初めまして、わにゃんです!/ᐠ。ꞈ。ᐟ\
この小説なんと初投稿で、なるべく楽しく読めるように努めましたのであたたかい目で 見守ってください!
それでは、本編へどうぞ!
※ワンピースの、麦わらの一味とメリー号のお別れのシーンを見たあとに読んでください。ストーリーがよくわからなくなってしまいます。
あとメリー女子です。
ゴゴゴゴゴゴゴ
メリー「ごめんね。もっとみんなを遠くまで運んであげたかった。ごめんね。ずっと一緒に冒険したかった。」
チョッパー「メーリー!」
チョッパーが泣き叫んでいる。チョッパー、ごめんね。
メリー「だけど僕は」
ルフィ「ごめんって言うなら、俺たちの方だぞ。メリー。俺舵下手だからよ、お前を氷山にぶつけ たりよ、帆を破ったこともあるしよ、ヒックヒック ゾロもサンジもアホだから色んなもん壊すし よ。そのたんびウソップが治すんだけど下手くそでよ。ごめんっつうなら…」
ルフィ…泣かないで。
メリー「だけど僕は幸せだった。今まで大切にしてくれてどうもありがとう。僕は本当に幸せだ
った。君たちがいたから…」
ルフィ「うグッ、グス、メリー!」
ルフィ、ゾロ、ウソップ、サンジ、ナミ、ウソップ、ロビン…大切にしてくれてありがとう。
僕はそのまま永遠の眠りについた。はずだった。
メリー「ここはどこ?」
「確か、僕はルフィ達に見守られる中燃えて崩れゆく体を感じながら海の中で息絶えたは
ずじゃ?」
そうクラバウターマンこと麦わらの一味の船の化身であるメリーはこの世から成仏したはずなのだ。しかしなぜだか実体がある。その上周囲は真っ暗である。この状況を疑問に思わないはずがない。
メリー「何故だろう?」
すると頭に声が響いた。
?「メ…メリー…」
メリー「誰?僕に話しかけてくるのは?」
まるでマーメイド達が奏でる歌声のように美しいがどこか弱々しく感じる声だった。 すると次の瞬間パッと目の前が眩い光に包まれた。ふわふわの雲に優しく包まれた気がして心地良かった。包みこまれるような感覚がなくなったかと思うと目の前には1人の少女が現れた。周囲は明るいのに顔は何故だかよく見えない。心なしか体も透けているようだった。一体目の前にいる少女は誰なのかと、メリーが戸惑っていると少女が言った。
謎の少女「この実を食べて、時間がないの」
と。理由はよく分からなかったが、少女から感じられる自分と同じような雰囲気に安堵したのか分からないが気が付くと勝手にその実を口にしていた。次の瞬間僕は意識を失った。
ポコポコ… どれくらい気を失っていたのだろうか。
メリー「うーん…あれここは!?」
気が付くとそこで見る光景に驚いた。なんとそこはシャボンに覆われた海中だったのだ。
わけの分からぬ場所にきて困惑していたメリーだったが、魚人族が多くいることからもナミが話していた魚人島だということがわかった。それよりも気になることがある。先程からやたらに視線を感じるのだ。何故だろう?僕は許可をした人間にしか見えないはずなのだ。すると近くにいた魚人族の子供が僕を指しながら、
魚人族の子供1「あの人さっきからどうして道の真ん中で座っているの?」
そう僕を指しながら。もしかしてだけれど、もしかしてだけれど、もしかしてだけれど…
僕はお店にあるショーウィンドウの鏡を見てみた。
メリー 「人間になってる!?」
そう、精霊のはずの僕が、船の化身のはずの僕が人間になってしまったのだ。絶対あの実を食べたせいだ。
メリー「あぁ、どうしよう…まあ、いっか。」
食べてしまったものは仕方がないと割り切った。船の化身であるクラバウターマンは大切にしてくれた人達に似ると言われているが、このどうとでもなるさ精神はルフィ似なのだろうか。
