恋の裏切り

聖奈「続き〜。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

詩織「里奈がぁ〜（泣）」

海斗「どうした？」

その時、詩織は自分の腕を海斗に見せた。

海斗「!?」

詩織の腕は傷だらけだった。しかしそれは明らかにメイクだった。

詩織「（泣）」

海斗「詩織!!これどうしたんだ？」

海斗は詩織を信じた。

詩織「里奈にナイフで刺されたぁ（泣）」

里奈（私はそんなことしてないのに…。）

海斗「里奈!!ホントか!?」

里奈「ち、ちがっ…。」

詩織「里奈のこと友達だと思ってたのに（泣）」

里奈「…。」

杏奈「里奈。詩織のことが気に入らないからって傷つけるのは良くないよ。」

菜美「そうだよ。友達だと思ってたけど友達やめよ。」

里奈「え…？私はやってな…。」

詩織「ホントひどい（泣）」

里奈「…。」

海斗「里奈がそんなやつだったなんて…。」

翔「…。」

里奈「海斗!!違うの!!私はしてないっ（泣）」

詩織「泣いたら許されると思わないでよ（泣）」

杏奈「そうだよ。里奈の裏切り者…。」

菜美「里奈のこと信じてたのに…。」

里奈「ホントにちがっ…（泣）」

翔「里奈。」

里奈「翔。違うの。私はしてない（泣）」

翔「ちょっと来い。」

タッタッタッ

翔「大丈夫だ。安心しろ。お前がやってないことは知ってる。」

里奈「翔…（泣）」

翔「だってあれ、明らかにメイクだったろ。」

里奈「でも、言い返せなくて…（泣）」

翔「俺はお前がしてないことは知ってるから安心しろ。あと、今はあまり口出ししないほうがいい。」

里奈「分かった…。」

翔「教室に戻るぞ。」

里奈「うん…。」

タッタッタッ

杏奈「あ、裏切り者が帰ってきたｗ」

菜美「ｗｗｗ」

里奈（大丈夫。私のことを分かってくれる人がいるから…）

詩織「謝らないの？（泣）」

里奈「ごめん…。」

菜美「謝って済むなら警察はいらないのｗ」

杏奈「マジそれなｗ」

里奈「…。」

詩織「みんな、大丈夫。私は。私が嫌われてるのは分かってるから…（泣）」

菜美「そんなことない。詩織は嫌われてないよ。嫌われてるのは里奈のほうだよ。」

杏奈「そうだよ。」

詩織「そう？ありがと。海斗もそう思うよねぇ？（泣）」

海斗「うん…。」

里奈「（泣）」

翔「💢」

海斗「里奈がそんなやつだとは思わなかった。」

翔「海斗💢ちょっと来い💢」

海斗「なんだよ。」

タッタッタッ

翔「海斗💢お前さぁ💢」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

聖奈「ここで区切る〜。」

聖奈「ばいみな〜。」