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閲覧 ありがとうございます 。
今回貴方様が手に取られた物語は 、
「 咲いて、舞って、恋をして。 」という星からできた本となっております 。
BL 茈赫 キャラ崩壊 創作奇病 口調違い 微🔞 ちょい汚い言葉遣い 嘔吐シーン
が含まれます 。
地雷に当てはまる方は御引取りくださいませ 。
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「 けほっ、けほッ… 」
ひらひらと花びらが床へと舞い散る 。
その花びら一つ一つが 、 憂いを帯びていた 。
『 咲いて、舞って、恋をして。 』
深夜のdiscord 。
なんとなくで作業部屋に入っているが 、 時間が時間なため画面左下に映る四角は赤色一つだけ 。
咳に合わせてアイコンもぴこぴこ跳ねる 。
「 ぅえ”ッ…げほッ、ごほっ… 」
ひらひらと花びらが舞い踊る 。
いや、踊っていたら良かったな 。
綺麗だとそう簡単に言えるようなものでも無い 。
赤い花びらがデスクの上に落ちる 。
赤い花びらは吐血のようなものらしい 。
きっとしばらく寝られていないのと、片思いのストレスからだろう 。
そう、花吐き病を患っている…ということは、どうやら片思いを拗らせすぎてしまったようだ 。
お相手は同じ歌い手グループのメンバー、そして相棒のいるま 。
いつの間にか、好きになってしまっていたようだった 。
彼が喋ると無意識に少し口元が緩んでしまうし、リアルで会った際も彼をずっと目で追ってしまう 。
そのことに気づいたのは、メンバーのすちに言われた時だった 。
気付いてからは早かった 。
同性を好きになって、しかも大切な同じグループメンバーで、相手はノンケ 。
叶うことのない恋だって、理解するのに時間は要さなかった 。
先程舞い散った花びらをとりあえず床に落としていると、軽快な音が鳴ったその直後、画面左下に紫色の四角が現れた 。
📢「 おっすー、まだやってんの?笑 」
🍍「 ん…元気だねぇ?笑 」
📢「 仮眠取れたけん笑 」
彼は最近あまり寝られていないようだったので、寝れたことに少し安心感を覚える 。
一方俺は、また咳が出てくる 。
🍍「 けほッ、けほッ… 」
📢「 風邪?大丈夫なん? 」
🍍「 あぁ、わり笑 」
その度に様々な色の花びらが舞って、すぐに床へと落とす 。
床を見てみれば、変な色のカーペットのようになっていた 。
🍍「 ぅえ”ッ…げほッ、ごほッごほッッ!! 」
ゞ「 ごめ、一瞬ッ… 」
再び咳が出てきて、急いでミュートにする 。
ヘッドフォンからは大好きな彼の声が聞こえてくる 。
どうやら心配してくれているようだが、未だ咳は止まらない 。
少しして咳が止まり、彼の声に耳を傾ける 。
📢「 お前…ッほんとに大丈夫か? 」
🍍「 ッあぁ!ごめんごめん笑 」
📢「 …病院行けよ、 」
ゞ 「 活動できんくなるし… 」
ゞ 「 普通に、心配だし 。 」
🍍「 ! 心配、してくれてんの? 」
📢「 え、そりゃぁ… 」
🍍「 んふッ 笑 」
📢「 やっぱなし 、 」
🍍「 なんでだよww 」
少し拗ねたような声に胸をどきどきさせながらも、それを隠して普通に彼と接する 。
すちからは分かりやすいと言われた俺の恋心 。
叶うことはないってわかっているけれど、それでも諦めることができない 。
好きだな、と心の中で思うと、嫌な予感がした 。
🍍「 ぅ”ッ、!?!? 」
ゞ 「 ッげ、ぇッ……けほッ、ひゅ、ッ…げほげほッ…!!!! 」
📢「 なつ?なつッ、!! 」
落ち葉を集めた後のように山積みに花びらが積まれていく 。
