主「こんちは、私です。」
「地雷さんはUターンしてね。わたくしの語彙は金とともに消えてゆきました。」
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これは随分昔の本当にあったお話です
まだ、悪魔執事が4人しかいなかった頃のお話。
その時代に、ひとり、別世界から来た女性がいました。彼女は悪魔執事たちの主となり、世界を救う活動をしていました。
執事たちは皆、主を心から信頼し、まだ20歳にも満たない主を歳の離れた妹みたいと、溺愛していました。
けれど、あるひとりの新入り執事は、彼だけは主をひとりの女性として、他の執事とは違う愛を育んでいました。
年月が経ち、執事の猛アピールにより、恋は成就しました。最(も)長(く)生(きてる)執事からのお許しが出て、結婚という文化(?)は当時なかったものの2人は結ばれた形となり、幸せな生活を続けていました。
ですが、その幸せな空気は一転。
大規模な天使の襲撃により2人は亡くなってしまいます。生き残った他の三人の執事たちは新人や、主を守れなかったことに酷く悔しんだ。
そして、2人が残したひとつの尊い命を絶対に守り抜くと誓った。そう、2人にはまだ幼い女の子の子供がいた。残った3人の執事はその子をどんな美しいものよりも丁寧に、愛をこめて育てた。
数年、女の子は中性な顔に母譲りの翡翠の瞳父譲りの銀髪と、とても美しい容姿をしていた。
ある日、女の子は神隠しにあった。
執事たちは必死に探し続けた。
けど、手がかりすら見つからなかった。
もうひとつ消えたものがあった。
亡くなった2人の遺品だ。
消えた女の子の名前は、『ヒスイ』
彼女の瞳の色と同じ名前。
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ヒスイ「女の子は死んだものと貴族は判断し、執事たちに諦めさせた。」
「てとこかな。」
「流石に母の指輪取っちゃったらこっちの世界に飛ばされたとか思わんよね。」
「これ今帰っても混乱させるだけやな」
「て、いいながら早千年とちょっと。」
「そろそろ帰らなあかんよね?」
一応指輪はめたら帰れることは知ってるんよね
「っあ大学行かな」
私は父親の影響で不老だ。
不老ということを隠すためにちょっと手は汚しちゃったけど未だにバレていない。、と思う。
バレてたらどっかの研究所に放り込まれてるだろうし。
不老になった歳は母が死んだ歳。
25歳
「指輪は一応持ってくか」
私を育ててくれた執事には感謝している。
いつかお礼を言うためにも早めに行かなきゃね
名前忘れちゃったけど。
それに、今日は父と母の命日だ。
1000年も墓参りに来なかった親不孝な娘を許してくれるかね、。
「今日の講義の場所どこ」
リリコ「うわ、またアイツ来たよ((ヒソッ…」
「ねぇ、そこの陰キャのモサモサ」
ヒスイ「、、、」
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主「さぁて、指が死にそうですね。今回はいつもよりちょっと長めに書いたから、、、」
「次はねちょっと短くなるかな?」
「ばいちゃ」
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