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しんしき
(桃巌深夜×一ノ瀬【桃】)
四季君桃太郎パロ
書きたい所だけなので、繋がってないです…
生まれた時から、神に見放されていると思った。
生まれ持った能力も環境も全て恵まれているとは絶対言えなかった。
どれだけ必死になろうと、決して神はこっちを見ないんだとずっと思っていた。
でも…アイツだけは違った。
「………もう、俺が何しようと…」
そう言いながら、火をつけたマッチを手から落とした。
「!、ダメッ!!!」
手から滑り落ちた火が灯油に触れる寸前で誰かが、マッチごとその火を掴んだ。
「ッ〜!!!!!」
歯をグッと噛み締めて、小さく涙を浮かべ痛みに耐えながら炎を握り消した。
「危ないだろっ!火遊びか?!」
「あ…え、それって…たいッ…ヒッ……!!」
振り返りながらそう言ったショートヘアの少女は、首元のファーを見指差し自分よりも階級が上であることを察して顔を青ざめキュッと口を閉じた。
「あ?テメェは誰だよ」
「も、桃瓦四季ですっ!!本日より桃巌隊長の隊に入れさせていただくことになりました!!」
四季と名乗ったソイツは火傷したであろう手をピシッとおでこに当てて警官のようなポーズを取った。
「桃瓦か…」
「はい!自分は戦闘にしか能力がないので、桃巌隊長のことをめっちゃ尊敬してて!」
「俺は頭弱いんで、こう…脳力戦?っていうの出来ないんで!!」
…能力?濃緑?濃力…脳力??
「あー…心理戦…か?」
最も容易く深夜の地雷を踏み抜いてきた事に苛立ちを覚えたけれども、それ以上に頭が弱いのが目立った。
「はい!心理戦!頭良い人しか出来ないじゃないですか!俺めっちゃ憧れてるんです!!!」
深夜自身、“憧れ”という言葉が深夜に向けられるなんて到底思っていなかった。だから最初に来たのは、自分よりも生まれ持った能力の人間が自分に焦がれる事への優越感…
そして純粋な目をした四季へほんの僅かな愛おしさ。きっと最初はただただ懐く犬のように思っていたのだろう…。
「おい、四季!」
「!はいっ!!」
呼ばれれば満遍の笑みで駆け寄ってくる四季を深夜は可愛がっていた、もちろん自分でも気付いていないし周囲も確信するほどでもなかった。
暇さえあれば側に寄せ、餌付けし、自分では余り手入れをしないと言う髪をじっくり整える。
深夜だって最初はそれが懐いてきた部下へ向ける感情だと思っていた。
されどある日、深夜は見てしまった。視界を干渉して四季が楽しそうに話して抱きつき嬉しそうに目を細めている所を。
それを深夜はじっと見つめていた。ただ四季が自分以外にどうするのかを。
脳内を埋め尽くすのは真っ黒い闇のような暗い暗い感情だった。認められない、見放されていると感じていたあの時の感情がより濃くなって深夜を蝕んだ。
消えたと思っていた感情は、四季によって緩和されていただけだった…
あぁ…誰か、我を失いそうな俺を誰か救ってはくれないのか…?
ならばいっその事…
この感情に呑まれた方が________。
ふらつく頭のまま何かを縋るように天に伸ばした手を誰かが掴んだ。
「…あ?」
「桃巌隊長?大丈夫?!じゃないよね…」
ギュウと抱きしめられ、包み込まれた香りを知っていた。
「なんかあった?」
「また火でも付けたくなったのか!?」
それはダメだぞ、と笑う四季。
「俺は放火魔じゃねぇよ…」
「知ってる」
「………なぁ、四季」
「ん?」
頭を撫で微笑みながら深夜の言葉に耳を傾ける、それは深夜にとってはまるで救済だった。
「俺は…」
「生まれた瞬間から負け組だった、卑怯な手でのし上がってきた…」
「うん…」
「俺はお前が嫌いだ」
「戦闘系の能力で向上心も愛嬌もある…」
「でも…それ以上に俺は、」
「俺が大嫌いだ…」
「恵まれなかった、俺はッ!!」
眉を顰める深夜の頬に四季はそっと手を触れた。それに驚き言葉を止める深夜。見上げた四季の顔は酷く優しい笑みをしていた。
「じゃあ俺は…隊長が隊長の事を嫌いな分愛してやるよ」
「隊長の事」
「それに…隊長の努力は俺全部知ってるぜ?」
「隊長になる前も必死で夜遅くまで起きてただろ?親父が教えてくれたんだよ」
「毎日あの部屋だけ明かりが付いてるって言ったら」
「そこは桃巌深夜って隊員の部屋だ〜って」
「親父に内緒で一回抜け出した時に見たのは、隊長が訓練場で目から血流しながらも練習してた所」
「世界がどんだけ嫌でも俺は、桃巌隊長のこと好きだぜ!!」
その言葉に深夜の視界に居た四季の輪郭は、ボヤけてその青い髪だけが見えた。
『終わり次第ロビーで待ってろ』
そう言われたから、隊服から着替えて深夜さんを待つために大人しくロビーで座っていた。
まだかな〜と足をぷらぷらしていたら背後から誰かの足音が聞こえてきた。
深夜さんかな?と振り向いた四季は、靡いたセミロングの髪を見た
「?あれ、君は」
「!初めまして!桃瓦四季です」
「!君が深夜さんが溺愛してるって噂の四季君なんだね!!」
「初めまして、桃寺神門です」
「で、溺愛ッ//!?」
「おい四季」
「!桃巌隊長!!」
四季の背後から抱きつくように肩に顎を乗せて、深夜は威嚇するかのように言った。
「お前は桃瓦じゃなくて、桃巌四季だろーが」
しんしきが好きなんだ〜‼︎‼︎‼︎‼︎
ってなって書き殴ったしんしき
深夜さんが四季君に依存(?)してたら美味しい…
っていうか、最近いつもに増して返信やコメントが出来ずにすみませんッ!!!!
どうにかしてコメントしようと思ってはいるものの時間が上手く取れず…
深夜帯なら返せる事も多いんですけど、日中はあんまり出来なくて… そのせいで見逃すことや、返信が出来ない事があると思います…
投稿は合間を縫って書いていて投稿はできたりするんですけど…
本当申し訳なさすぎて死ねます…
本当にすみません、こんな自分勝手な人間ですけど、まだ仲良くさせてください…
嘘です、フォロー切ってくださっても大丈夫ですし、無視してくれても良いです…
コメント
53件

依存×溺愛=BIGLOVE 神門さんその噂詳しく聞かせてください 今回も最高です…
やっば!!しんしき尊い! 最後の背後から抱きついた場面深夜さんがくんのこと好きだって伝わってくる〜( *´꒳`* )