赤色やら紫色やら…水色もピンクも緑も黄色も 。
花吐き病に治療法なんてない 。
あるとすれば両思いになる、それだけ 。
🍍「 ひゅッ、ひゅーッ….. 」
📢「 …すまん、家行っていい? 」
🍍「 ッえ…? 」
ゞ 「 かひゅッ、ひゅッ…!! 」
📢「 ッ、すぐ行くから 」
彼はそう言い残すと、discordから落ちた 。
酸素が少なくなった脳をなんとか回して、最優先は花びらを片付けることだと考えた 。
急いで床に散らばった花びらをかき集めて、大きめのゴミ袋へと移す 。
きつめに袋を結び、部屋の隅っこの方へと移動させる 。
数十分後、家のチャイムが鳴る 。
ふらふらとした足取りで玄関へ向かい、鍵を開け、隙間から確認する 。
📢「 ! 大丈夫か…? 」
普段よりもラフな格好で、息が上がり、額には少し汗が浮かんだ彼を見て、心臓が締め付けられたように痛くなる 。
チェーンを外し、彼を中へと通す 。
📢「 勝手に押しかけてごめんな、 」
🍍「 いやいや、全然笑 」
会えて嬉しいよ、と言いそうになるのをどうにか抑え、ベッドに座り込む 。
📢「 明日予定あんの? 」
🍍「 仕事… 」
そう言いながら苦笑いをしてしまう 。
📢「 んー…どっかで病院行った方がいいよなぁ… 」
すぐ近くで俺のことで悩んでくれている彼に申し訳なさと嬉しさで感情がぐちゃぐちゃになって、胸がいっぱいになる 。
その直後、心臓が痛くなる 。
喉の奥に違和感を感じる 。
頭がぐらぐらする 。
口を抑えても、耐えられなかった 。
大好きな彼の目の前で、
花を吐いてしまった 。
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📢「 ッは…? 」
ゞ 「 これッ…花、? 」
🍍「 あ、ッぁ…ッ、 」
📢「 なつ…ッ、 」
うまく呼吸ができなくなり、視界がぐらぐらしてしまう 。
そんな俺のことを、彼は優しく抱きしめてくれた 。
泣いて、泣きじゃくって、彼の方を見てみれば、優しく、暖かく微笑んでくれた 。
それだけで心臓がきつく締まり、再び嗚咽が出る 。
吐きそうになっている俺の背中を、彼は優しくさすってくれた。安心する温かさを後ろから感じながら、花びらを落とす 。
🍍「 ッごめん…っ、 」
ゞ 「 きょ、うは…ッ、帰って…ッ、 」
📢「 ッなつ…ッ、 」
🍍「 誰にも言わないで、 」
📢「 …わかった、 」
ゞ 「 急に来てごめんな、 」
ゞ 「 お大事に 」
🍍「 ッぁあ”……っ…… 」
いい、これでいい 。
どうせ叶わない恋なのだから 。
しんどい思いをすることを減らしていこう 。
いつかはきっと、彼への恋心を消すことができるから 。
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翌日 。
朝から会議があったが、体調不良ということでお休みさせてもらった 。
朝から咳がひどく、花びらが部屋の隅の方に大量に積まれていく 。
昨日彼に抱きしめられて、消してしまいたい想いが心の中で大きくなってしまった 。
🍍「 もぉ”“やだぁ”ッ”… 」
花びらが積もる度に、彼への想いも積もっていく 。
消したい 、
消したくない 、
隠したい 、
隠したくない 、
この想いをどうするべきか 。
思考がぐるぐると巡り、気分が悪くなる 。
その日はずっと、ベッドに籠っていた 。
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翌日 目を覚ませば、スマホにもPCにも大量の連絡が来ていた 。
昨日仕事をすっぽかしたからだろう 。
のそのそとベッドから起き上がると、スマホに着信が来た 。
