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ぎゃっっオタク大歓喜 一つ目のもちさん愛され気味なやつラムネさん無意識天然っぽくて可愛いし古参組は必死な感じが解釈一致過ぎる遠慮気味なもちさん可愛い 二つ目のラムネさん愛されも尊い最初に駆けつけてくるのテトさんなの尊いマジでてらしもちでラムネさん守り隊とか実際にできてません??ふへへへ 神小説をありがとうございます… イラストも可愛い…ほっぺムニムニしたい
ほんとに今更だけどラムネさん体重めちゃめちゃ軽くないですか 自分より背高いのにすごく軽い...
相も変わらず中途半端
てらしもちの方々の二次創作になります。
相変わらずの駄文。
捏造・個人の妄想です。
にわかなため、口調・性格など迷子です。
テラーで活動してる方達なのでそちらを是非。
もちさんをアイドルに勧誘する話
※もちさん愛され気味 ※少しモブが出る
渋谷の交差点近くの大型ビジョン。そこに映し出された映像広告は、今をときめくアイドルグループのもの。
『みてあれ、やばくない!?広告出てる!』
『うわ、まじだ。あのグループ最近盛り上がり方すごいよね』
『ほんとほんと!!…..って、あ、すみません』
たまたま見ることのできた広告を写真や動画に収めておこうと学生グループが後ろに下がると、どんっと誰かにぶつかってしまった。
「いえ、大丈夫です、」
ぶつかったのは小柄な女の子。ここで信号待ちをしていたところだったらしい。
もう少し周りを見るべきだったと後悔していれば、その子はぺこりと軽く頭を下げて、ちょうど青になった信号を足早に去っていった。
『…..ねえ、今の子めっちゃ可愛くなかった!?』
『え、わかる。アイドルとかやってても違和感ないレベル』
『やってたなら絶対推すわ』
思わぬ所で美少女に遭遇できたとはしゃぎながら、学生達も混雑する交差点を渡っていった。
「ただいまー」
都内のマンション。友人たちと共有する自宅に、もちは帰ってきていた。
帰宅の音を聞いてか、奥の方からバタバタと音がし、バンッと雑に扉が開く。人影が勢いよく玄関に転がり込んできた。
「もちさんおかえりなさい!」
「おもちちゃんおかえり!」
「おかえりなさいもち様」
わっ、と詰め寄ってくる友人達に苦笑しつつ、改めてただいま、と返す。
この三人こそがシェアハウスをしている友人であり、広告ビジョンで見たアイドルグループのメンバーだった。
「もちさん、もちさん、やっぱりアイドルの件考えてくれません?」
「うーん…..」
テトはもちの両手を握ると、今朝したばかりの話を再び投げかけた。
一緒にアイドルをやって欲しい、というのはもち以外の三人が日頃から口に出すことの多い話題で、こうやって真面目なトーンで相談されるのも少なくはなかった。まあ、 その度にのらりくらりと躱し続けてきた訳だが。
「やりましょうよ、おもちちゃん!楽しいですよ!辛いけど」
「矛盾してないですか?シル汁さん」
「ダメじゃないですかシルさん。こういう時は悪いところは隠して良いところだけ言うんです。交渉の基本ですよ」
「もうそれ詐欺じゃない…?」
テトとシル汁の言葉に、形だけは悩む仕草を見せつつも、やっぱり自分には向いていないだろうと結論づけ、首を横に振った。
「うー、37連敗目…」
がっくりと肩を落とす二人の横から、ひょこ、とそれまで静かだったラムネが顔を覗かせる。
「やっぱりアイドル嫌ですか?やりたくない?」
「嫌っていうか…..やりたくないわけじゃないけど、向いてないですし…….」
ラムネの言葉に対しそこまで言って、はっとする。
落ち込んでいたはずの二人がばっと顔を上げてもちを見ていた。その瞳は希望の光を見たとでも言うように輝いている。
「やりたくない訳じゃないなら一回やってみましょう!もちさん!」
「おもちちゃん!」
「はめましたね!?ラムネさん!!」
「へ??」
してやられた、とラムネの方を見ても、当の本人はきょとん、と首を傾げるだけだった。どうやらそんな意図はなかったらしい。
三者三様の様子に、もちは再び苦笑すると、やりません、とやはり首を横に振る。