メリー「さて、立ち止まってても仕方がない。何かいい仕事をみつけて稼がなくては。」
というわ けで魚人島を探索することにした。魚人島には、人魚、絵物語にででくる竜宮城、しゃべるヒトデなど信じがたいものばかりあった。それらを見つける道中にマーメイドカフェでスタッフとして雇ってもらえることになった。そこではケイミーという人魚に仕事を一通り教えてもらうことになった。
ケイミー「初めまして!私ケイミーっていうんだ。ケイミーって呼んでね!よろしくね!メリーちん」
メリー「よろしくお願いします!ケイミー」
ケイミー「私先輩として頑張ちゃうよ !」
一通り終わったところで、お茶休憩の時間になった。
ケイミー「はい!疲れたでしょ。これ飲んで力付けて!」
僕はなにか嫌な予感がして聞いてみた。
メリー「これは?」
ケイミー「これはジャイル茶!飲むと疲れが取れるんだ!けれど人間はこの効力に耐えきれず余計疲
れてしまうからお客さんに出すとき注意しないといけないんだ。」
メリー「え、それって…」
ケイミー「ん?あーー!メリーちんに飲ませたら逆効果じゃんー!ごめんね、メリーちん」
ケイミーはちょっと抜けてるところもあるけれど優しくてとてもいい人だ。
数日経った頃、カフェは今日休みで人魚の入江に広がる絶景を見ながら、仲良くなったケイミーと一緒にお茶を飲んでいたときだった。遠くで空から人が降っているではないか。
ケイミーは横で目玉を飛び出しているが、滅茶苦茶な人達の典型をよく知る私はそんなことで動じないのだ。そのため、まあ、そんなこともあるよねと思っていた。
メリー「こんなことになるのルフィ達みたいだ」
そのとき、ふと1つの麦わら帽子が目にはいった。まさかと思いつつその麦わらの持ち主を見ると、そう彼だったのだ。麦わらのルフィ。まるで夜空に輝く流れ星のように私の視界に映るルフィ。そしてその後に続いてなんとウソップもサンジもチョッパーもいるではないか。喜びのあまり涙がこぼれた。
メリー「ルフィ達!」
気が付くと走り出していた。
ケイミー「あ、まって!」
後を追いケイミーも走り出す。
ルフィ達が沈んだ場所についた時には、既に他の人魚が溺れたルフィ達を助けてくれていた。
メリー「ルフィ…」
「前とは比べられないほどたくましくなって…僕は嬉しいよ。」
この4人に出会えた喜びで涙がまだ止まらない。僕に冒険を教えてくれた人達、僕を仲間と呼び心からの愛をくれた人達、その人達にまた会えたなんてと思うと涙が止まらない。
ケイミー「大丈夫?メリーちん」
ケイミーは隣で心配そうに僕を見ていた。
その後、僕たちはルフィ達4人 をケイミーの家の寝具に寝かせた。
ケイミー「メリーちんどうしたの?ルフィちん達と知り合いなの?」
ケイミーがそう聞いてきた。
メリー「うん!そうだよ。僕の仲間だよ」
涙を拭きそういった。
ケイミー「へ〜ルフィちん達の仲間なんだ!良かったね会えて。私もルフィ達と友達なんだ!」
メリー「え、そうなんだ!?ケイミールフィ達の友達なんだ。早くみんなと話したいね。」
それからしばらくして、ちょうどケイミーの家の近くの店にジュースを買いに言った帰りだった。プルルルルルルル、プルルルルルルル電伝虫が鳴り、メリーは受話器を手に取った。
メリー「もしもし?」
ケイミー「もしもーし!メリー早く来て!ルフィちん達が目覚めたよ!」
メリー「え、本当!?すぐ行くね。」
メリーは嬉々としてケイミーの家に向かった。
まって、タイトルセンスなくてごめんなさい。次回作もできればよんでください!
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