読み切りです!
BEASTパロです。BEAST辛いですよね、
そんななか2人の関係性に目を向けた作品を書いてみました。
それが旧双黒です。歪んだ関係性って感じがして、とても好きなんですよね。
中也の葛藤をメインに書いています。
是非最後まで読んでください!
不穏な感じです。
突然だが、この俺中原中也は太宰を今すぐにでも殺してやりたい。
だが、そうにもいかないのだ。なぜなら彼奴は…
「首領、あの件の資料ですが…」
首領こと、太宰が俺の言葉を遮り、話し出す。
「あぁ、そこに置いといて。」
冷淡に言われる。
俺はそんなことには気付かないふりをして口を開く。
「分かりました。」
この通り、面倒臭いことに首領なのだ。つまり、主従関係だ。
首領としての此奴には、いや、この方には敬意を払わなければならない。首領には敬意を払う。それが俺の決めている事だ。
ん?
なら俺はどうしたいんだ?殺したいのか?敬意を払いお守りしたいのか?
分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない
冷や汗が出てきた。言いたいことがまとまらない。吐き気がする。
そんな中、口を開く。
「俺はどうすれば…?どうすればいいんですか…?」
太宰は驚いた顔をした後、こう言った。
「…中也は実に面白いね。」
そんなこと1ミリも思ってなさそうな、冷酷な笑みでそう答える。
「私に従っていればいい。君は私の部下だろう?」
「君はよくやっているよ。」
あの、滅多に褒めない太宰が言った。俺に言った。
雨が止んだような気がした。
「…ありがとうございます。」
満更でもない声で、俺はそう言った。
あの太宰が俺を褒めた。それだけで俺は嬉し…。いや、そうじゃない。
あの野郎が褒めたんだぞ?そんなの…
「気持ち悪い」
ふと零れた言葉だった。心の奥から零れた言葉だ。吐き気がした。
俺は焦った。
「すみません!首領。こんな口を聞いてしまって…」
首領は何でもなさそうな顔でこう言った。
「別にいいよ。」
突き放された気がした。
最初から俺には興味がなかったように聞こえた。
俺はどうすればいいんだ?
収まらない吐き気に耐えながら、部屋を後にした。
どうだったでしょうか!
中也が太宰さんとどのように関わればいいか分からなくなってしまったみたいな感じで書きました。
書きたいものを形にできてない感じがしますね(笑)
表現力はこれから磨きます…。
最後まで閲覧ありがとうございました!
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