊、ドイツ帝国宰相、その為この戦いに参戦した全国の大臣級の者が
死亡した。
とある歌にこうある
「高く空、朱に染め」と。
講和会議場
「これから、第三次世界大戦講和会議という栄光ある会議を
ここブタペストで開きます。まず、イギリス、ロイヤルネイビー地中海艦隊を管轄している
ヴェレリー元帥のお言葉です。」
「皆さんこんにちは、皆さん、こんばんは。
ヴェレリーと申します。今回、このような栄光ある会議の最初を担わせてもらい
非常に感謝いたします。
では…皆さん、この戦争をどのように感じましたでしょうか。
酷く醜いものでしょうか?それとも血の騒ぐような争いでしたでしょうか?
それとも、まだ戦争を続けたいでしょうか?
私達軍人は、国から命令されたことを全て尽くしてきました。
もちろん、それが非道たる作戦であろうともです。
我が国、そしてドイツや二重帝国、そして講和会議に参加する全国。
私達は核を…食しました。
1945年8月。大日本帝国が滅んだ時です。
その頃の状況は私達と同じく。
栄えていた店や、騒ぐ人々。笑顔でいた子供。
それが一つの光で消えたのです。
家々は土に、人々は死に、国々は悲鳴を上げました。
『我々は神の領域に足を踏み込んだ』と。
また私達は、神の領域に足を漬けてしまいました。
この戦いが、平和足り得ることを願っております。
この講和会議は、この戦争以外にも紛争の講和会議もできることとなっています。
世界が平和に統一されることを祈っております。」
講和会議では様々なことが話された。
そして、新たに国が生まれたりすることとなる。
まず、イベリア半島にあったイタリア領イベリア管理局はスペイン王国として独立。
次にイタリア本体は、ミラノ・ヴェネツィアからなる北部を二重帝国が、
ナポリからなる南部をイギリス、中央部にはイタリア王国が新たに建国された。
しかしスペインイタリア両国では、未だに暴力及び薬物が出回っている。
イギリス・オーストリア首脳会談では
「イタリア王国の治安、並びにスペイン王国の治安は我が国そしてイギリス含めすべての国が
懸念している部分である。その為イギリス、そしてオーストリアの警察組織が一時的に担当し、
経済支援も五段階に分割しながら、イタリア王国の復興を目指していく。」
と宣言した。
しかし、未だに会議されていない戦争がまだあった…