ポケカメンside
朝起きると親に突然言われた
「ポケ学校側が別室登校許可してるんだって。少し頑張って行ってみない?無理だったら帰ってきてもいいから」
💙「別室登校…」
「そう。みんなとは違う教室で勉強できるみたいただ今別室登校してる子が1人いるんだってそれでもいいならだけど」
💙「少し頑張ってみようかな」
「そっか朝ごはんの準備とお弁当作るから学校の準備して待ってて」
💙「うん。」
久々の登校だった。クローゼットから学校指定の学ランを出し、それだと少し物足りない気がしたからお気に入りの青いパーカーを着た。なんだか少しやる気が出てきたかもしれない
朝ごはんを食べて、親が作ってくれたお弁当を持って今日は車で送ってもらった
「帰る時連絡して迎えいくから」
💙「うん。行ってきます」
車から降り、昇降口で上履きに履き替え相談室へと足を運ぶ。
相談室に入るともう既に人がいた。先生とあと一人…チャラそうなやつ。金髪でピアスの数も多い 背は俺より低い顔はかっこいい…俺と色違いのパーカーも着てた
❤️「俺まいたけよろしくね」
💙「うんよろしく」
あ、まずい名前言うタイミング無くなった…まぁいいや相手も聞いてくることは無さそうだし自習しよ
色々あってまいたけの両親の話を教えてもらった。厳しい家庭らしい進路は決められていて好きな大学、職場につけないって言ってた。俺もじぶんのトラウマを話そうとしたけどフラッシュバックが怖くて…話せなかった
1年前
俺には付き合ってる人がいた今はもう縁も切ってる関わることは一生ない人。名前はゆぺ。とにかくDVがすごい人だったのは覚えてる 会う度に殴られ蹴られ増え続けるあざ…酷い時には割れ物を投げられ無理やりそういう行為も…
💜「お前は黙って僕に従えばいいの。分かる?毎日言ってるよね」
💙「で、でも…」
💜「でもじゃねぇよ。」
バシッドカッ!
💜「次警察に行ったらどうなるか分かってるよな?バカだからわかんねぇかw単細胞だもんなお前。」
💙「……」
💜「なんだよその目。僕が悪いって言いたいの?w」
💙「ち、ちが…」
ガシッ!
💙「あ゛ッ…ゆ、ゆぺ…はなしてっ……」
💜「謝れよ。」
ググググッ
💙「あ゛ッ…がッ……ご、ごめんな…さいっ…」
💜「申し訳ございませんでしょ?」
ギューッ!
💙「もぅ…しわけございま……せんッ」チカチカ
💜「よくできました」
💙「ゲホッゲホッ!はぁっ…はぁ…」ポロポロ
今でも首を強く締められた跡は残ってる…多少マシになったけど…でも今日まいたけと会ってこのことを忘れられる気がした。気のせいかもだけど
💙「明日も頑張ろ…」
コメント
3件