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京都の夜の戦場は既に多数の死者を出し、戦争は終わる気配はない
クライス「ふん!」
ガキン!とクライスの剣とメントの杖がぶつかり合う
メント?「やはりお前の剣は脆いな」
クライス「なんだと?」
ヴェンデッタ「まさか被害がこの京都だけだと思っているの?」
ロイス「あなたたち…やっぱり…」
ロイスの頬に汗が伝い、杖を握り直す
クライス「貴様らやはり全死体を異世界にも放っているのか」
ヴェンデッタの死体操術は異世界の死体も操り、各国に幾千もの骸骨の兵士を送り込んでいる
クライスはそれを見計らって、アルタイル王国の警備隊長をカノンに任せた
ギャバット「カノン…一人で大丈夫かな」
クライス「ギャバット!ハンドル!今すぐアルタイル王国へ応援に行ってくれ!」
ハンドル「そんなことしたら!」
ハンドルは心配する
エリー「私たちは大丈夫っす!だから行って!」
ギャバット「了解!じゃあここは頼みます!」
ギャバットたちは空を飛び、もう一つの地球へと飛んだ
そして、救世主は現れた
カイラ「待ってろぉ!すぐ行く!」
ビルを駆け抜け、カイラは空を飛びやってきた
メント?「まさか…あり得ぬ…!」
メントは驚愕し、カイラを見つめた
カイラ「驚いてるようだな、無理もないさ」
メント?「ありえない!どうやって戻った!?」
カイラ「答えはこれさ、タイムトラベル」
ブゥン!とワームホールが出現し、その先にはジュラ紀と思われる恐竜たちのいる風景が映し出された
メント?「転移先で禁忌魔法を習得したのか…!」
カイラ「正解、そしてお前を殺しに来たんだ」
クライスとエリーはカイラに駆け寄った
クライス「カイラ…すまなかった…君をずっと騙していた…」
カイラ「もういいんだ、それより世界を救いましょう。陛下」
クライスは頷き、剣を構えた
アルタイル王国 王都
侵攻してきた骸骨兵は既に王都へと進んでいた
兵士「くそ!らちが明かない!」
カノン「諦めないで!」
カノンは剣を振る
グリス「氷結魔法 ボール」
突如、コート姿の男が透明魔法で現れ、骸骨兵士を攻撃する
カノン「あなたは…?」
グリス「ただの海賊の裏切者だよ、こいつら片付けるぞ」
グリスは銃を抜き、骸骨兵士に撃ちまくる
ボルケーノ王国 王都
ダイカン「うおおお!!!」
ダイカンは薙刀を振り、王都で兵士と共に、骸骨兵を迎え撃った
兵士「もうだめです!城へ到達されてしまう!!」
兵士は泣き言を言うが、ダイカンが一喝する
ダイカン「うろたえるな!!!行くぞ、火炎波ぁああああ!!」
ダイカンは火炎の津波を骸骨兵たちにぶつけ、一掃した
ハッタン王国 砂漠
砂の中から、次々と骸骨兵たちが這い出てくるが、フロストたちは砂漠でそれらを迎え撃つ
フロスト「こちらの体力がもたない…ここまでか!」
ゲイル「俺様を忘れるなぁ!」
ズドーン!と砂嵐と共に海賊、ゲイルが現れた
ゲイル「国王!話はあとだ!休戦といこう!」
フロスト「貴様!神獣を返せ!」
ゲイル「冗談を言えるくらいの元気はあるみたいだな!そぉら!」
ゲイルは骸骨へ木槌を振り回す
各国で悪と正義が交わり、協力し世界を救っているのだ