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いつも頑張ってる君は

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いつも頑張ってる君は

第1話 - 第1話

115

2025年03月14日

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#読み切り

#瑠渡くんのお部屋

瑠渡🕊‎🤍

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いつも頑張ってる君は。

碧side _

碧『あｯ！！ないこたーん！！』

ｷﾞｭｯっと頑張っている貴方に抱きつく。

桃『うわっ、なんだ … まろか笑』

ﾖｼﾖｼと、俺の頭を撫でまた作業に戻った貴方。

碧『何してるのぉ〜？』

桃『今度のコラボの企画書の修正。』

碧『 … そっか！！』

頑張りすぎ … 、なんて俺が言えることじゃなくて

桃『 … ？』

桃『なんか用事だった？』

碧『いや、それ終わってからでいいよ〜』

桃『ん、』

今日も見守るだけ … 。

水『 … いふくん』

碧『 … 』

水『いふくんｯ！』

碧『 … 』

水『いふくんってば！！！！』

碧『ん ‪”‬ っ … なんだようるせぇな。』

夕暮れ時、不仲なあいつに声をかけられた。

水『ずっと呼んでるのに返事しないからでしょ！？』

碧『あー、わり w 』

水『はぁ … 』

碧『んで、？何用』

水『ないちゃん止めてくれない？』

碧『 … ？』

不仲なあいつからの要件は頑張りすぎのあなたを止めるよう言ってという事だった。

俺が言っても変わらないと思うが、一言だけでも … と思い社長室に向かった。

その様な安易な考えはあなたの顔を見て捨てた。

碧『なぁ、ないこ。』

桃『んぁ … ？』

桃『あぁ、ごめん … まだ終わってなくて、笑』

碧『それは今は置いといていいから。』

桃『俺に用事だったよね、、』

桃『ごめんけど、これ終わらせたくて … ｯ』

碧『 … そう言って何時間たったと思ってるん？』

桃『え … ？ 1時間くらい、かな？』

碧『 … ばか。』

碧『もう夕暮れやでｯ？』

桃『 … そんなに経ってたの、、』

ずっとぼーっとしてるあなた。

その姿に俺は痺れを切らしてこう言った。

碧『なぁ、もうないこは充分頑張った。』

碧『 1度全部捨てへん？』

桃『はｯ？』

桃『まろ、何言ってるか分かってるの？』

あなたは立ち上がり俺の胸ぐらを掴む。

碧『もちろん。』

桃『ここまで頑張ってきたものを捨てろとｯ！？

』

碧『 … あぁ。』

桃『ｯ！！！』

桃『まろはなんも分かってないねｯ！！』

碧『分かってへんのはないこやろ？』

碧『それ以上頑張ったらないこが壊れるで。』

ヒートアップせずに淡々と話す。

あなたを失わないために …

桃『 … 俺は、もう限界ｯなの？』

俺は黙って頷く。

桃『そっか、』

桃『そうなんだね … 』

碧『ｯないこ！！』

膝から崩れたあなたを支える。

桃『いいよ、まろ。』

桃『全部 … 捨ててみよう』

真剣な眼差しであなたはそう言った。

碧『んふっ笑』

碧『言質取ったからなぁ！』

桃『えぇ、笑』

不仲なあいつに連絡をしながらあなたと夕暮れの道を歩く。

碧『 … 綺麗やなぁ』

桃『そうだね』

碧『また、 6人であるこ。』

桃『ｯ！？』

碧『 1からでも、あいつらならついてきてくれる。』

桃『 … 』

桃『うんっ！！』