⚠イザが亡くなったあとの話。イザがおばけとして出てきます⚠
2006年2月22日、天竺vs東京卍會の関東事変で俺らの大将__黒川イザナが亡くなった
オレらは大将の死をまだ受け止めきれていなかった。
「ねぇ、イザナの葬式は俺も行かせて」
クリームベージュの髪の男が言った
東京卍會総長_マイキーこと佐野万次郎だ
「は?……大将が『俺の葬式はいらねぇ。俺の事は忘れて生きろよ』って言ってたし…」
「は?だからってやんねぇのかよ」
「オレらだってやりたいって思ってるよ」
「ならやればいいじゃん。イザナの言う事、少しくらい無視しても良くね?」
「…なら、今すぐに準備を始める」
葬式の日_
あぁオレらの大将はもう亡くなったんだ。現実を受け止めるしかないのか
目の縁が熱い
「あ”ーやばい大将には涙見せないつもりでいたのになぁ」
そう言って無理に笑って見せたけれどやっぱり無理だった。オレらはずっと泣いてた
カランッ
そう聞こえた気がした
この音は大将の耳飾りの音
「なぁ、葬式なんてやんなよつったよなぁ?」
___大将?
「イザナ…?」
マイキーが口を開いた
「なんだよ。うっわ、ひでーツラ」
ふはっと笑う彼は生きているようだった
「なぁ、蘭?なんで葬式なんかやってんだよ?」
大将が蹴りする体制に入った
あ、やばいと思ったけど大将の足はオレに当たらなかった
「なにその驚いた顔は。生きてないんだから当たらねーのは当たり前だろ」
その日は夢を見た
オレらの目の前にいるのは大将だった
「オマエら…今までありがとう」
涙を流しながら笑う大将は寂しそうな顔をしてた
__「大将ッ」
オレらの声は届かないまま目が覚めた
「言い逃げかよ…大将、」
コメント
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見るの遅くなってすみません!あ〜○ネタ好きだけど泣きそうになるなこれ