リクエストしていただいたものです!
リクエストしてくれた方ありがとうございました😊
追記 フォロワー40人ありがとうございます✨
※n/m/m/nです。苦手な方はご自衛を。
今回から登場人物さんを「ky」などのように書きます。過去作品も同じように変更してあります。
第三者視点
実況を撮り終えてfjとkyはのんびりモードに入った
スマホをいじって完全OFFなkyにfjは平然と歩み寄り話しかける
fj「今日の実況さ、めっちゃ面白かったね」
ky「だな、でも流石にお前下手すぎたぞw」
fj「ひどーい!w」
一瞬fjを見たものの、またスマホに視線を落とすky
いつものことなのでfjは気にせず続ける
fj「まあ俺が下手なのもあるけどさ、kyが上手過ぎたんだよぉ」
ky「そりゃそうだ、俺の方がゲームセンスあるもん」
ky「もうちょっと練習したらfjも上手くなんじゃねえの?」
少しの皮肉を込めてからかうkyだが、fjは鈍感なのか気づかない
fj「そうだよねー…kyは練習もしっかりするし、自分のプレイを分析出来るから…」
ky「…おう」
いつものようにツッコむどころか、kyの言葉を受け取り共感し、増してや褒めてきたことに驚いたkyは顔を上げる
fj「kyみたいに努力したら俺も上手くなるよね!」
ky「まあ、なると思うけど…」
あまり努力だの練習だの言われ慣れないkyは、fjの言葉に顔を赤くする
fjは相変わらずの鈍感さで、畳み掛けるように話続ける
fj「でも俺だけの力じゃ難しいから、kyに教えて欲しいんだけど…」
ky「…おお」
fj「そうそう!ky教え方も上手だからさ!」
ky「…うん」
実は驚くことにfjは素で褒めている、狙っていないのだ
そんな素直な言葉に気づいてるからこそ、1層照れてしまうky
そんなkyにトドメが
fj「本当にさ、kyって凄いんだよ」
ky「…」
「凄い」その言葉は、今まで必死に努力して、苦労して、ここまで上ってきたkyだからこそ、いざ誰かに言われるととても響いてしまう
fjの真剣な顔がその言葉を強調して、kyはfjを見れなかった
頭の中で木霊し続ける言葉を、消したくて、早く消さないとおかしくなりそうで
ky「…なに、なんかおかしくない?今日」
fj「え?」
ky「動画撮ってんの?笑」
そもそも、こんなにべた褒めしてくるなんておかしな話だ
そう思ったkyはfjを疑う
どうせドッキリか何かだ、だとしたらしょうもなさ過ぎて問題だが…
一方、純粋に思ったことを言ってるfjはkyが何故そう思うのか理解出来ない
本当に凄いと思ってるのに、伝わってないのだろうか?
fjは、kyにしっかり伝えたいのだ
fj「動画なんて撮ってないよ?」
fj「本当に、凄いと思ってるから言ってるんだよ」
ky「いや、ないない…だっていつもそんなこと言わないじゃん」
普段の行いがアダとなったのか、fjは自分を怒りたくなった
でも、だからこそfjは伝えたい
fj「…」
fj「じゃあ全部言うよ」
fj「kyはきっと褒められ慣れてないから疑っちゃうんだよね、それは普段俺が褒めないからそうなってしまうわけで、ほんとに申し訳ないと思う、でもね、いざ褒めるとなると俺もkyも照れちゃうかなって思って中々タイミングが掴めなかったというか、勇気が出なかったというか…そういうところも、俺がkyに信用してもらえない原因なんだと思う、これからはちゃんと凄いと思ったら素直に褒めようと思う、だからkyも素直に受け取って欲しい、俺は本当にkyが凄いと思うんだよ」
気づけば肩を掴まれてじっと目を見つめられて、一生懸命話すfjに意識が奪われていた
早口で、少し舌がもつれたのか聞き取りづらい箇所もあったが、kyには十分過ぎるくらい伝わった
全て聞き終える頃にはkyは俯いてしまっていた
fj「ky?」
ky「…あの、さ…」
ky「わ、分かったから…もう…」
kyの手は微かに震えていた
それを見たfjは、先程までの尊敬の眼差しから一転、意地悪に目を細めた
fj「ほんとに分かった?俺はまだ伝えきれてないよ」
ky「やっ、ほんとにわかった!だからもう…いい…」
段々声が小さくなり、最後は聞こえないに等しい
そんなkyの反応が、fjの心に何かを与えて、もっと見たいと思わせた
fj「でも俺は言い足りないからさ、しっかり聞いててね?」
俯くkyの頬を優しく包み、目を合わせて、微笑む
ky「いや、あ…も、いい…!」
恥ずかしくて、これ以上褒められたら爆発しそうで
fjの手を押し返した
ky「伝わったから、もお、言わないで…」
顔を赤くして、泣きそうな顔がfjにはとても可愛く見えた
もっと
もっとその顔見せて
また俯くkyをfjは抱きしめて、同様に赤く染った耳元に言葉を放つ
「ごめん、意地悪したくなっちゃった…笑♡」
目を見開くkyは、数秒後に訪れる快感に顔を歪めた
「すぐ照れて可愛い反応するのずるいよ」
「ずるくない、それに反応するお前が悪い」
「じゃあこれからは襲ったりするのやめる」
「…それは、違うじゃん」
「そーゆーとこだからね」
「…うん」
よく分からない感じになってしまったか…?
想像していたものと違ったようでしたら申し訳ありません😿
あとタイトルを小説っぽくして格好つけてるの恥ずかしい…
コメント
2件
神ってます✨😇ありがとうございますっ.ᐟ.ᐟ