お品書き ※注意書き※
1話+
微rdmd
ーーー
md)ン…ふぁ……、
眠いという意識を掻き消すように
深緑の目を手で擦る。
PCは眩しい光を放ちながら
『Medizin der Unsterblichkeit』と書かれたファイルの内容を写している。
『Medizin der Unsterblichkeit』
・Farbe unbekannt
・Ich habe das Gefühl, ich würde sterben, wenn ich es trinke.
ーWie man einen Trank der Unsterblichkeit herstelltー
_Material_
・Doria geht
・Kupo-Frucht
3.Knacken Sie die Kupo-Samen und mischen Sie sie mit den Doria-Blättern.
4.Den Saft aus der Kupo-Frucht auspressen.
ーーー
長く連なる解読不明な文章を軽く睨む。
今日もこの文章を解読出来なかった。
これで3日も寝ず食わず。
幽霊でも流石に限界だ。
md)………ッウ…アー…、
今までずっと作業していたからか、
体を楽にすると手足が麻痺したように痺れて動かない。
時計は 6:00 を指している。
視界がぼやけて、フェードアウトしそうになるのを必死に抑える 。
今日は6:30から会議がある。
絶対に寝るのは駄目だ。
md)ンッ…やばい…か…も…。
どんだけ耐えようとしても体は自分の意識のままに寝ようとする。
これはやばいと思い、おいよか、みこだよが置いてくれていた飲み水を顔にぶっかける。
バシャッ…………ポタ…ポタ…
md)………サム
目が覚めたと同時に水が思ったより冷たく、身体が冷える。
oiyo)…水もってきたよ〜…ッて、え?どうしたの…???
md)あ、いいところに。タオル持って来て
oiyo)ええッ…!?まぁ、持ってくるけど…
まだ納得のいかないという顔で俺の部屋、兼セキュリティルームから立ち去るおいよ。
俺はそっとPCを閉じ、力を抜き上を見上げた。
md)ンンッー……。
手を上に上げ、大きく伸びをする。
md)……。
oiyo)持ってきたよ〜!ほら、早く拭いて!
md)アリガト
顔をタオルにうずめ、丁寧に水を拭き取る。
oiyo)ご飯とか食べてないでしょ、みこだよが朝ごはん持ってくるからちゃんと食べてよ?
md)ハーイ。
適当に返事をし、それに苦笑するおいよ。
mko)ご飯持ってきたよ〜?
md)アリガトーーー
mko)返事軽ッ!?ここまで持ってくるの大変だったのに…
oiyo)みこだよに任せて良かった〜!!
mko)次はおいよが持ってってよ〜?
md)…モグモグ
今日の朝ごはん、レウさんが最近言ってたパンってやつなのかな。
俺はパンを食べそびれたから、パンの味とか知らないし、初食だ。
なんというか………
md)オイシイッ!
mko)おー!みどりくんがお気に召した…!
oiyo)ま、それ俺も食べたけど美味しかったし、さすレウだなぁ…!
md)………モグモグ
oiyo)…あ、
md)ン?
mko)どうした?
oiyo)会議まで後1分だけど…
md)ムグッ…!?ゲホ、ゴホッ
mko)ちょッ、みどりくん!?
oiyo)水!ほら、!
md)ムグッ……………、後1分、!?
oiyo)早く、此処から会議室遠いんだから、!
md)ご飯後で食べるから置いといてッ!
mko)分かったから、早く!
md)ン!
時間がギリギリなので幽霊状態になり、セキュリティルームの扉を壊す勢いで開け、通路に出る。
幽霊状態と言っても、壁をすり抜けられる訳でも無く、ちょっと浮けるってだけである。
ただら民とぶつからないように上に浮いて会議室の通路に出る。
会議室前で幽霊状態を解き、少し息切れしながらも扉を開ける。
俺が会議室に入ると同時に、ら運営のみんながこちらを見て驚く。
md)……何、?
cn)いやぁ、起きてるんだ…。って思って。
md)……なんか失礼な事言ってない??
