テラーノベル
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第15話まで読んでくれてありがとうございます!16話ぜひ呼んでってください!!🍀
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夜、 リビングは静かだった。
陸の震えはまだ 完全には止まっていない
ソファの端で小さく座っている。
あの男… あいつの顔がまだ頭に残ってる。
(……あれはまた来る)
確信してた。
俺はスマホを手に取ると、
陸が小さく顔を上げた。
〖……龍馬さん?〗
【ちょっと電話する】
そのままベランダに出る。
夜風が冷たいなか、 電話をかける。
数秒後。
『もしもし?』
玄人。
『こんな時間に珍しいやん』
【…ちょっと聞きたいことある】
『なんや』
【ガキに暴力してる親って、警察どうなる】
少し沈黙。
玄人の声が少し低くなる。
『証拠あったら普通にいける』
『傷とか、証言とか』
『通報すりゃ動く』
【……そうか】
『なんや、誰の話?』
少しだけ間を空けて言う。
【陸】
電話の向こうが静かになる。
『なるほどな…』
『なら躊躇すんな、 あいつ守りたいんやろ』
『やれ』
電話を切る。
部屋に戻る。
陸が不安そうにこっちを見ていた。
俺は目線を合わせる。
【……陸】
少し真面目に言う。
【警察に言う】
陸の目が大きくなる。
〖……え……〗
【あいつ捕まえる】
しばらく沈黙。
陸の手が震える。
〖……でも、 僕の親で……〗
その言葉を聞いて、 俺 は少し強めに言った。
【親ちゃう】
陸がびくっとする。
でも俺は続けた。
【お前をあんな目に合わせる奴は、
ただの加害者や】
静かな部屋で、 陸は下を向いていた。
しばらくして… 小さな声。
〖龍馬さん〗
【ん】
〖一緒に、行ってくれますか……〗
俺はすぐ答えた。
【当たり前や】
┈┈┈
翌日、 警察署
陸の手は冷たい、でも… 離さない。
警察官が話を聞く、 陸は震えながら話した。
暴力。
金。
殴られたこと。
逃げたこと。
途中で何度も言葉が止まる。
その度に俺は横で言う。
【ゆっくりでええ】
時間はかかったけど、 全部話した。
警察官が静かに言う。
「ありがとうございます」
「こちらで対応します」
数日後の 夕方。
家のインターホンが鳴った。
警察だった。
「ご報告です」
「お父様を暴行と虐待の疑いで逮捕しました」
時間が止まった、 陸が固まる。
陸を見ると 陸の目から涙が落ちていた。
〖……終わった……?〗
小さな声。
俺は頭を撫でた。
【……あぁ】
【終わりや】
陸が泣きながら言う。
〖…もう、怖くない……?〗
俺は少し笑って答えた。
【もし怖くなっても】
陸の肩を抱く。
【俺がおる】
その瞬間、 陸が俺にしがみついた。
震えてた体が、 やっと…
ゆっくり止まっていった。
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第16話終わりです🍀
次回もお楽しみに!
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