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dusekkar × taph (pumpkintrap)です。

他の方に影響受けるのでよく小説の書き方が変わります…すみません。

※taphには翼が生えています(fanon)

※この話は他作品の影響をかなり受けています。オリジナルではありません。








今日の試合は最悪だった。


チェーンソーを持った男に蹂躙され、5人の犠牲者を出した。chanceとguestがいなければ危うく全滅していただろう。

taphは命からがら生き延びたが、彼の中に存在した僅かな自信はいつの間にか消え去っていた。罠を仕掛けても全く引っ掛けることができず、逆に罠という痕跡によって、逃げた方向を察知されていた気すらした。



taphはぐったりとしながら、小屋のドアを開けた。するとふんわりとした甘い匂いがtaphの鼻を包んだ。


「おかえり。」


そこにはdusekkarがいた。甘い匂いにつられて目線を落とすと、dusekkarがビニールで可愛く包装された一口大の丸いクッキーを持っていることに気づいた。

みんなが帰ってくるのを待っていたのだろう。


「随分疲れているね。今日のキラーはそんなに強かったの?」


「🪚💔😕 5️⃣☠️(すごく強かった、5人も死んだ。) 」

「🪦🫤🔮🕗(スポーンするのは時間がかかるだろうね。)」


「そっか。」


dusekkarはそう言うと、包装されているクッキーを丁寧に一つ取り出し、taphに差し出した。


「食べてみて。今日のは結構上手にできたんだ。」


taphは恐る恐るそれを手に取り、ゆっくりと口に運んだ。口いっぱいにほんのり甘さと香ばしさが広がり、taphはその美味しさに思わず翼を大きく広げた。

その瞬間、微かにdusekkarの顔が引きつった。驚きで目を見開き、心配の表情を浮かべた。


「羽が……」


「🪽❓(羽がどうしたの?)」


taphはdusekkarの言葉を受け、自身の翼を見た。taphの翼はいつの間にか、ところどころ赤い傷ができていて、土で汚れ、羽がボロボロになっていた。


「😌👍👌(よくあることだよ。気にしないで。)」


「でもどう見たってボロボロじゃないか。直したほうがいいと思うんだけど…」


「🙅‍♀️🙏🛌(その必要はない。ゆっくりしていて。)」


taphはそう手でサインすると、半ば強引に自分の部屋に戻ろうとした。dusekkarは思わずtaphの左腕を掴む。


「……私が治すよ。 」


自然と喉から声が出ていた。dusekkarはそう言うと、taphがサインを出す間もなくdusekkar自身の部屋につれて帰った。




部屋に着くと、dusekkarはtaphをドレッサーの椅子に座るよう指示し、引き出しの奥に放置していた医療キットを取り出して埃を払った。


「さてと…翼を全部出せる?」


taphは緊張しつつも、翼を大きく広げた。広げるだけでも翼の節々が痛み、翼の状態がどれほど酷いのかを確認する必要すらなかった。


「……この傷はキラーのせい?」


「🤷‍♀️❓🤕🧱(覚えてない。壁にぶつかったせいかもしれない。 )」


「なるほど……」


dusekkarはそう言うとtaphの翼を優しく手当てし始めた。優しい手つきで折れた羽を摘み取り、濡れたタオルで翼についた土の汚れや血を丁寧に吹き落とす。時折、彼は「痛くない?」や「大丈夫?」と優しく声をかけた。

最初はtaphも緊張して翼が強張っていたが、いつの間にかdusekkarの身を任せていた。翼の手入れをされるのは子供の頃以来で、その感覚が懐かしく思えた。




dusekkarは最後に羽を綺麗にブラッシングし、優しく撫でた。taphの翼は電灯に照らされて綺麗に輝き、まるで不死鳥のようだった。


「これでいい?」


「😊👍🤙(動きやすくなった。ありがとう。)」


dusekkarは視界いっぱいに広がっているtaphの翼を見つめ、小さく呟いた。


「……綺麗だね。」


その言葉を聞いたtaphはなんだか照れくさくなり、おずおずと翼を背中にしまう。隠れて見えないtaphの頬はうっすらと紅潮していた。


「😕🪽💔(でもまた汚れてしまうよ。)」


「また私が手入れをするよ。」


「🫤🖐️(でも……)」


taphはサインをしようとしたが途中で止め、そのままdusekkarにゆっくりと体を預けた。


「😌(……ありがとう。)」



時計の針の音が優しく響き、部屋を優しく包みこむ。

2人のいる部屋だけ、時間がゆったりと進んでいるような気がした。

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コメント

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ユーザー

貴方の言葉選びが好きです……✨️素敵な小説ですね💕︎

ユーザー

めちゃくちゃ好きです🥹💗💕

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