ちらっと見てみれば、今1番関わりたくない、関われない人からの連絡だった 。
かなり格闘したが、出ないことにした 。
なんとなくでdiscordに入ってみれば、俺以外のメンバーが集まって話していた 。
そういえば今日大事な会議だったな、と思う 。
🌸「 あ、なっちゃんおはよ〜 」
🍍「 おはよ、 」
🌸「 体調はどう? 」
🍍「 ん、ぼちぼちかな 」
ゞ 「 咳ひどいから黙ってミュートするかも 」
🌸「 全然いいのに笑 」
🍍「 いや今日大切な会議じゃなかった? 」
🌸「 まぁそうだねぇ… 」
🍍「 おk、遅れてごめん 」
🌸「 全然だよ笑 」
軽く会話を交わしたあと、会議が始まる 。
進行するのは、大好きな彼 。
声を聞くだけで、あの日の事を思い出して咳が出てくる 。
前よりも少し濃い色になった花びらが舞い落ちる 。
そこで俺の意識は途絶えた 。
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目を覚ますと、ベッドで寝ていた 。
いつの間にか自分で移動したのか、はたまた誰かが運んでくれたのか 。
それはわからないが、頭も痛く、気持ち悪さもあったため休むことにした 。
キッチンの方から何やら音が聞こえてきて、空き巣か、看病しに来てくれた誰か…まぁどちらにせよ、人がいることはわかった 。
ベッドの上でぼーっとしていると、なにか人影が動いたように見えた 。
そちらを見てみると、紫のアホ毛が特徴的な彼がキッチンから出てきた 。
📢「 ッあ、 」
ゞ 「 起きてたんか、 」
🍍「 え、ぁ…うん、ついさっき、 」
📢「 たく…びっくりしたんだからな 」
ゞ 「 会議中に話しかけても応答なかったし、 」
ゞ 「 電話かけても出てくれんし 」
ゞ 「 一応事情知ってる俺が来たけど… 」
ゞ 「 前よりひどくなってねぇか…?
」
🍍「 ッ、! 」
📢「 …あれから、調べてみたんだよ、花吐き病のこと 。 」
ゞ 「 治せるよう、協力する 。 」
ゞ 「 …好きなやつ、いんだろ? 」
🍍「 ぁッ… 」
📢「 …どーにか、そいつと恋仲になれるよう…サポート、する、からさ 」
🍍「 ッ…、 」
そんなことを言われて、
やはり俺は眼中に無いんだと改めて実感させられる 。
🍍「 ッわかん、ねぇよ…ッ、 」
ゞ 「 お前に、ッなんかわかんねぇよ!!! 」
ゞ 「 好きな奴に…ッ、好きな、やつに… 」
ゞ 「 思わせぶりみたいな態度されてッ… 」
ゞ 「 なのにッ、恋愛対象に思われてなくてッッ…!!!!!! 」
ゞ 「 花吐き病はな…ッ片思いを拗らせたやつがなるもんなんだよ”!!!! 」
ゞ 「 簡単にッ…結ばれるわけねぇだろッ…!!!!!! 」
ゞ 「 もうほっといてッ…!!!! 」
そう言って、彼の制止も聞かず、家から飛び出した 。
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走って、走って、走り続けて 。
それでも、彼に運動神経で勝てる訳もなく、途中で捕まってしまった 。
そのまま後ろから抱きしめられ、ひとけのない所へ連れていかれる 。
🍍「 ッ離せよ!!!! 」
もう、
もう 。
🍍「 期待さ”せん”なよ”“ッ…!!!!! 」
そう言い放つと、より一層、強い力で抱きしめられる 。
後ろからの温かさは、あの日の温かさと変わらなかった 。
優しくて、温かい 。
🍍「 ぁ”あ”____ッッ……!!!!! 」
📢「 お前にはわからない、って言ってたよな 」
ゞ 「 分かるわ、俺だって…ッ 」
🍍「 ッわかんねぇよっ…!!!! 」
ゞ 「 ….俺、お前のこと好きなんだよッ___ 」
📢「 …は、? 」
