- ̗̀⚠︎ ̖́-
nmmn
本人様とは関係ありません
嘔吐表現あり
꒰ঌ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈໒꒱
紫side
今日は青ちゃんの家でゲーム大会。
最近はみんな忙しくて予定が合わなかったから
久しぶりだからみんなわくわくしてる。
青ちゃんの家に行くともう騒がしくて
楽しそうに出前を選んでる。
ご飯を選ぶのにも結構な時間がかかる。
アレルギーをたくさん持ってるメンバーが
いるからね。
青『これは、?』
桃『俺、海老と卵無理。』
青『まじかよ、僕が食べよ。』
桃『俺も食べたかったし。』
不貞腐れる桃くん。
アレルギーのせいで食べるものや触れるもの
環境が結構制限されてて、俺らは普通だから
食べてたりすると不貞腐れるように
自分の食べれるものを俺らに美味しいぞと
押し付けてくる。
一時期、人前で食べることすら抵抗があったが
最近は慣れてきたのか自分から
食べてくれるようになった。
桃『これ食べれる!!』
青『これ美味しいのぉ…?…まぁ、これね~』
桃『美味しいし。食べてみろ、!!!』
赤『落ち着いてw』
青ちゃんに攻撃しそうだった桃くんを
抑える赤くん。
俺と黄くんと橙くんはゲームの配線の準備。
橙くんが配線してくれてたけど
あまりにも間違いが多かったから
一旦リセットしてまたやり直し。
橙『なぁんでリセットするんよ…』
橙『間違え1個ずつ直せばいいやん…』
リセットされてやる気の無くなったのか
ぐちぐち言いながら床に転がる橙くん。
この自由な感じを見て俺は癒される。
みんな弟みたい。
桃くんはおにぃちゃんだけどね、w
桃『青~。キッチン貸して』
青『なんでぇ?』
桃『いや、食べれるもん作る』
桃『あんだけじゃ足りないー!』
青『はいはい!どーぞ!うるさいなぁ…』
桃『ありがとー』
青ちゃんにだる絡みをして
キッチンへ走っていく桃くん。
配線の準備もできたから
俺も桃くんのお手伝いに行く。
紫『今日は何作るのー?』
桃『んー…この家卵しかねぇぇ(』
紫『青ちゃんはやる気のある時にしか』
紫『料理しない気分屋だからね~』
桃『確かに…』
桃『俺、スープ作ろ。トマトスープ。』
紫『おぉ、!いいねぇ。俺の分も作って』
桃『いいよ、w』
紫『ありがと。』
野菜室にあったトマトを取り出し
トマトスープを作り始める桃くん。
俺はキッチンの片付け、w
汚いからさ。(
桃『ちょっとだけ卵入れようかな…』
紫『ちょいちょい、だめ!』
桃『なぁんでよぉ…』
急に冷蔵庫から卵を取り出すから止める。
前も1回卵を食べて病院で入院した。
こういう事がないようにするには
こうやって止めないと。
桃『まじ、牛乳がアレルギーじゃないの』
桃『不幸中の幸いだわ。』
桃『牛乳があればなんでも作れる』
紫『確かにね。シチューも作れる。』
桃『お肉抜きだったらね。』
桃『俺、豚肉と鶏肉と牛肉』
桃『全部止められてるから』
紫『確かに…w』
あまりにも拗ねた顔するから
笑っちゃいけないけど笑っちゃう。
桃くんはアレルギーだと分かるまで
お肉が大好きだったらしい。
やっぱり好きな物全般止められるのは
きついよね。
桃『俺、カレーも肉抜きだからね。』
桃『1回、隠れ肉入ってて食べそうになった』
紫『隠れ肉…w隠れミッキーみたいに』
紫『言わないでw』
桃『んふw』
ゲームをしてる4人を見ながら
俺らも料理を進める。
4人の方はだいぶ騒がしい。
格闘ゲームしてるからね。
桃『…、もうすぐできるぞー!』
桃くんがそう叫ぶとみんながぞろぞろと
集まり、鍋の中を覗き込む青ちゃんたち。
黄『さっき、出前も届いたよ』
橙『じゃあ、トマトスープと食べるかぁ…』
青『いいねぇ、!』
赤『それで決定!』
そう言い残して、そそくさと去っていく
4人。またゲームの定位置につき
コントローラーを握る。
桃くんが作ったトマトスープを皿によそって
机に並べる。
