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白叉 黒子『ここで討つ………テメェは、ここで………』

赤死 真人『かかって来なァ……零財団


~第7話《奴隷》~


1日前 ー《赤死家》宅の大豪邸にて

赤死 真人 青峰 晶 黄々 小金の三人が、食卓を囲んでいた

青峰 晶『んで、何?赤死が俺らを呼ぶなんて…いつぶり?』

赤死 真人『い~や~…ちっと話があってな』

執事に指で合図し、煙草に火をつけさせる赤死

ふーっと煙を吐いて二人を見る

赤死 真人『明日…本部に行くつもりなんだ 零財団の』

青峰 晶『あぁそう…何人か首取るつもりか?』

赤死 真人『それもあっけど…第一は、零刀所持契約のため』

青峰は鼻で笑い、グラスを持ってワインを嗜む

一方、黄々はがむしゃらにステーキをむさぼっている

青峰 晶『へー…俺ァ零刀に興味ねぇけど…随分と必死だな』

赤死 真人『所有権…そいつがなきゃ、零刀の力は使えねんだと』

赤死は縮みきった煙草を灰皿に押し付け、煙を吹く

赤死 真人『あの錆を取る方法…そいつは零財団に眠ってる』

青峰 晶『そんなんでまかせじゃね?聞いたことないぜ…』

赤死 真人『本部…零刀の情報なら、全部そこにあるはずだ』

ニヤッと不適な笑みを浮かべ、煙草の煙にうもれる視界…


《零財団》本部前 赤死 対 零財団 六人 ー それは、激しさを増す



赤死 真人(零刀ッ…錆だらけで零財団相手にどれだけやれるか…)

白叉 黒子(ここで討つッ…被害は出させない…)ビュ ッ

チャギィ…ンッ!!

白叉は刀を振り落とすも、赤死の零刀によって軽々と防がれ

二人の異様な殺意が、互いに滲み合う

赤死 真人『取るぜ~…テメェらの首ィ』ー ドドドッ!!

赤死は左手で拳銃を3発連射

白叉 黒子『う゛ッ…!!?』

その銃弾は白叉の横腹をかすり血が飛び散る

体勢を崩した白叉を見て、赤死はニヤリと笑い零刀で追撃

ギィンッ…!!

そこに檪原が間に入り、零刀を弾き返す

赤死は逆に体勢を崩され、その隙に檪原は刀に《》を流す

檪原 快晴『影雲 刺 (かげぐも さし)

檪原は《影雲》を刀に巡らせ、刃先を赤死へ突進

赤死 真人『舐めやがって………』

ザッ………!!

檪原 快晴『………!!?』

しかし…

ポタッ…ポタッ…

落ちたのは、檪原の血しぶき

赤死は瞬時に零刀を持ち直し、檪原の胸を突き刺したのであった

檪原 快晴『や……やるやん……アンタ…』

血が溢れて止まらなくなり、檪原は苦痛に顔を歪める

赤死 真人『あたしに突っ掛かったのが~…運の尽きだったな…』

シャッと零刀を引き抜き、赤死は周りの五人を見つめる

宝島 神楽『い………檪原…!!』

南雲 悟郎(規格外だナ…赤死の戦闘力も、零刀の切れ味も…)

零財団 五人は唖然 ー 赤死はさらに強く零刀を握り締める

赤死 真人(零刀…相性良いぜ………あたし達ィ…)

ニヤリと口角を上げる 赤死 真人

白叉 黒子『…!!?』

そこで白叉 黒子は 一人 何かを感じ取って口を開く

白叉 黒子『お前らッ…伏せろォ!!



その瞬間 ー



ザシュッ…!!

赤死の一振りで 五人の血しぶきが舞い散る

0.数秒 ー その間 ー たった0.数秒の早業

赤死は 五人を斬り倒す

赤死 真人『ご苦労さん………』

キンッ………!!

零刀を鞘に納め、零財団 本部へと歩みを進める赤死


ザッ


そこへ立ち塞がるは………

東条 楽『通すかよ……所有権は渡さねェ…』ー東条 楽

右手には既に抜いてある刀を握り、血走る眼で赤死を見つめる

赤死 真人『へーっ……楽しませてくれるねぇ、零財団』

東条 楽『丸ノ内戦争……それは、零刀の封印で幕を閉じた…』


《丸ノ内戦争》 それは、600年前………

零刀そのものと、刀の所有権のために繰り広げられた

40年と7ヶ月に渡りし《戦争

何千万という 妖術師 妖刀使い が戦場に足を踏み入れ、血を流した

そして その戦争は、零刀の封印によって幕を閉じる


東条 楽『その封印こそが、零刀の刃の…』

赤死 真人『ベラベラと……長話するために来たの?』

ギロリと睨みを効かせ、再び赤死は零刀を握る

刀に力を込め ー

ズンッ…!!

東条 楽『ッッッッッ………!!?』

ブシャッ………!!

東条の横腹が、いとも簡単に斬り裂かれる

ドクッ……ドクッ……ドクッ……

赤死はニヤリと笑い、東条を横目で流す

東条 楽『零刀は……誰の奴隷にも…ならねェ………』

ググッ…………

シュパァンッ!!

その瞬間

東条の一振りにより、赤死の右腕が吹き飛ぶ

カランッ…… ゴトッ……!!

赤死 真人『……………マジか』

赤死の右腕と共に、床に転がり落ちる零刀

そして東条は息を切らしながら、赤死に再び刃を向ける

東条 楽『もう刀は握れねぇだろ……死ぬのはお前だ…』

赤死 真人『アンタにも言えることさ…かなりの致命傷だぜ』

右腕が無くなっても、涼しい顔で笑みを浮かべる赤死

東条の横腹からは、ドクドクッ…と血が溢れ続けていた

赤死 真人『じゃ……あたしはこれで』…チャキッ

赤死は左手で零刀拾い、そのまま歩き出す

東条 楽『お……おいっ!逃がすかっ……!!』

しかし………

東条の視界は、徐々にぼやけ始め

東条 楽『ま…………待……て………』

バサッ…!!

その場に倒れ込む

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