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2 - 第2話 真っ赤なチューリップ

2025年01月29日

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私立薔薇ノ学園に無事入学した二人。

時は流れて5月の半ば。

桜の花は全て散り、青い葉が生い茂る頃




俺の名前は田中太郎。

この春、私立薔薇ノ学園に入学した1年四組の生徒だ。いきなりだがこの学園には入学してすぐに1年四組の名物となった熟年夫婦系カップルがいる。そのカップルの一人が北野 薫。いま俺と一緒にもうすぐ始まる体育祭のパンフレットを書いている男だ。そのカップルの片割れが南 海斗。最初のうちは戸惑ったが二週間もしないうちにこのクラスになじんで今ではファンクラブ?的なものも作られている。


???「やっほーかおるんとたなっち♡」


「あ、おはよー 後藤さん」

「おはよー」


この女は後藤 真由。Theギャルって感じのオタクに優しい系ギャルである。


「みんなに聞いてるんだけどさ、二人とも体育祭の競技決めた?」

「どーするかな、、」


と北野と俺は何にしようか考える。俺も北野も剣道部に所属しており、入学当初から気が合って仲が良かったりする。


「やっぱぁ、かおるんは借り物?」


と後藤が北野に問いかける。

北野はなぜかわからない顔をしていたが後藤が言っているのは借り物競争あるあるの紙に“好きな人”と書いてあり、彼氏である南と一緒にゴール的なことだろうと思った。


「やっぱぁ、彼ピと一緒に走りたいもんねぇ♡」


と後藤はニヤニヤしている。

俺も末永く爆発しとけこのバカップル!

なんて思っていると


「彼ピ?俺の場合彼女じゃない?」


すっとぼける北野に後藤は


「え〜?かおるんはみなみんと付き合ってるっしょ〜?」


とまたも後藤がニヤニヤしてきたのを小突いている。

その瞬間北野の顔が真っ赤になっていき


「俺と?!海斗が?!つ、付き合ってるわけないじゃん?!」


後藤&俺「え」


一部始終を聞いていたクラスメイト 「え」


北野「、、、、、え?」

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