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「#真相をお話しします」 の続きを勝手に考えました。
完全にネタバレ入ってるのでまだ見てない方は回れ右でお願いします🙏
分からなかったので一応センシティブつけてます
鈴木 side
「はぁ、はぁ」
どのくらい時間が経っただろう。僕はあの後多分死んだ。
天国への階段は7段とは聞いていたが、一つ一つの段差が僕の背くらいあるなんて
疲れた。しんどい。でも、登るのを辞める訳には行かない。凛子が待ってる。もうちょっとだ。
りんこ、りんこ、僕はやったよ。ルーを殺した。君を殺したルーに復讐することができたんだ。
もうちょっとでそっちにつくから。一緒に幸せになろう。
「チョモ!」
聞いたことのある声が聞こえて上をむくと、雲の上から凛子が顔をのぞかせていた
「凛子!!」
「チョモ!あいたかった!」
「僕もだよ!話したいことがたくさんあるんだ!」
凛子が雲の上から手を伸ばしてきた。
「つかまって!」
凛子の手を握った途端登ってきた階段が消えた。僕は落ちないように凛子の手に縋り付く
「うおっ!おちる!」
「…チョモ、ルーの事、殺しちゃったの?」
突然凛子がそう聞いてきた。
「え?」
「どっちなの」
「そういう話はさ、そっちに行ってからゆっくり話そうよ」
落ちる怖さからはやく上にあがろうとするが凛子は手を引いてくれない
「…ごめんね。ヒトゴロシはこっちにはこれないの」
そういい僕の手をはなした
「えっ」
僕の体はかたむき、下に落ちていく
何もかもがすごくゆっくりに見えた
「人生をかけて復讐なんてバカね」
凛子の涙が降ってくる。そんな顔をさせたかった訳じゃないのに。全部凛子のためだったのに。
…違うか。全部僕のためだ。凛子に惹かれていたから、許せなくて、僕の気を晴らすために復讐した。
まぁ、今更後悔しても遅いよな。
もし次があるなら、今度こそ真っ当に生きるから、また僕と出会ってくれますか?
これ授業中に思いついて、絵にしようと思ったんだけど画力が足りなくて書けませんでちた
かなしー