今年の僕達は
忙しい年だった。
でも
フェーズ2で皆で決めた事だ。
忙しくても
皆で全てやり遂げる。
そう皆で
話したんだ。
…
あの時に遡る。
髙 「 元貴、真剣な話があって…いい? 」
大 「 うん。 」
なんだろ…、?
大 「 …綾華も…? 」
綾 「 うん…、 」
髙 「 その…話って言うのは、俺達…新しい事に専念したくて…、 」
大 「 ……ぇ、? 」
綾 「 いきなりでほんとにショックだと思うんだけど…その、私達…バンド、辞めようと思ってて…、 」
大 「 ……ぇ…と……、 」
大 「 別に、否定はしない…けど……、その…… 」
髙・綾 「 うん…、 」
大 「 僕達…引退って…事……なの? 」
髙 「 ぇ…?、 」
大 「 だ、…だって……、皆で出来ないんだよ、、? 」
綾 「 違うよ、元貴。元貴達には…続けて欲しいの、 」
大 「 でも…っ、……! 」
髙 「 元貴ッ、綾華の言う通り、俺達が居なくても…、続けて欲しい、そう2人で話してたんだ、 」
大 「 ……そう…なんだ……、 」( 俯
綾 「 ほんとにごめんなさい…、元貴。でも、私達の事は忘れないようにして欲しいの、 」
大 「 っ……、忘れる訳ないよ、っ!! 」( ウルッ
髙・綾 「 ……っ、 」
大 「 2人の事…、忘れる訳ないよ…、2人とも、大事な…大切なメンバーなんだよ、?忘れる事なんて…出来ないよ、ッ… 」( 涙流
髙・綾 「 ……ごめん…、 」( ぎゅ
大 「 ……ぅ”…、若井と、涼ちゃんには…話したの、…? 」
髙 「 ん、…まだ……話してない、 」
綾 「 だから、…後で説明しようと思って、 」( ん
大 「 ……待って、今呼んでくる… 」
綾 「 ぇ…ッ、? 」
…
大 「 若井、涼ちゃん… 」
若 「 ん、?どしたの元貴…って泣いてるの、?大丈夫? 」( 焦
藤 「 元貴、大丈夫?んで…どしたの? 」
大 「 …綾華と、…髙野から話があるから、呼びに来た。 」( グスッ
若 「 分かった…、とりあえず泣くの止めよっか…、 」( 撫
藤 「 2人から…ね……、 」( 背摩
大 「 2人とも…、ありがと、… 」
…
大 「 連れて来たよ…、 」( ガチャ
髙・綾 「 ありがと…、元貴。 」
藤 「 それで…2人から話なんてどうしたの、? 」( はて
若 「 うんうん、どうしたの、? 」
…
藤 「 そっ、かぁ……、 」( 頭抱
若 「 だから、元貴も…泣いてたのね… 」
大 「 …… 」( コク
綾 「 皆には、申し訳ないけど…でもね、ミセスは3人で続けて欲しいの、 」
髙 「 ここまで続けて来たから…、止めることはしないで欲しいなって、 」
大 「 …ファンの皆に、伝えよっか… 」
大 「 僕達…から……ッ、…皆…に…ッ 」( グスッ
若 「 ……、 」( ウルッ
藤 「 ……ッ、… 」( 俯
綾 「 ……ぅん、そうだね、ファンの皆には悪い事かも…だけど……、 」
髙 「 辛い事かもしれないけど…、ファンの皆に言おう、 」( コク
…
フェーズ1最後のアルバム
「 5 」の最後の曲を
考えていた。
大 「 ぅ〜ん……、 」
出来ている曲はある
「 橙 」
でも、何処か違う気がする…。
そう思って、今、歌詞を考えている、
大 「 …リズムは何となく…あるんだけど…うーん…、 」
今も 誰かが 貴方を
待ってるんだ。
大 「 これ…歌詞になりそう……、 」
大 「 よし……、 」
遥か遠い未来で
僕は空飛ぶ車に
乗ってるんだ。
大 「 ……ふふ、空飛ぶ車…か、僕達もそんな車に乗れるのかなぁ… 」
いつかは
皆おじいちゃんおばあちゃんです
何かしら
次に繋いで
ねんねします
大 「 …うん、ここは……サビかな…、 」
曲調は
明るめ…
でも…最後の曲だからなぁ……
明るすぎない曲にしなきゃ、
こんな感じか…、?
ギター…
この音入れてみてもいいかも…、
少し転調させて見てもいいかも…、
ファンファーレのように…
最後を送り出したい…、
ドラムはそんなに激しくなく…
ピアノは
これかな…、んー…いや、
こっちだ。
ベースは少し…緩めに……、
大 「 出来た……、 」
名前は、
「 theater 」
僕らは
映画を見ているような
夢をずっと見てたんだ。
誰かが
ファンが
僕達を
復帰を待ってる
そんな歌を
届けたくて
…
僕達は
フェーズ1のアルバム
「 5 」を出し
完結と共に
フェーズ1、僕達のお話を終えた。
…
大 「 …やっ…ほ、 」
若 「 やっほ〜、 」
藤 「 久々だね〜…、笑 」
フェーズ1完結以来、
久々に楽器に触れた。
皆、驚いていた。
というより、感動していた。
僕達で決めたんだ。
それぞれが
コロナが拡大する前まで
音楽に専念した。
コロナが拡大する前
若井も涼ちゃんも
海外に行く予定だったようだ
でも
拡大してしまい
行けなくなってしまったらしい、
だったらと
思い、
僕は2人に提案してみた
大 「 ダンスとかやってみたりしてもいいんじゃない、?笑 」
2人は少し考え
僕を見て
若・藤 「 やってみよっか笑 」
と同意してくれた。
…
僕はソロ活動を行ってみたり、
涼ちゃんはフルートを上達しようとしていたり筋トレしていたり、
若井もギターの練習やダンスを踊ったりとか
それぞれ出来る限りのことをしていた、
…
大 「 ……これ…は、こう…、 」
フェーズ2開始の
曲作りを始めていた。
大 「 こんな感じ……?、 」
大 「 いつまでも鳴り止まない酸いも甘いも〜…、🎶 」
うん、
これいいかも 。
…
大 「 田んぼ〜も…、走って〜、🎶 」
こんな感じかな、
ピアノは、ポコポコした感じのやつ
入れてみるか。
…
大 「 ……ぅ〜ん…、 」
しんと静まり返る。
大 「 タイトルはニュー・マイ・ノーマルで行きたいと思います、 」
決まったことに少し
みんなの顔が
和らいだと思った。
大 「 あの、マイ・ニュー・ノーマルか、ニュー・マイ・ノーマルで悩んでた…w 」
大 「 まぁ、ニューノーマルって言うのが今の女性…だったりとか、まぁ色んな、ダブルミーニング、トリプルミーニングもそうだったり、うちらも常にそうですよってのと、ま…でも、マイニューノーマル、だとさすがにニューマイノーマルと離れすぎかなと思ったので、ま造語っぽいのがいいなと思い、まぁちょっとマイノーマルって言う言葉ないから…、 」
皆にそう話した。
それだけ
ニュー・マイ・ノーマルに
掛けた思いがあるんだ。
…
フェーズ2の曲、
「 ニュー・マイ・ノーマル 」
僕らの
大切な曲。
to be continue …… 。
コメント
2件
マジで泣けます😭😭