cn)いやッ、そう言うことじゃなくてねー…。
目を見合わせてるコンちゃん達に少しイラついてると、それに気づいたかのようにレウさんが話してくれた。
ru)あッ、あのーみどりくんが最近ずーっと起きてるし、寝不足みたいだったから、昨日の夜、緑くんの水に睡眠薬入れて、おいよに届けさせたんだよね
水、と聞かれてピンとくる。
あれだ、俺の顔にぶっかけたあの水だ。
md)あ、あれか…、
rd)ほら!やっぱりみどりくんは水飲まないって!
cn)うーん、駄目かぁ…、じゃあ、あの水飲んでないなら、後で俺が持ってっちゃうね?
md)え、
ru)…みどりくん?
md)アー、ごめん、もう捨てちゃた…かな…、
顔にぶっかけたなんて言えないし…。
cn)そう?なら新しいの作るかぁ〜、
コンちゃんは、そう言い伸びをする。
md)…というか、会議って、なんの話なの、?
ru)みどりくんの話。
md)…部屋戻っていい、?
rd)えぇ〜?
md)だって、なんか眠く……、ん、?
眠く?
おれが3日の徹夜に眠くなるはずないし…、
でも水は飲んでないはず…なん……
ーー
md)ムグッ…!?ゲホ、ゴホッ
mko)ちょッ、みどりくん!?
oiyo) 『水!ほら、!』
md)ムグッ……………、後1分、!?
oiyo)早く、此処から会議室遠いんだから、!
ーー
そういえばあれ……、水飲んだじゃん!?
でも、あれはご飯のとこからとってきたのなら、睡眠薬入ってるのはおかしい…。
…あらかじめ分けてたのか、?
rd)あ、効いてきた?今日の朝ごはんの奴にも入れてたんだよね〜!
…なんか…顔がムカつく(暴言)
md)…おいよ、みこだよ、
oiyo)はーい失礼しまーーーーす
mko)みどりくん運びますね〜
kyo)寝室まで連れてけよ〜
rd)ああ”ーッ!せっかく抱き枕にしようと思ったのに…
md)キモ…、
mko)はーいみどりくん寝ましょうねー
cn)というか、らっだぁ、睡眠薬どこから持ち出したの?
rd)…ん?
ru)え、?らっだぁ一人でやったの?
rd)…は…ははは…。
kyo)よぉーし、会議しよか、?
ru)…はぁ………これは長くなるなぁ…
ーー
md)…ネムーイ、此処で寝たい…
oiyo)此処階段ですけど
md)ネームーイー!
oiyo)我慢して?
md)ヤダ…
mko)わーおいよくんがんばれーーー
oiyo)手伝えや!!!
ーー
oiyo)やっと寝室着いた…。
md)アリガトネー
mko)じゃ、俺らはもう戻るから、ちゃんと寝ててね、?
md)ンー?ウン…。
oiyo)…眠そうだし大丈夫だね。
暗くなる視界
頭がふわふわとする…。
ーー
真っ暗闇、何かの声がする。
??)意味ナイヨ
??)アイツらもいつか死ぬ。おまえを置いて。
…誰?
??)ねぇ、苦しいのは嫌デショ?
??)悲しいのもイヤデショ?
??)ダカラ、逃げてみれば?
逃げる…?なんの話?
??)ねぇ、じゃあさ、みんなが死んだらどうなるかな?
眠い目を擦っていると、
暗闇から、パチンと音がして、周りの風景が変わる。
md)…らだお、?
目の前には、らだお。
なんで?
その後、次々と運営や他のみんなが出てくる。
俺は動けない。
みんなは俺とは真反対に歩き始める。
md)…、?ま、待って…。
やだ…、なに、?何処行くの?
俺がそう話すと、頭の中の声が、反芻して聞こえて来た。
??)ほら、ヤッパり、
??)悲しいのはイヤでしょ、w
??)…良い選択をしなヨ。
ーー
サボって申し訳ありませんでしたぁぁぁ…!!!!
途中、ちょっと文が変わってるけど、許して()
ーー
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好き、好き好き大好き