テラーノベル
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いつも通り、僕は優等生を演じる。少なくとも中学生の頃から優等生をやっていた。
小学校低学年くらいだったかな。僕の何気ない一言で友達、親を傷つけたことがある。この出来事があってから自分を押し殺した。
過去を引きずって生きてるなんて…こんな自分が嫌いだ。
でも、そんな僕を「好き」って言ってくれた人_青野くん。
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青野くんと一緒にいる時間が減った。最初はしょうがないって思ってた。
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青野くんから連絡が届いた。友達と帰るらしい。
最初は男友達かなーって思ってた…けど見ちゃったんだ。
青野くんが女子と楽しそうに帰ってる所。
見たことない表情してた。どうして?君といる時間は僕の居場所だったのに。
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昨日はショックで眠れなかった。食欲もないし…今日は少なめでいいかな。
…青野くん、心配してくれるかな。
「___あれ、原田先輩、お弁当小さいですね。」
…気づいてくれた。こう言うところ好きだよ。
『食欲がなくてね。でも大丈夫だよ。』
「ならいいですけど…体調崩さないようにしてくださいね。」
ありがとう。ありがとう青野くん。体調気にしてくれるの青野くんだけだよ。
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あの後、家に帰ってからこう思った。
なんでそんなこと思っちゃうんだろう。最低だな…僕。
そう思いながら、リビングに置いてあるカッターを取り出す。
…カッター使う日が来るとは思わなかった。…切ると落ち着くんだな…。
全部忘れられる。
あ…切りすぎちゃったな…ちょっとクラクラするし…。
その時、ドアが開く音が聞こえた。お母さんかな?お父さんかな?どっちにしろ今の僕を見て驚くだろう。……怖いな。
「先輩?俺です、青野です。入りますよ!」
青野…くん?青野だったんだ。
来てくれたんだね。嬉しいよ…。
ちょっとした後、青野くんが僕を見つけてくれた。思った通りの反応だった。
『青野くんがこっち見てくれないからだよ』
浮かれてるのかな、僕。まぁいいや、このままいっちゃえ。
青野くん可愛い反応してくれた。
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青野くんを自分の部屋に連れてきた。”準備”するためにね。
『青野くんはさ…卒業しても僕のこと覚えてくれる?』
「そ…それは…」
やっぱりね。青野くんにとって僕は印象に残らない先輩だったんだ。
…でも一生覚えてくれるようにしてあげる。
そう言って、青野くんをベッドに押し倒した。
コメント
1件
リビングにカッターなんて置いてあるか?と思った方。 リビングにカッターが普通に置いてあることになっております。 すんません。どうかお許しを…🙇