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9⛄ びーえる
R15
🧡💚
本人様とは関係無
色々許せる方のみ
💚受け以外も書こう!!と思ったので
すのBLの短編集つくりました︎︎、!
最近投稿できてなくてほんとにごめんなさい…!!
♢ side / 🧡
『 っん、… 』
朝起きれば、隣に愛らしい彼女の顔。
小さい棚の上に置いていたカメラを取って起動させる。
そのあと、ぱしゃりとシャッター音を鳴らして彼女の寝顔を密かに撮る。
盗撮とか言わんといてや、可愛すぎんのが悪いねん。(
「 んぅ、… 」
シャッター音に反応したのか、彼女の体がぴくりと動く。
『 …可愛ええね 』
開けた窓から風が吹いてからなびくさらさらな髪。
その髪をさらりと撫でる。
「 ん、ん… 」
俺が立ち上がろうとすると、彼女がぐいっと俺の事を引き寄せる。
『 んわ、… 』
「 んん… 」
寝ぼけていたのかどうなのか、彼女は目を閉じたまま。
『 …起きとる? 』
「 すぅ…すぅ、… 」
俺がそう問えば、寝息を立て始める彼女。
『 …寝とるんかい。 』
さすがにタイミングが良すぎるけど、まあ寝たふりとは思えへんしな。
『 …起こすか。 』
今日振り入れやんな、はよ起きへんと
『 あーべーちゃーん。おきろー!! 』
「 ん…ぅ、… 」
起きたと思えばまた寝息を立て始める。
『 なんやねんっ!!! 』
ぼんっ!!とベッドを叩きそうになったが、
叩いてしまえば彼女を叩くことになるのでやめといた。
『 …もおおお、はよ起きてやあ!! 』
そう怒鳴っても彼女は起きる気配無し。
なので、もうキスして起こすことにした。
ちゅっ、とリップ音が鳴る。
舌を絡めて、歯列を眺めて。
「 っん、ぅ、…!?♡♡ 」
ぱちりと目を開ける彼女。
「 っはっ、ぁ゛、っ…♡♡まっ、ぁ…、♡♡ 」
深い深いキスをしたあと、ぎゅっと抱き締める。
『 やっと起きたぁ、、 』
「 こーじぃ…? 」
俺の強く強く抱き締めた手を、すっと撫でて
彼女は抱き締めてくれる。
『 おはよう 』
おはようは君の隣で。