次いでに出前したものも温めてすごい量で
誰のやつか分からないから適当に並べる。
次戻ってくるともう4人は席に座ってて
出前を分けている。
やっと分け終わって、いただきますをする。
青『んん!これうまぁ、』
赤『俺の美味しい~っ』
橙『これ何回食べても飽きんわ…』
黄『これも美味しい…!』
紫『おいしっ。』
桃『俺のも美味いよ、?』
紫『美味しいね、w』
桃『んふふw』
みんなが美味しいって言ってるから
不安になったのか、俺を見て自分の
出前とにらめっこする桃くん。
頭を撫でると安心したみたい。
俺も桃くんのスープを食べたから
美味しいと伝える。
紫『スープ美味しいね。』
桃『おいしい、!』
赤『俺もこれ好き!また作って!』
桃『わかったよ。』
青『僕の家トマトすら無くなったんだけど』
橙『なんもせんならなんもなくていいんよ』
こんな会話をしながらご飯を食べ進めていく
楽しいと思ってた。でも、様子がおかしい。
桃くんの様子がおかしい。
切羽詰まった顔で苦しそうにしている。
拳を作り上げてる手には力が入ってて
ぷるぷると震えている。
紫『桃くんどーした…?』
桃『はっ、く…はく、ッ…はぁ、ッ…』
口元を抑えて椅子からずるずると落ちていく
桃くん。
状況を把握した赤くんがゴミ箱を
桃くんの口に当てる。
俺も桃くんの背中を摩って
吐くことに支援する。
桃『ぉ、ッぇ゛…げほ、っげほ、ッ…ぅ゛えッ』
背中を摩ってあげると苦しそうに嘔吐いて
食べた物を吐き出す桃くん。
体に蕁麻疹が出ていて
咳の音も甲高い。
完全にアレルギー反応だ。
何を食べたかは分からない。
重さ次第で救急車だ。
桃『は、ッ…はらいたぃ、っ…』
吐き終わった途端、お腹を押えて涙ぐむ桃くん
小さく丸まって手に力を込めてる。
紫『なんか食べた、?』
桃『なんも、ッたべてないよ…、ッ…』
紫『そーだよね…』
紫『意識あるうちに救急車呼ぶね』
桃『こく、…はぁ、ッ…いってぇ゛…』
青『僕呼んでくる。』
紫『ありがとう。』
このグループは最年少でも
もうすぐ20代後半。
こういう時はテキパキと動いてくれる。
しっかり全員に仕事が行き渡るから
緊急時でも予想以内のものはある程度
焦らずいける。
救急車が来て、病院へ。
病院に行くと桃くんはまだ検査中で
俺らは待合室。
検査と言ってもアレルギー検査だから
採血するだけ。
桃くんの意識はあったから、そんなに
大事な治療はしてないらしい。
でも、まだ油断はできないらしい。
だから3日4日は入院。
検査が終わったのか病室へ呼ばれる。
病室にはぐったりとした桃くんがいた。
桃『んへ、…』
青『もう大丈夫なの?体調は。』
桃『まだお腹痛い、w』
橙『じゃあ、まだ安静にしとけ』
桃『んー…』
こんな会話をしてると
ドアがこんこんとなり、お医者さんが
入ってくる。検査結果だろう。
医『アレルギー検査の結果』
医『牛乳のアレルギーですね…、w』
お医者さんの笑ってる原因を探すと
ぽかーんと絶望が顔全面で分かるような
顔をしていた。
医『レベルは5でした。』
医『なので、摂取量と体調を見て』
医『入院の期間が長くなるかもしれません』
桃『…俺、牛乳入りトマトスープ2杯飲んだ』
医『そー…れは、w』
医『治るまで時間かかるよw』
青『おーまいがー、』
橙『牛乳俺が飲むわ』
赤『俺にもくれ』
黄『いちごみるくがいいなぁ!』
桃『全員で飲め、!』
医『仲良いですね、w』
紫『普段からこんな感じですw』
まぁ、7年以上の付き合いなんで。
⋆͛_𝐞𝐧𝐝_⋆͛
憧れ様の企画に参加っ!!
ほんと見てます…毎回最高です👉🏻💗 ̖́-
これからも応援してますꉂꉂ📣
コメント
4件
牛乳アレルギー一緒!w
青くんと同じタイミングでおーまいがーって思ったんだけど笑笑
早速企画への参加ありがとうございます😭 こちらこそいつも見させていただいてますよ☺️ 今回のお話すごく好きでした✨ 投稿ありがとうございます✨