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詩乃side
深夜一時。春になってきたとはいえまだ冷える夜の空気に白い息を吐きながらとある家に向かう。服装はだいぶラフ。厚めの部屋着にマフラーを軽く巻いてきただけ。
手先が寒すぎて手にはーっと息をかける。まだ冷たいけど…まあいっか
「あ、いた」
目の前から声がする。聞き覚えのある可愛くて響く声。少し下だった目線をその人へ向ける
「っ!れむ!」
大好きな彼女が目の前にいて思わずかけよる
「外寒いやろ。早く行こ」
そう言って来た方向を向く
「うんっ!」
…
「わざわざ迎えに来てくれたんだ?♪」
「…はぁぁあ」
「んふふw」
『今から行っていい?』って送ったらすぐに返ってくる『いいよ』。その後もわざわざ迎えに来てくれたり、サラッと手繋いでくれてるし。
「どっかの魔王みたいにツンデレではないから普通に認めるけど…改めて言われると恥ずい」
え、アルって言うほどツンデレ…だなぁ?かなめのこと大好きだけど暴言吐きまくるしね?
「しのさんのこと大好きだもんね〜!」
「…否定はしない」
…れむも大概ツンデレな気がするw
「ただいま〜」
「お邪魔しま〜す」
れむの家について玄関で靴を脱ぐ
…あれ?くにさんのともう一つ靴?
「れむ〜?今日誰か来てる?」
「ん?あ〜…ちょっと来て」
少し考えた後手招きされる。
来たのは…くにさんの部屋
れむにが人差し指を口の前に持っていって合図する。…綺麗な仕草
「開けるね」
かちゃっと静かにドアを開ける
うわぁ仲良し…
目の前にいたのはくにさんとこったろさん。…まあ寝てるんだけど!二人で向かい合って軽くハグした状態で寝てる。オフのアイドルなんてなかなか見れないからちょっと新鮮。メイクもしてないのに綺麗な寝顔。これ絵になるなぁ…
れむがゆっくりと扉を閉める
「この二人がメインキャストのドラマの撮影があって、帰りにくにのが疲れてダウンしちゃったみたいで…そのまま二人で寝てる」
「…仲良いね」
「ね。流石スーパーカップル」
「はいどーぞ」
ホットミルクを差し出される
「ありがとぉ」
「…wしの眠い?」
「ん〜寝れなくてここ来たけど眠くなってきた…」
「なら寝れるうちに寝なー?もうすぐデビューライブだよー?」
…れむもぽわぽわしてる
「ん〜一緒寝よ」
「私はもうちょっと起きて…おゎっ⁈」
無理矢理引き寄せてサーモンピンクのふわっふわの髪に頭を軽くくっつけて肩に体重を預ける
「んふふ〜おやすみ〜♪」
れむは驚いた後少し躊躇ってから口を開いた
「…おやすみ」
琥楽side
ドラマ撮影の後結局泊まらせてもらっちゃったし…朝ごはんでも作るか
目の前で寝てるくにのちゃんを起こさないように起き上がってキッチンに向かう
…ん?
リビングに見える二つの影。少し覗いてみると…
「…w仲良いねぇw」
お互い肩を借りて寝るしのちゃんのれむちゃんをぱしゃっと撮ってキッチンに向かった。後からほとけちゃんにも送っとこうかな?
後日、このことがバレてれむちゃんにちょっと怒られるのはまた別の話。しのちゃんは満更でもなさそうだったけどね
読んでいただきありがとうございます!
どもども星音です!
都さん琥楽さん出て来ましたね〜!個人的にお互いに暖かく見守ってそうなニペアだなぁと思って書きました!
さあもうすぐデビューです!
それでは!また次回!