握られていた両手をやんわりと振りほどくと、とりあえず部屋に入ろうと歩き出す。
諦めずに誘ってくる二人と、そわそわした様子で周りをうろちょろするラムネに申し訳なくなりつつも、ここで負けたら後々三人に苦労をかけることになると、頭を振って気持ちを切り替え、リビングのいつもの場所に荷物を置いた。
あの子のセコム
※ラムネさん愛され ※モブ視点
『ねえねえ、あの噂知ってる?』
学生とは総じて噂好きなものだ。学校の怪談から、抜き打ちテストの日程、先生のプライベートに、他人の色恋沙汰にと、校内では日々、それはそれは様々な噂が飛び交っている。
今だって、噂好きな私の友達は、ワクワクとした様子を隠そうともせず、私に話しかけてきた。
それに呆れつつも、私だって全くの例外ではなく。根も葉もない噂に一喜一憂するのだからあまり人のことは言えない。
『なんの噂なの?』
そう聞けば勿体ぶるように、気になる?と尋ねてくる。そういうのいいから、と続きを促せば、唇を尖らせながらも話し出した。
『このクラスにラムネさんっているじゃん?』
『うん、いるね』
ちらりと離れた席で絵を描いているクラスメイトを見やる。ラムネさん、というのは同じクラスの生徒のことだ。どことなく不思議で中性的な雰囲気な人。気になってはいるものの、まだ話しかけたことは無かった。
『それでね。今朝の話なんだけど…….別のクラスの男子が、ラムネさんの靴箱にラブレター入れてたらしいよ』
『は!?まじで!?』
声を潜めながら耳打ちしてきた友達は、勇気あるよねー、とからから笑った。
『OKされるわけないのにねー』
その言い方は酷いな、とは思いつつ、実際友達の言うことはもっともである。
なぜなら…
「ねえ!!ラネいる!?!?」
バタバタと騒がしい音を立てながら、遠慮なく3年生の教室に入ってきた活発そうな女の子は、驚いた様子のラムネさんを見つけると、慌てたように駆け寄った。
「ど、どうしたんですかテト、そんな慌てて」
「どうした、じゃないですよ!!また手紙貰ったんですか!?」
「手紙…?ああ、もしかしてこれのことですか? 」
そう言うと、ラムネさんは鞄の中から綺麗な封筒を取り出す。封をするためのシールが少し剥がれているから、一度開けたのだろう。
友達はそれを指さすと、きゃあ、と小さくわざとらしい声を上げた。それを宥めつつ、私も気づかれないように、2人のやり取りを眺める。
「それです!!!それ!!!」
「え、いやそんな大袈裟に言わなくても…」
「大袈裟にもなりますよ!!まーた、人の事誑かして…!! 」
「誑かしてはないですよ!?」
ぎゃあぎゃあと行われるやり取りに、教室は一気に騒がしさを増す。が、クラスメイトたちは特に苛立ったりすることはなく、またやってるよ、と微笑ましげにその光景を見守っていた。
というのも、このやり取りがあまりに高頻度で行われるため、もはやこのクラスでは定番となっているからである。
そして、定番となってしまえば、この後起こることは大体予想がつく。
バタバタバタッと言う足音が再び廊下から聞こえ、予想が当たったことを確信すると、友達と顔を見合せて苦笑した。
「「ラムネさん!!!!」」
またも慌ただしげに開かれた扉から、小柄な女の子と、長い髪の女の子が転がり込んでくる。
「なんで2人までそんな慌てて…」
「シルさんもちさん!!完全に黒です!!!」
「テト!?」
「その封筒ください!燃やしてきます!!」
「もち様!?」
「いやもう私そいつの存在ごと消してきますね」
「シル汁さま…??」
『いやもうセコムじゃん』
『かもね』
だからラブレターなんて送っても無駄なのになあ、と考えながら、友達に差し出されたポッキーを1本口に含んだ。
今ふと思い出したんですけど、ラムネさんって一時期テトさんのこと、テトくんって呼んで ませんでしたっけ。普通に記憶違いかな…。
以下、描きかけのラムネさんイラストです
※アナログ ※途中
キャラデザ違ってたらごめんなさい…!指摘して下さると助かります
それと見ているか分かりませんが、てらしもちのキャラデザというか、資料集みたいなの再掲する予定ないですかね…描きたい…
見て下さり、ありがとうございました!