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#ニキ【すごいイケメン】
りん ㄘゃむ
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あー、これガチで笑ったわw ニキの「そういう関係…?」ってシリアスな勘違いから、まさかのトランプってオチが完璧すぎる。 「腰しんどい」「ただの遊び」ってワード、確かにエロにしか聞こえへんからニキの気持ちもわかるけど、全部カードゲームの話ってドッキリみたいやんw 最後に「三人でトランプせえへん?」って畳みかけるシードの容赦なさ、好き。 でもニキの胸にほんのちょっとだけモヤモヤが残ってるラスト、そこもリアルで良かったわ。
微ニキしろ+微シドしろ
ニキ+シード×しろせんせー
解釈違い有
勘違い
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
Discordにログインすると、すでにボビーとシードの声が流れていた。 俺はいつものようにマイクをオフにしたまま、聞き流すつもりでいた。
「昨日シード、お前のせいで寝不足やし腰しんどるわ」
ボビーの声が聞こえてくる。
「それはお前がもっととか言うからじゃろ?」
「いや俺は1回で終わろって言ったし!」
……え?
俺は一瞬、編集をする手が止まった。 何の話だ? 昨日の夜、二人が一緒にいたってことか? しかも「もっと」とか「1回で終わろ」とか……そんな会話、普通に聞こえてくるものじゃない。
もしや……二人はそういう関係なのか? 付き合ってる? それとも……ただの遊び?
頭の中で疑問がぐるぐる回る。 目の前で俺がいるDiscordで、そんな話をするか? いや、俺が黙って聞いているだけだから気づいていないのかもしれないが……。
俺は我慢できずにマイクをオンにした。
「そこって……付き合ってんの……?」
一瞬、静かになった。
「……は? なんで急に笑」
ボビーが驚いた声で聞き返してくる。
「いやだってさっきから……」
「いやそれはただの遊びじゃけぇ」
シードのあっさりした返答に、俺は胸がざわついた。 付き合っていると言われた方が、まだマシだったかもしれない。 遊び……か。なんだか胸の奥がもやもやする。
「あー、はは……そういう……」
納得できていないのに、無理やり自分に言い聞かせるように相槌を打った。
シードが笑いながら続ける。
「というかお前ほんま弱かったのぉ」
「いや弱いとかないから!!シードがここやろ?とか触りながらいってくるからっ!!」
「はは、でもしろそこだめっとかいって分かりやすいんよなぁ」
地元の同級生と相棒の性の事情を聞きたくない。 聞きたくないはずなのに、なぜかDiscordから抜ける気にはなれず、俺は画面を見つめたまま固まっていた。
「……さっきからニキ喋らんけどどした?」
ボビーが心配そうに、突然話が振られて、俺は慌てた。
「あ、えっと……」
「なんか声低いし」
「……あのさ、そういう話は人がいないとこでした方がいいんじゃね」
自分が思っているよりも低く、拗ねたような声が出てしまった。 しまった、と思った時にはもう遅い。
「え、ニキなんで怒っとん?」
「いや別に怒っては無いけど、モラルの話ってか……」
否。怒っている。 なんだか相棒と同級生を同時に取られたような、そんな気分だった。
シードがくすくす笑いながら言った。
「あー、もしかして勘違いしとるんじゃね?」
「……勘違い?」
「今俺らがなんの話しとったかわかりよる?」
「……いやそこがまぁなんていうの」
言葉が詰まって、俺は頰を掻いた。
「2人がセフレ?で、昨日やった話を…」
ボビーが堪えきれずに噴き出した。
「っぷはっ……」
先に笑い出したのはボビーだった。 それにつられるようにシードも大笑いし始める。
「ははは、ニキお前だいぶ勘違いしとるのぉ笑」
「なにが!!」
「はぁ、お腹いた笑」
ボビーが笑い疲れて一息つく。
「あのなニキ笑。俺ら今さっきまでトランプの話しとったんで?笑」
……時が止まったような気がした。
「いや待て!なら腰が痛いってどういうこと!」
「トランプで椅子に長時間座ってたら腰痛なっただけやし笑」
「ならっ! シードがただの遊びって言ったのは……!!」
「そりゃトランプは遊びじゃろ?」
シードが悪びれもせず平然と言う。
俺は完全に言葉を失った。 全部……トランプの話だったのか。 「もっと」とか「1回で終わろ」とか「ここやろ?」とか……全部、カードの話だったなんて。
顔が熱い。耳まで真っ赤になっているのが自分でもわかる。
「はははっ、ニキお前マジでおもろいわ笑。 『そういう関係かも』って本気で心配しとったん?」
しろせんせーが楽しそうに笑う。
シードもまだ笑いながら、からかうように言ってきた。
「ニキ、安心せえ。俺としろはそういう関係ちゃうから笑」
その言葉に、俺の胸がどくんと鳴った。
「うるさい……! お前らがいきなりエロい会話みたいに紛らわしく聞こえるようなこと言うから!」
「エロい会話みたいって……ニキ、どんな妄想してたん?」
シードが意地悪く笑う。
ボビーが優しく、でも少しからかうように言った。
「ニキ、俺らがお前の前で性事情はなしとるでも思ったん?笑」
「……もうええわ。忘れろ」
俺は恥ずかしさを誤魔化すように言ったが、二人はまだ笑っている。
シードが最後に、からかい半分、本気半分で言った。
「ニキ、もし本気で心配なら……今度三人でトランプせえへん? 俺とボビーがどんな関係か、ちゃんと見せつけたるよ」
「見せつけるなバカ!」
俺の叫び声に、二人がまた大笑いした。
結局その夜は、勘違いから始まった馬鹿馬鹿しい会話で夜更かしすることになった。 胸のモヤモヤは、からかいの中で少しずつ溶けていったけど…… どこかで、ほんの少しだけ、残っているような気もした。