テラーノベル
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結婚しても。
二人はアイドルだった。
仕事では距離を保った。
ステージで隣に立っても。
必要以上に触れない。
視線も、ほんの一瞬だけ。
でも。
曲が終わる瞬間。
二人だけに分かるように目が合う。
それだけで。
ジュホは少し笑う。
ナユも笑う。
ファンは知らない。
でも。
二人には、それで十分だった。
家に帰れば。
「今日疲れた」
「お疲れさま」
「ご飯ある?」
「あります」
「愛してる」
「急に何ですか」
「言いたかった」
「……はいはい」
「冷たい」
「好きですよ」
「もう一回」
「嫌です」
「なんで?」
「恥ずかしいから」
「昔は俺のことずっと見てたくせに」
「それは昔の話!」
笑い声が家に響く。
ステージの上ではアイドル。
家では。
ただの夫婦だった。
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#Snow Man
桃紫 さく🌸
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水
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みーる
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コメント
1件
第24話、読み終わりました。ステージ上の抑制と家での自然体——そのコントラストが本当に美しいですね。「ファンは知らない」という一文が、二人だけの秘密の重みを静かに浮かび上がらせていて、そこにぐっときました。ジュホの「冷たい」「もう一回」なんて、プロとしての彼からは想像できない甘え方で、この関係だからこそ出せる声なんだろうなと。短い中に、長い時間を経た信頼がぎっしり詰まった、あたたかいエピソードでした◎