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コメント
1件
わっ、ついにスペードの核心に触れる回キターーー!!😭💕「呪われた王子」って何!?しかも魔物に好かれる体質とかキャラ属性盛りすぎでしょ…カッコよすぎて泣くわ。笑顔でとぼける感じが逆に不気味でエモい〜!!あとリサが魔法試すシーン、素直に「ありがとう」って返すアリスも尊いっすね…✨続き早く読みたい!!
エコ

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ゆいぽん
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月白
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月城 蓮桜音
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「さてと――」
少し進んだ洞窟内の大きめの空間があるところで、アリスが止まり、振り向いた。
「説明して貰えるかな? スペード」
「何のことっすか?」
「さっきのレッドフォレストフロッグのことだよ」
アリスが、キッときつい口調でスペードに問う。
カエルさんがどうしたのかな?
「あれは僕の事が好きすぎて追っかけてきただけじゃないかなーっすよ」
はぁと小さくアリスが息をはいた。
「レッドフォレストフロッグ自体は珍しくもない位に数はいるけれど、あのサイズ。どう見ても数百年に一匹大きくなるかどうかのサイズだった。それが二匹も。君を追いかけて――。」
「あぁー、おっきかったっすねー。どっちも」
スペードの言葉に耳をピクリと動かし、アリスはきつい姿勢を崩さず続けた。
「答える気はないってことかな? ボクがあんなに近くに来るまで、飛び跳ねる気配に気がつかなかった訳も?」
「何のことっすか?」
スペードは、とぼけ続けている。表情は、にこにこと笑う、口元しか見えないので読めない。
「スペード、君が呼んだ訳じゃないよね?」
呼んだ? 猛獣使いみたいに、魔物を操ったりできるのかな? スペードの方を三人でじっと見ると、彼は帽子をぎゅっと、被り直しながら、まるで三日月のように少し口を開き笑った。
「僕は、呪われた王子だからねぇ。魔物に好かれてしまうのかもしれないっすね――」
急にぞくりとする気配を感じた。呪われた王子? いったいどういうこと?
「あぁ、それよりも、気を付けた方がいいっすよ」
にこにこした口元に戻ったスペードが洞窟の奥を指差す。まるであの時のサラのように。
「くるっすよ――」
ガラガラガラガラ
ズズズズ
何かが崩れるような、突き上げるような音がする。
「何の音?」
「これは――」
穴の奥から、ヌッと先程追い払ってきたもぐらと同じ顔が現れた。ただし、大きさは洞窟の入り口と変わらない。しかも、身体は岩で覆われている。
「ロックウェアーモウル」
「わーぉ、また大物っすねー」
平然と、にこにこしているスペードは、五歩程後ろに下がっていた。一緒に何とかしてくれる気は無さそう。
アリスは剣をルードは杖を構える。私? 私、武器とかない!
「リサ様、後ろに下がって下さい! アレは土の魔物なので風の魔法が使えない貴女には厳しい相手かと思われます」
「コイツが眠らせていた犯人かなぁ?」
「アリスちゃん、私も――」
「見える相手はボクに、もう少し頼ってよ」
ドキリとする。そういえば、私魔法が使える様になってポンポン使ってた。アリスが前に出ていたあの時も、任せていればスペードに絡まれることなく、済んでいたかもしれないのに――。
「うん、気をつけて!」
今回はアリス達に任せておこうと私は少しだけ後ろに下がった。
そうだ、アミスがたしか水の魔法で能力をあげてなかったっけ?
あの魔法をかけて。
「ウォータ!」
さぁっと、霧雨がアリス達に降り注いだ。
アリスは、すぐに何が起こったかわかり、にこっと笑って言った。
「ありがとう!」
そう言った後、彼は風の精霊を呼び跳躍した。