僕の生きてる意味は…ッ…?
黄:主人公
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キーンコーンカーンコーン
桃「テスト返すぞーっ!」
桃先生の大きな声が教室に響き渡る…
桃「黄~、!」
トコトコと、先生へ向かう…
桃「満点、ッ!よく頑張ったな…ッ!」
赤「黄ちゃんすご…ッ…!」
黄「ぁ、赤…ッ!ありがとうございます!」
青「ぃぃなぁ~ッ…僕…、」
黄「また教えますよ…ッ…!」
青「ほんと、ッ!?」
赤「ぇ、俺にもッ…!」
黄「いいですよ…ッ…!!」
桃「ッ…w…相変わらずだな、ッ…!」
桃先生や、二人の友達は…ッ…
僕の唯一の、味方です。
いつも頑張ったらほめてくれる、
いつも…ッ…
僕の中ではほめる=偉い、いい子だと、
家庭的にそう判断しているから…ッ
親は、いっさいほめてくれないですから…
がちゃっ
「ただいま、」
母「…テストは、ッ?」
「満点です…ッ、が…頑張ったんですよ!」
「と、特にここの二次関数とか…あと!」
母「で、?」
「ッ…、時間奪っちゃってごめんなさい、ッ」
母「分かったなら早くどいて…」
「はぃ、」
母「ぁと、今日は帰らないから…ッ」
「わかり…ッ、ました、ッ」
僕のお母さんは、浮気中です。
お父さんは大手企業の部長…
今は海外で長期期間、お仕事中だそうです。
お母さんは、夜に…男性と会う…
だから…ッ、僕はいつも一人、
…僕って、生きてる意味…ある、ッ…?
ふと考えた…
ぃや…あるわけがない、
…ッ…かったぁ…、ッ…、きりたぃッ…
ぁった…ッ…!
〈 シュー、ザクッ
ん”ぐ…ッ…、ぃ”ッ…、ぁ”ぃ”ッ…
ぼーっと、してきた…ッ…
最初の頃に少しあった痛みも、
もう感じない…、
やばぃ、ッ…今日、学校……
もぅ、いっかぁ…ッ…
何も考えらんないやッ…、
保健室にでも一日居れば、いっかぁ…ッ…
トコトコ
ガタンガタン
がちゃっ…
黄「おはようございます…ッ…」
青「ぇ、黄くん…ッ…?」
赤「黄ちゃん…ッ…?」
黄「ん”ッ……ぅわぁっ…」グラッ
桃「ちょッ…!?ぁッ、ぶなぁッ…」グイッ
黄「桃…ッ…、せんせッ…、ぇ…?」
赤「黄ちゃん…ッ…?腕とかどーしたの、?」
青「ま、ッ…真っ赤だよ…?」
黄「ぅん…ッ…、?」
桃「やばいなぁ、ッ…」
赤「黄ちゃん帰らせた方が、ッ…」
青「黄くん…家居心地悪いって、
言ってなかったっけ…、前ッ…」
赤「それが原因かなぁ…ッ…、」
桃「とりあえず…お前らは、
黄を保健室に運んでてくれ…ッ…」
赤「はぃ…ッ…!」
青「桃先生は、?」
桃「お前らの早退と、俺の早退してくる…ッ」
青「僕たちの…ッ…?」
桃「お前達がいたほうが黄は、
はなしやすいだろ…ッ…」
赤「…ッ…!ありがとうございます、!」
桃「おぅ、ッ…!」
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