🍍「 ッはは、驚いたよな、ッ… 」
ゞ 「 …ごめん、離して…ッ 」
📢「 絶対、離さねぇよ、 」
🍍「 ッやだ…っ!! 」
📢「 俺もお前のこと好きだ、って言ってもか? 」
🍍「 え…? 」
📢「 好きだよ、なつ。 」
ゞ 「 誰よりも、好きだ…ッ 」
🍍「 ぃる、まぁ…ッ 」
彼の名前を呼ぶと、俺を抱きしめていた手が解かれる 。
でも、俺は逃げなかった 。
泣きそうな目をしながら、寂しげに、でもどこか嬉しそうに笑う彼の胸元に飛びついた 。
今までのハグの中で一番、温かく、優しく、甘く包まれた 。
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「 けほッ、ごほっ…! 」
深夜の路地裏 。
咳き込む声が響き渡る 。
📢「 ッまた… 」
地面にひらひらと舞い踊るように落ちた花は、白銀の百合だった ___ 。
白銀の百合 / 花吐き病患者が両思いになった際に吐き出す花 。
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1ヶ月後 。
久々に2人のスケジュールがあったため、酒でも飲もうやということで俺の家に、彼氏となったいるまががやってきた 。
📢「 うぃおつ〜 」
🍍「 テンション高w 」
何故かテンションの高い彼 。
そんな彼は酒雑魚な癖に謎に濃度の高めな酒ばっか持ってきた 。
🍍「 うッわこれ濃度高あ….. 」
📢「 いーやんいーやん笑 」
🍍「 いや俺吐くよ? 」
ゞ 「 あ、花じゃなくてゲ✘をね? 」
📢「 汚ったね まじで 」
ゞ 「 てかその補足説明いらねぇよ 」
🍍「 ちぇー笑ってくれるかと思ったのにw 」
📢「 いや笑うにはだいぶヘビーな冗談だったで?w 」
🍍「 ま、それもそうかw 」
そんな話もしながら酒を並べたりおつまみをとり出したり 。
すると彼がこんなことを言い出す 。
📢「 せっかく酒飲むんやし、本音ぶつけ合いでもせん? 」
🍍「 あー、なんだっけそれ… 」
📢「 ドッキリのときのかなw 」
🍍「 あー!あれか、グラス割った… 」
📢「 そうそうw 」
懐かしい話もしながら、酒をグラスへ注ぐ 。
🍍「 割るなよ? 」
📢「 え、フリ? 」
🍍「 割ったら○すからな 」
📢「 こっわww 」
ゞ 「 てかこれ俺があげたやつ? 」
🍍「 そーだよ、だから割って欲しくない、って… 」
ゞ 「 …忘れて…、/ 」
📢「 かわいww 」
🍍「 ちょ、よそ見すんな溢れるぞ!/ 」
📢「 へーへー笑 」
注ぎ終わって、テンション高めな乾杯をした後、口をつける 。
かなり味が濃く、俺は少しずつしか飲めなかった 。
📢「 美味しなかった? 」
🍍「 んーん、味は美味いんやけど 」
ゞ 「 味が濃いのとめっちゃ酔いそう 」
📢「 ま、それぞれのペースで飲んでこ 」
ある程度酒が回ってから、本音ぶつけ合いということで、グループ活動のことや個人の運用、今後の予定について話し合った 。
喧嘩へと発展することは一切なく、プライベートの話になる 。
ここで、かなり酒に酔ってしまった俺はぽろっと本音を零してしまった 。
🍍「 …ごめんな、付き合わせちゃってぇ…っ、/ 」
📢「 ? なにに? 」
🍍「 俺が、花吐き病だったから… 」
ゞ 「 無理して付き合わせちゃったなぁって… 」
そこまで言うと、彼は俺を押し倒した 。
突然の出来事に酔っ払った脳が追いついていないでいると、
📢「 …本音ぶつけ合い、だったよな 」
ゞ 「 俺の本音、言わせて貰うな? 」
真剣な表情になった彼にそう言われる 。
やっぱ別れた方がいいかなぁ、なんてふわふわとする脳で考えていると、
