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コメント
3件
ああ、もう…最後の一文で全部持っていかれました。日常の温かいやり取りと、何気ない「また明日」の重み。ぼびーとの些細な掛け合いが一つ一つ愛おしくて、頬が緩む反面、最後の展開で一気に切なくなりました。たった五文字の約束が、こんなにも尊いものだったんだと気付かされました。この日常が続くことを願わずにはいられません。
たった五文字の約束交わし、もう一度。
srnk.
nk side.
「ぼびー!」
『ん?』
「すき…⸝⸝」
『かわいいなぁ〜笑』
と笑う彼。そんな当たり前な日常。いつものように話していた、その瞬間に世界が壊れると言えば、貴方はどう思いますか?。
「ぼびー遅刻珍しっ」
『ごめんごめん、』
息切れをしながら頭を下げる彼。普段は余裕そうなのに、こういう時に小さくなる彼が見物だ。汗をかいているのにも関わらず、良い匂いがする。どんな柔軟剤を使っているのか、どんなトリートメントを使っているのかいつも気になっている。けど、気持ち悪がられると思い中々踏み込めない。まぁ、半年後には同棲も控えてるしどうせ教えてもらえるでしょという気持ちで。
『今日雨か…せっかくのデートなんにな、』
「任せて。俺が晴れにしてみせる。」
『お前は天の神か』
「ふふっ笑」
ぼびーとはプライベートでも漫才をしている。普段の動画は当たり前に面白くしようと頑張っている為、ボケ役、ツッコミ役が決まっている。俺は代表的なボケ役、ぼびーも代表的なツッコミ役。そんな2人が合わされば最強ってこと。もう皆んなは知ってるかな。ぼびーのツッコミはぼびーにしか出せない色があって、簡単には真似が出来ない。例え、ぼびーと同じツッコミをしたとしても。声のトーンや言い方で全てが変わる。だからこそ、面白さを命としてるYouTuberは売れるまでに相当な時間がかかる。直ぐ最初に売れても大変。売れたからといってその後の生活まで幸せとは決まっていない。もし視聴者が離れてしまえば飯も食えず1日を過ごすことになる。家賃も払えずホームレス状態に近付くことだろう。だから大抵YouTuberは戦略的に活動をする。古参のリスナーを大事にすれば、その古参は’’特別扱いされてる…!’’と喜ぶ。もし仮に炎上してもそのリスナーが離れる可能性はひとしお低くなる。
「ぼびー帰ろ〜」
『はいはい、手繋ぐ?』
「…ちゅーしたい」
『外はあかんよ』
「えぇ…」
落ち込んだ俺にぼびーはすかさず頭を撫で、機嫌を取ってくれる。俺の扱い方分かってるな〜と思わず感心する。キスは家でたっぷりしてもらおう。
「ね〜テレビ変えて」
『ちょっと待ってな』
「やだ!今すぐ見たい!」
『おい…笑』
無理やりリモコンを取ろうとしたら、ぼびーの力に圧倒されてしまい前に倒れてしまった。俺の頭とぼびーの頭が結構な勢いでぶつかり、激しい痛みに襲われた。俺は半泣きというのに、彼は余裕そうな表情でいつも通りツッコミを入れている。『痛かったなぁ笑』とお父さんかのように俺の患部を摩る恋人に憎らしさを覚えた。
「~~~~~♪♪」
『うるさい笑』
「良いじゃん別に…」
かまな
13
77
『声デカイねん笑』
俺の声はうるさいらしく、結構な頻度でぼびーから指摘をされる。俺が悲しいまんまにならないように、いつも『にき、おいで』と言ってくれ、ハグで締めてくれる。だから俺も幸せ。
「ぼびー…?」
『どうした?』
「ぎゅーしたい」
『はい、来て』
「んふ、笑」
『また明日、おやすみ』
俺はこの瞬間が大好き。夜になり、寝る時間になるとぼびーが必ず俺が好きなブランケットを顔の横にひいてくれ、抱擁をしてくれる。俺はわざとぼびーより少し下の位置に体をやっている。だからハグもしやすい。俺の顔はぼびーの胸元。彼の右手は俺の頭元。好きなものに囲まれてる。これ以上にない幸せ。
「ぼびー!後ろ!!!」
『ん?…』
「ぁっ…」
これが俺らの最後の会話。あんなにも思い出は濃いのに、消えるのは一瞬なんだ。だからこそ俺は強く思う。
たった五文字の約束交わし、もう一度。
終了‼️
見て頂きありがとうございます🙂↕️🍀