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―半年前
小学6年生の6月頃、私は転塾を考えていた。「転塾」には、少し遅い気もする6月頃、なぜ転塾をしたのか。
私は、3年生の頃、中学受験ドラマ「二月の勝者」に憧れ、有名な中学受験塾であるN能研に入塾した。
最初は、志望校などは特になく、ただ「楽しい」からという理由で通っていた。小学5年生の頃、近くの公立中高一貫校に志望校を決めた。しかし、私の通っていた受験塾は、私学受験が主だったため、公立には対応していない。
そこで、「転塾」という決断に至ったのだ。
私はまず、その塾の体験授業に行った。最初の文系の先生の印象は、「最悪」と言っても過言ではなかった。ピアスに、顔まわりのインナーを一束だけ金髪に染め、ネイルをしている。N能研では、あり得ない格好だった。正直、思った「チャラい」と。
これが、あの人と私の、私にとっての最悪の「はじめまして。」だった。