彼は俺を起き上がらせて抱きしめてきた 。
🍍「 ん、ぇッ…?/// 」
📢「 …正直、 」
ゞ 「 結構まじで好き…、/ 」
酒に酔っ払ったからなのか、照れているのか。
真意は分からないが、顔を赤くしながらそう伝えてくれた 。
🍍「 え、ッでも…っ、/ 」
📢「 信じられん? 」
その問いかけに首を縦に振ると、
彼は俺を更に抱き寄せ、
腰へ手を移動させる 。
🍍「 ちょ、ッどこに手ぇおいて…ッ、/// 」
📢「 信じられんのやったらさ、 」
ゞ 「 えっちでもしてみる? 」
🍍「 えッ…、?!?!/// 」
ゞ 「 しない!しません!!/// 」
📢「 ど、信じられそ? 」
🍍「 …うん、/// 」
📢「 ほんまか?ww 」
🍍「 うん!うん!!!/// 」
📢「 怪し笑 」
🍍「 まじだから…/// 」
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数十分後、いるまは寝てしまった 。
きっと飲みすぎたせいだろう 。
二日酔い確定で気が滅入るが、ひとまず彼を寝室に運ぶ 。
綺麗な寝顔で眠る彼の頬になんとなく唇を落として、布団を掛けてやる 。
すると、ぐいっと腕を掴まれてベッドに押し倒される 。
🍍「 ッ…、!?/// 」
📢「 なにかわいーことしてんの笑 」
🍍「 ちょ、ッと…、!!/// 」
📢「 手のけて? 」
🍍「 ッや…/// 」
手で顔を覆い隠すが、すぐに俺よりも少ししっかりとした手で退かされる 。
📢「 かわいッ…/// 」
🍍「 ッん…っ、/// 」
浅く口付けを交わし、服に手を入れられる 。
🍍「 ッちょ…っ、/// 」
📢「 だめ? 」
🍍「 だめ…、かも…/// 」
📢「 やりたい? 」
🍍「 ッ、やり…たい、////// 」
曖昧な回答。だが、その言葉を合図に、深い深い甘い夜に酔いしれた 。
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事後、
彼は俺の吐いた花びらを詰めた袋を発見した 。
📢「 あれ何? 」
🍍「 あー…花びら、っ…/ 」
📢「 見ていー? 」
🍍「 どーぞ…、/ 」
📢「 綺麗やね、 」
🍍「 どこがだ…、笑 」
ちゃんとしんどかったんだぞ、と反論しかけたが、彼がなにか言いたげだったので黙って聞いた 。
📢「 だってこれさ、俺を想ってくれた分ってことやろ? 」
🍍「 ! 」
ゞ 「 …うん、たしかに、綺麗かもっ…笑 」
その考えはなかった 。
彼を想った分だけ、花びらを吐いた 。
その度に醜く舞い散って行ったと俺は考えていた 。
しかし彼は、それを綺麗だと感じたらしい 。
想いの分だけ積もっていった、そう考えるとあの花びらたちも綺麗に見えてくるもんだ 。
📢「 これどーすっか… 」
ゞ 「 押し花にでもする? 」
🍍「 いい いい、要らん…笑 」
📢「 えー… 」
🍍「 残念そうにすんなって… 」
ゞ 「 しんどかったんだぞー…? 」
📢「 それはほんまにすまん 」
🍍「 いーよ笑 」
📢「 俺のことそんな好きやったんやね笑 」
🍍「 うるさぁ…笑 」
ゞ 「 いるまもな癖に、 」(拗
📢「 … 」
🍍「 あ、黙った笑 」
やはり図星だ 。
俺が体調悪い時は毎度来てくれていたし 。
🍍「 …好きだよ、 」
📢「 ! 俺もだよ 」
🍍「 ッ大好き…っ、/// 」
📢「 ん、俺も大好き 」
そうして、口付けを交わした 。
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コメント
2件
神ッッッ、、✨
やっぱり、片思いが結ばれるのは素敵ですねぇ、、✨ これだから花吐き病は好きなんだ、、、!!