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~斗真side~
暫く殴られて気を失っていた。
目が覚めると、俺の口は赫く太い糸で荒く縫いとめられた。
太陽「俺の愛を理解してくれるのは君だけなんだよね、斗真。」
斗真「んー、!んー!!!」
太陽「斗真、僕は吠えない犬が好きだ。嫌な顔せず話を聞いてくれる犬が。」
薄暗い部屋。
1日に5回、喉に直接繋げられた太い管から、離乳食を流し込まれる音だけが鳴り響く部屋。
こんな日々が、死ぬまで続くんだろうか。
まぁ、その時間も、そう遠くは無い。
~太陽side~
どれだけ時間が経っただろうか。
今の斗真は一言も口を出さずに僕の話を聞いてくれる。
これが僕の望んだ恋愛。
好きな人がずっと傍にいて、僕なしじゃ生きて行けない体になっていく。
大丈夫だよ斗真。死んでも僕が守るからね。