コナン
「…?蘭姉ちゃん肝試しってここ?」
蘭
「そうなんだけど…園子どこにいるんだろう?」
園子
「ちょっと蘭〜!今予定の時間の15分前よ!?いつからいたの!?」
蘭
「予定の30分前に来たよ?」
園子
「早すぎでしょ!?」
コナン
「まぁまぁ早く行こう!」
園子
「まぁそうね」
甲斐田
「ひぃぃ…ここ何階!?微かに魔の気配がするし…💦」
コナン
「あれ?甲斐田さん?」
甲斐田
「うわぁっ!?人!?ってコナンくんかぁ…」
蘭
「コナンくんこの人は?」
甲斐田
「あ、あぁ僕は甲斐田晴と申します」
園子
「イケメンね」
蘭
「私は毛利蘭と言います」
園子
「私は園子!」
甲斐田
「そうですか…
ところでここ何階ですか?」
蘭
「?一階ですけど?」
甲斐田
「えっ、は、はぁぁ!?僕ずっと此処に居たのかよぉ…」
園子
「なんか残念って感じね」
甲斐田
「?何がですか?」
園子
「いや何でも!」
コナン
「ところで甲斐田さんは何で此処に居るの?」
甲斐田
「あ、あ〜…あー?なんて言えば良いんだ…収録?」
コナン
「芸能人か何かなの?」
甲斐田
「YouTuberですかね
ってこんなこと言ってる場合じゃない!!
どうやって皆さんと合流しよう…」
蘭
「とりあえず私達肝試しで来ましたし一緒にまわります?」
甲斐田
「…そうですね」
加賀美
「多分歩いて来た感覚によると最上階近くでしょうか…?しかし降りて来たので不破さん達に会えるかも知れませんね
歩いてまわりましょうか」
不破
「ん〜とりあえずチェキ撮って皆んな探すかぁ〜」
剣持
「冷静になりましょう
僕はタスクをこなせば良いんです。
なのでロリの幽霊を舐め回すように探しては帰れません」
甲斐田
「…?気配が大きくなった…?」
コナン
「?何か言った?」
甲斐田
「いえなにも
それにしても…やっぱり霊媒師さんが居ないとこんなに不安なんですよね…」
園子
「なに言ってんの!幽霊なんて居ないでしょ!」
甲斐田
「…そうですかね…ただでさえ僕は憑かれやすいのに」
コナン
「え」
蘭
「えっ?」
園子
「え?」
甲斐田
「いっ、いえ何でもありません」
剣持
「おや?降りて来たら甲斐田くんと…えぇっとどこかで会ったショタと…?」
甲斐田
「あっ!もちさぁん!!」
剣持
「うるさいですね」
甲斐田
「すいませぇん…じゃなくて!チェキ撮りました?」
剣持
「あぁ撮りましたよ」
甲斐田
「じゃああとはアニキと社長と合流ですかね?」
剣持
「そうですね
それとあなた方は?」
蘭
「あ、毛利蘭です」
園子
「園子よ!」
剣持
「あと…えっとコナンくん?でしたっけ?」
コナン
「そうだよ!」
甲斐田
「もちさん…嫌な予感するんです」
剣持
「?こっちですかあっちですか?」
甲斐田
「あー…こっち側のもちさんから言うあっちの方の気配ですね」
剣持
「長尾くん呼べませんかね」
甲斐田
「電話かけてみます?」
剣持
「そうですね」
コナン達
(なんの話だろう?)
甲斐田
「……もしもし長尾?」
『__だ_?』
甲斐田
「えっなんて?」
『__っちに_が_!!』
甲斐田
「念話できる?」
『で_ねぇ_!!』
甲斐田
「なんとなく分かった。出来ないのね
それとこっち来れる?ここの住所送る」
『_か__た!!』
甲斐田
「もちさん。電話は繋がりますが阻害されているのか場所が良くないのかノイズがかかりほぼ聞こえません。とりあえずここの場所は送りました。
これからどうしますか?」
剣持
「…動きましょう」
甲斐田
「了解です。この心霊スポットはビルか何かのようで階数は沢山あると思われます。」
剣持
「地道に探しましょう」
コナン
「誰と電話してたの?」
甲斐田
「僕の同期です。こういうときは頼りになりますが…貴方方は帰った方がいいかもしれません。」
園子
「な、なんでよ!?」
甲斐田
「一般人には刺激が強いでしょう」
蘭
「で、でも…!」
剣持
「はぁ…甲斐田くん。君の思うもしのことがあっても君とその同期達が合わさればここの場所の時空の歪みも解決できるでしょう?それにあの方達を守れるでしょう?
あぁそれともその勇気が無いんでしょうか?」
甲斐田
「…やれます。僕は。あと剣持さん。
きっとこの時空ではこの場所にいる人には電話が繋がるでしょうから何かあったら電話してください。
では。」
剣持
「っまさか!?甲斐田くん!?単独行動はしないでください!」
甲斐田
「おや?もしかしてもちさんこの方達も守れませんか?その竹刀をお持ちで?」
剣持
「ッ…クソッ」
光り輝いていた快晴は曇りがかかり、澄んだ空のような瞳は闇の中ただ存在を主張するように赤く輝く月のようだった
その光を見つめ挑発に乗った強者は笑う。期待と言う名の挑発に。
「そこまで言うんならやってやるよ!」
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