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小学4年生 春
母「お、裕太くん一緒のクラスだってー」
「え、マジで!?やったー!!!」
母からそう言われて本当に嬉しかった。なんせ、石田さんは幼稚園からの幼馴染で一緒のクラスになったら、もっともっとたくさん遊べると思ったからだ。今思うと、それが恋心とは少し違うと思った。でも、純粋に楽しみだった。
「楽しい一年になりそうだな…!」
教室
さっさと体育館から教室へ移動し、石田さんに話しかける。
「や!」
「やー」
小さい声で交わし合う挨拶は、楽しかった。いや、微笑ましかった。かな。
よくわからない挨拶に二人とも笑みが溢れる。幸せだ。
ガラガラ…
ドアが開く。先生が来た。
「はい、えー、まずは、みなさん!1年間よろしくお願いします!」
「楽しく、元気に!!1人1人が主役のクラスにしていきましょう!!改めて!1年間これからよろしくお願いしますね!」
結構ふくよかな女の先生だ。声量がある。ラーメンとお酒が好きらしい。そりゃ太るよなぁ。
ある国語の時間
先生「はい!ということで、1回目の国語では、隣の人と自己紹介しあいます!」
チラッと隣の人を見る。どうやら石田さんでは無い。小さくて、メガネをかけている男の子だ。でも、可愛いくはない。少し生意気そうな男の子だ。
少し残念だった。
先生「では…よーいどん!」
少し子供じみた文面に吹き出してしまいながらも、隣の人と向き合った。
しーん………
第一、文も考えていない。そりゃそうだ。
とりあえず、「うぃっす」と言いながら会釈をしてみる。相手も乗ってくれたようだ。「うぃっす」と同じ調子で返してくれた。
「えーっと…」
頭を働かせる。コイツは何が好きそうだ!パズル?いや、メガネに偏見持ちすぎだろ!スポーツ?いや私が知識ないし、第一何のスポーツだよ!ゲーム?いや、ゲームの話って相当噛み合わないと長く持たない、初対面なのにそれは無理だ!本?いや、本って種類ありすぎだろ!好きな本とか聞いても絶対一致しないだろ!!
頭がキャパオーバーだった。
「よ、よろしくお願いします…」
少しニヤけながら言う。よくわからない感情だ。
「あ、うぃす…」
「えーっと、徳永直樹です…」
「あ、水原茅です…」
ニヤけているおかげか、相手も少し和んだ雰囲気があった。
ぴぴっぴぴっぴぴっ
ちょうど良いタイミングでタイマーが鳴ってくれた。ないすだ…
「はーい!終了でーす!」
皆んなが前を向く。もう少し話したかったけれど仕方なく前を向いた。
「えーっと…日直がまだいないので、先生が挨拶します。」
え、もう授業終わり?…話すところで全集中だったのだろうか…
「起立、礼〜」
みんな「ありがとーございあしたー」
正直、あの4人に会ったきっかけは徳永さんしか覚えていない。「あの4人」とは、徳永直樹、山本あきら、吉田航、そして、石田裕太だ。後々に詳細話すか…
みんな、野球が好きだった。私を除いて。でも、家に遊びに行く度に野球、野球だから少しは知識がついた。よく野球ゲームで遊んだな。
その4人に出会ってお調子者な石田さんが「石田ブラザーズ」というグループができた、私女なんですけど。
あの時は、性別という概念が私の中でなかったのかもしれないと思うほど男子と距離が近かった。
小学生って感じだった。
あとがき
どうだったでしょうか…!!初投稿で全然慣れてないですけど…これからよろしくお願いします!!
特に印象に残ったシーン?を書いていこうとおもいます。
このお話は、私の実体験を元にしています。いや、そのまんま書いてるのか…なんせ、4年ほど前ですのでうろ覚えですが、書きたいと思います…
そうですね…中学1年生…まで書こうかな〜と…5、6年生は大幅に飛ばす確率大ですね…
次回は夏、主に4人で遊んだことを書きます!教室だったり家だったり……
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そして短くてごめんなさい…!!続きがいつになるかわかりませんが!では!!!