・
C「ああ、クソ!ジャックス!
新しい冒険に出よう。新メンバーのポムニのために!」
J「それ5分前に言ったよ。」
新入り……、
ポムニはあまり冒険は好きじゃないらしい。
一緒にお茶を飲めたらいいんだけど。
ラガタがたまに遊びに来てくれるけど、殆ど1人だから。
C「君は新入りだからシンプルな屋内の冒険にして、ここでのルールに慣れてもらおう。」
Z「は?最悪!
屋内の冒険は嫌なんだよね。」
C「大丈夫だズーブル。
大したものでは無いから、君は参加しなくても構わないぞ。」
『じゃあ私も──』
ギュッ
『うぁ』
そうだ。
縛られてるんだった。
ニヤつきながらロープをぐいぐい引っ張るジャックス。
刺したい。
C「さて、今日の冒険はグローインクの収集だ!
サーカステント全体がグローインクで溢れるからそれを全部捕まえるんだ。」
C「グローインクは小さい有害な生物で
目に付いたものを全て奪い去る。」
C「なぜそんなことをするのか?
どうやって止めるのか?それを突き止めるんだ。」
C「健闘を祈る。
皆楽しんでくれたまえ!」
ぱっ、と消えていったケイン。
本当嵐のような奴。
P「つまりどういうこと?」
R「ああ、ケインのちょっとした冒険の一つってことね。
楽しみながらやればいいってことでしょ。」
R「頭がおかしくならないように…」
暇すぎて日傘の布を触っていたら、いつの間にかズーブルがグローインクに攫われていた。
J「あらら、ズーブルがやられちゃった。
とりあえずなんか食べに行かない?」
『うわっ、無意味に引っ張らないで!』
ジャックスがロープを持ちながら大きく手を動かすせいで倒れかける。
R「あ、待って、カフモを見に行かなきゃ。
それにポムニにも会ってもらいたいし。」
『カフモねぇ……。』
カフモの部屋は私の隣なのだが、最近妙な物音がする。
心配だが、今はそれ以上にこのロープをどうにかしたい。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!