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・ぷりしょに載せたやつ
・knsm
・微学パロ
・だんだん束縛強くなるkn
「スマイル、手繋ご」
春の匂いが混じる放課後の風の中、
きんときは優しくて爽やかな笑顔と柔らかな声でそう言った。
それに応えるように、俺は頬に熱さを感じながら近づいた。
sm「……人前で手、繋ぐとか、普通に恥ずかしいんだけど」
kn「えー?前は嬉しそうに繋いでたくせに」
sm「……うるせ」
それでも、俺の手は拒めず、素直にきんときの手に収まる。
握った指先から伝わる体温に、きんときは満足そうに微笑んでいた。
付き合い始めて一ヶ月が経った。
誰にも言っていない秘密の関係は、
静かに、でも確かに二人だけの距離を育てていた。
だが、ふとした違和感はある日突然に訪れた。
kn「……あの子と話すの、楽しそうだったね」
sm「は?なに急に」
kn「俺といるとき、そんな笑い方しないのに」
sm「……きんとき、?」
教室の隅、放課後の誰もいない空間できんときは笑っていた。
けれど、目はまるで笑っていなかった。
kn「スマイルは俺の恋人でしょ?」
kn「だったら、俺以外の誰かにあんな顔しないでよ」
言葉の棘に、スマイルは思わず息をのんだ。
柔らかな声といつもと変わらない優しい微笑み…
けどその目の奥に、黒く冷たく渦巻くものが見え隠れする。
sm「……束縛、激しくなってない?」
kn「そんなことないよ」
kn「ただ、大好きだからさ……俺だけを見ててほしいだけ」
いつの間にか、スマイルのスマホには、
誰とどこで何をしていたのかを問うような連絡がきんときからずらりと並んでいた。
sm「……ちょっと、重い」
つい口にした言葉だった。
kn「……スマイル、俺のこと嫌いになった?」
一瞬、空気が張り詰めた気がした。
俺は口を開こうとして、やっぱりやめた。
kn「ねえ俺さ……おかしくなってもいいくらい、スマイルが好きなんだ」
sm「………うん、」
kn「他の誰にも渡したくないんだ…」
kn「たとえスマイルが俺を嫌いになっても、俺が好きでいる限り、絶対離さないから」
頬に優しく触れられた手が、微かに震えていた。
きんときはにっこりと笑っていた。
その笑顔が、初めて怖いと思ってしまった。