🐙🌟×👻🔪 夏祭り
・ ご本人様とは全く関係ありません
・ 濡場( 過激 )なし 、チョットはあるかも(?)
・ ♡付喘ぎあります
・ 名前伏せません
・ 🐙🌟→「」 、👻🔪→『』
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【 👻🔪side 】
「 小柳く〜ん 。 」
耳元で聞こえる星導の声 。思わずバッと耳を手で隠した 。横を見ると 、ニヤニヤしながら俺を見詰めてくる星導がいた 。
『 … なんだよ 、耳元で喋んな 。行くぞ 。 』
「 はいはぁい 。 」
今日は夏祭り 。折角行くんだったら星導と行きたいと思って 、初めて俺から遊びに誘ってみた 。
でも 、ほんとは夏祭りを一緒に来たかったというよりかはそろそろ星導に俺の想いを伝えないといけないと思ったから 。
「 わ 、射的とかありますよ !小柳くん ! 」
『 おー 、いいじゃん 。やる ? 』
「 やりましょ〜 。 」
振られるっていうのはもうわかってる 。星導が俺を 、というかその前に同性を好きになる気がしない 。もし同性を好きであっても 、相手は俺じゃないだろうな 。
「 小柳くん 、当たりました ! 」
『 おー 、おめ 。 』
でも 、この気持ちを伝えないと俺が報われない 。俺だけ1人でモヤモヤしてんのはもう嫌だ 。だから 、今日こそはと思って 。
「 小柳くん ? 」
『 あ 、ん 、なに 。 』
「 いや ?なんかずっと考え事してるなって 。 」
『 あー 、ごめん 、 。… あ 、りんご飴買おうぜ 。 』
「 あ 、うん … 。 」
伝えるのは花火が上がる時 。まだあと30分程ある 。それなのに 、もう鼓動が高鳴ってて緊張してる 。汗もやばい 。
「 … ねえ 、やっぱ小柳くん変ですよ 。体調悪い ? 」
『 え ?いや 、全然 、大丈夫 。 』
「 …… 、… そうですか 。 」
やばい 、緊張して普段通りの反応ができない 。そりゃ 、星導も困惑するわ 。頼むからいつも通り … いつも通り … 。
「 小柳くん 。 」
『 ん 、? 』
「 俺 、花火が見れるかつ人少ない穴場見つけちゃったのでそこ行きませんか ? 」
『 え 、まじで ?行く 。 』
「 よーし 、じゃあこっち 。 」
ぎゅぅと手を握られる 。更に鼓動が高鳴る 。星導はただ単に迷子にならないようにってことなんだろうけど 。
でも嬉しい 、何が嬉しいって星導から握ってくれたこと 。
「 ここです 。座るところもあるし花火も見やすいらしいですよ 。 」
『 えー … 俺が考えてた所より良い … 』ぼそっ
「 … えっ 、考えてくれてたんですか ? 」
『 え 、あ 、まあ一応 … ? 』
「 え 、ごめん 。そっちの方がいい ? 」
『 あ 、いやこっちの方がいい 。断然こっち 。 』
2人でベンチに座る 。風に吹かれてわさわさと音を立てている木の葉が少しうるさい 。地味に星導と距離があって 、逆に気まずい 。まるで心の距離みたいだな 、なんつって 。
「 小柳くん 、もうそろそろ花火始まるって 。 」
『 んお 、おぉ 。 』
もうすぐか 。もうすぐ 、伝えなきゃいけない 。星導はどんな顔するかな 。
ちら 、と星導を見る 。「 ん ? 」と言って首を傾げる 。… 今なのかもしれない 。
『 あ 、あのさ 』
「 ん ?… お 、花火 ! 」
『 えっ 。 』
星導の指差す方を見ると 、暗い空に眩しいくらいに明るい花火がバンと音を立てて咲いていた 。
「 綺麗ですね 。 」
『 おん … 、 』
星導の方が綺麗だよ 、だなんて 。
『 … 星導 、 』
「 ん ? 」
『 あのさ 、 』
改めて星導の方を見る 。星導の透き通る綺麗な瞳に俺が映る 。
『 あの 、…… 、マジで嫌だったら突き飛ばして欲しい 。 』
「 え 、うん 。何 。 」
『 … っと …… 、 』
1番言いたい一言が喉に詰まって出てこない 。星導待たせてんだよ 、早く 。
「 ふ 、どうしたの 。 」
『 … えーと 、な … 』
『 ッ ……… 、… 好き 、 』
「 っえ 、? 」
『 だ 、から … 、星導のこと 、好き … 、なんだよ 、 』
きょとんとした顔で俺を見つめる星導 。どうしよう 、返事がない 。
今 、俺どんな顔してんだろうな 。まあ 、どちにしろどうせ … 。
『 ッは 、冗談だって 。ほら 、花火 』
「 今更冗談 ?ふざけないで 。 」グイッ 、
『 え 、は 、 』
腕を掴まれた瞬間 、唇に何か柔らかいものが当たった感覚がした 。
『 ぇ 、あ 、星導 、? 』
「 んふ 、かわい 。 」
『 え 、ちょまって 、どういう 、? 』
「 ん 、あ … 嫌だった ? 」
『 あ 、いや 、別に … 。 』
「 … 好きだよ 、俺も 。俺がどんだけ片想いしてたと思ってんの 。」
『 っ … まじかぁ … 、 』
嬉しい 。嬉しすぎる 。
嬉しすぎて涙出そう 。下を向く 。
「 ちょっとー 、こっち向いてくださいよお 。 」
『 っ 、泣きそ 、やば 、 』
「 っふ 、もう泣いてるじゃん 。ほらおいで ? 」
おいで 、と言われてすぐ星導の胸に飛び込んだ 。ぎゅぅと優しく暖かく包み込んでくれる 。息を吸うと 、星導の柔らかい匂いがいっぱいに広がる 。これが本当の幸せってやつかも 。
「 小柳くん 、キスしてい ? 」
『 ぇ 、あ … おん 、 』
こくりと頷くと 、さっきみたいに優しく唇を重ね合わせた 。何度も角度を変えてキスする 。
『 っふ 、は 、… ん 、 』
そろそろ苦しい 、酸素を求めて口を開けると口内に星導の舌が入ってきた 。よくカップルがその 、エッチなことするときにやるやつだと思って 、何故か少し喜んでいる俺がいる 。
『 は 、ん … 、ぅ 、 ♡ 』
上手く舌を動かせない 。何で星導はこんなに上手いんだよ 、やったことあんのか ?ってくらい 。
「 っぷは … 、ふ 、小柳くんこういうの初めて ? 」
『 はぁ … 、っ … 初めてに決まってんだろ … 、 星導は ?』
「 俺もですよ 。 」
『 いや上手すぎだろ … 』
「 小柳くん 、喘ぎ声可愛らしいですね~ 。 」
『 は 、うるせぇ 、黙れ 。 』
「 んふふっ 、はいはぁい 。 」
今年の夏は過去一楽しい夏になりそうだ 。
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なにこれ 。
てか3dよすぎた … 。
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