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ぼくには色がない。…失礼、急に言われても分からないよね。ちゃんと説明しないと。皆が知っているように、この世界には色がある。赤色、青色、紫、黒…まぁ色々。誰しも、自分の肌の色、目の色、髪の色を持って産まれる。ぼくも多分、色を持って産まれたんだろう。けど、ぼく自身は自分の色を認識出来ない。矛盾していると思うでしょう?ぼくもそう思います。けど、事実なのは変わりない。ぼくは他の人と違う。そう痛く思い知らされるのが、ぼくが生まれ持った能力。安心してください。ここは、ファンタジックな世界でもなく、死後の世界でもなく、普通の、ごく普通の世界です。けれど、ぼくはその世界の中で、1つの能力をもって産まれた。それが、「色を認識する」能力。そんなの、皆が持っているだろう。貴方はそう思ったはずです。ぼくもそう思いました。けれど、この能力があるせいで、ぼくは自分の色を認識出来ないのです。自分の肌の色、目の色髪の色、全てが認識出来ません。自身の着飾る服や物は認識出来ます。そして、周りの人の色も。ぼくだけが、ぼく1人だけが色無く産まれていたのです。いいえ、もしかしたらぼくにも色があるのかもしれません。けれど、ぼく自身が認識出来ないのなら、それは色がないと言っても同じなのではないでしょうか。これは、そんなぼくの1つの物語です。
かきかき
最後まで見て下さりありがとうございます。これは1人のバカが殴り描きした絵でなんか作っちゃおうというバカな発想から生まれた話です。1人のバカというのは察してください。ノベルじゃなくて小説になってるのは気のせいです。いや、これはもう小説です。てことで、もしこの先がみたいという方がいらっしゃいましたら、♡等してくれると嬉しくて舞い上がります。まぁとりあえずはマイペースに更新していこうかなと思っておりますので、ゆっくーーーっり待っててくれると助かります。