はい!続きです!!!
コメント・♡ありがとうございます!
頑張ります💪🔥
小学生の頃
俺が研磨と出会う前の話。
俺には姉ちゃんがいた。
俺と身長は変わらない、
華奢で常に明るい性格の姉だった。
あれはいつの事だったか、
あんまり覚えてない。
姉はバレー経験者で、特別上手
という程でもなかったけど かっこよかった。
クロ「姉ちゃん!この試合すごい!!」
春の高校バレー… 通称 春高。
それを、俺たちはテレビで見ていた。
姉「ほんとだ〜!すごいね!」
クロ「背番号●の人がすごいかっこいい!」
姉「このMBの人?」
クロ「MB…?」
姉「MB……あ、ミドルブロッカーのこと!」
この試合をきっかけに、俺はバレーを始めた。
そんなある日のこと…
酒に酔った母さんと父さんが喧嘩を始めた。
父さんと母さんの喧嘩は
珍しい事じゃなくて、
今回もただ怒鳴られて終わり…
そう思っていた。
口論は次第に激しくなっていき、
遂に、母さんが物を投げ始めた。
父さんはそんな母さんに怒りをぶつけまくり
我慢しきれなかったのか、母さんを殴った。
姉は必死に止めようと間に入っていた。
俺はそんな家族を
眺めていることしか出来なかった。
姉がハッとして 俺を廊下に追いやった。
その後、喧嘩が収まることはなく、
次第に姉ちゃんの泣き声と
母さんの怒り狂った声と
父さんの焦った大声が聞こえ始めて
怖くなった俺は、一度自分の部屋に戻って
静かになったらリビングに戻ろうと考えた。
自分の部屋で漫画を読んでいた俺は
いつの間にか寝落ちしていて
気が付いたら日が昇り始めていた。
今日も学校があるのに、
全然寝れてなくて、目を擦りながら
階段を降りて、リビングに入った。
学校の準備どころじゃない
リビングから出て外に逃げようとした
父さんの血。
リビングで呆気なく殺された
姉ちゃんの血。
自分を刺して自殺しようとした
母さんの血。
鉄の匂い。血で染まった包丁やハサミ、
カッターやドライバー…
母さんはまだ息をしてた。
けどだんだん弱くなっていって、
遂には誰も息をしなくなった。
姉ちゃんと母さんはまだ暖かくて、
俺は必死に 両者に声を掛けながら
母さんのスマホで
母さんの知り合いの人に連絡した。
焦りすぎて他の電話番号が
思い出せなかったから。
暫くして救急車が到着。
俺も付き添いとして 一緒に病院に行った。
姉ちゃんと母さんは病院で目を覚ましたけど
父さんはその場で死亡が確認された。
その後、姉ちゃんも容態が急変して、
その日の内に病院で亡くなった。
残されたのは俺と母さんだけで
俺はどれだけ泣き止もうと
涙を必死に拭っても
泣き止むことが出来なかった。
救えなかったこと
遅すぎたこと
何かあってからじゃ遅いんだと、
心に刻み込まれた。
母さんは犯人だと思われたけど、
本当は、父さんが姉ちゃんと母さんを刺して
自ら命を絶ったのだそう。
姉ちゃんも父さんも居なくなった家を残して
俺と母さんは別の場所に引っ越した。
それが今住んでいる家。
母さんも出ていって俺だけになった
寂しい家。
💪(^q^💪)うほっ
難しすぎる……!!!!!!
今回下手だけど頑張ったからお許しを…!!!
また次回お会いしましょう!
(*>∀<)ノ))またね〜!
コメント
3件
クロのお姉さんが凄く優しいですね! クロが今、優しい理由が凄く分かりました!! この過去編凄く印象に残りました!